貯金ゼロ・借金80万から3年で資産500万を作った“ズボラ家計改善術”知り合いの話
① 「お金、ちゃんとしなきゃ」と思いながら、何もできなかった私へ
突然ですが、こんなこと、ありませんか?
給料日が来ても、なぜか口座の残高は先月とほぼ同じ。
家計簿アプリは2週間で挫折。
「投資、始めなきゃ」と思ってYouTubeを開くけど、結局その日も何もせずに寝てしまう。
SNSを見れば、同世代の誰かが「副業で月10万達成しました!」と笑っていて、
私はベッドの中で、スマホの明かりに照らされながら、ちょっとだけ泣きそうになる。
——これ、3年前の私の話です。
当時28歳、手取り19万円。
貯金ゼロ。
ついでに、奨学金とリボ払いで合わせて借金80万円。
「ちゃんとしなきゃ」って、毎晩思ってました。
思ってただけで、何もできなかった。
もし今、あなたが同じような夜を過ごしているなら。
「お金の不安はあるのに、何から始めればいいかわからない」と立ち止まっているなら。
この記事は、たぶん、あなたのために書いています。
② うまくいかなかった頃の私の話
正直に書きます。
私はずっと、「お金に強い人」に憧れていました。
家計簿をきれいにつけて、エクセルで資産推移をグラフにして、つみたてNISAをサラッと運用している、あの感じ。
だから、何度も挑戦したんです。
家計簿アプリは、ダウンロードしたのが3つ。
全部、最初の3日はがんばって、4日目に飽きました。
「副業で稼ぐ方法」みたいな本も、5冊くらい買った。
読んだのは、半分。
実行したのは、ゼロ。
ブログを始めようとして、WordPressの開設で2時間迷子になって、そのままタブを閉じた日もありました。
Webライターに登録だけして、案件に応募する勇気が出なくて、3ヶ月放置したこともあります。
夜になると、よく考えてました。
「このままだと、たぶんマズい」
「でも、何から手をつければいいかわからない」
「そもそも私、続いたことなんてなかったし」
頭の中はいつも、未来への不安と、過去の自分への失望でぐちゃぐちゃ。
気づけばSNSを開いて、誰かのキラキラした成功談を眺めて、自分と比べて、また落ち込む。
「行動できない自分」が、いちばん嫌いでした。
③ 転機は、たぶんすごく地味でした
変わったきっかけは、何かドラマチックな出来事じゃありません。
ある日、コンビニで500円のスイーツを買って、レシートをカバンに突っ込んだとき。
「あ、私、今月これで4回目だ」って、ふと気づいたんです。
その瞬間に思ったのは、「節約しなきゃ」じゃなくて、
「私、自分が何にお金使ってるか、本当に知らないんだな」 ってこと。
家計簿が続かないのも、副業が続かないのも、
たぶん、“完璧にやろうとしすぎていた” からでした。
全部の支出を1円単位で記録しようとして、3日で疲れる。
副業も「月10万円稼ぐぞ!」って意気込んで、結局1円も稼げないまま終わる。
ハードルを高く設定して、できない自分を責めて、やめる。
このループを、何年も繰り返してきたんだなって、レシートを見ながら思いました。
そこで、ひとつだけ決めたんです。
「ちゃんとやるのは、もう諦めよう」
完璧な家計簿はやめる。
代わりに、スマホのメモに、コンビニで使った金額だけ記録する。
それだけ。
副業も、「稼ぐ」じゃなくて、「とりあえずクラウドワークスで300円の案件に1つだけ応募してみる」に変えました。
ズボラな自分を、変えようとしなかった。
ズボラなままでもできるやり方に、変えた。
それが、たぶん、私の人生で初めての“続いた”きっかけです。
④ そこからの3年は、想像してたのと全然違った
正直に言うと、すぐに人生は変わりませんでした。
最初の3ヶ月は、コンビニ代をメモするだけ。
それでも、月末に見返すと「あ、3万円もコンビニに使ってたんだ……」と気づいて、自然と回数が減っていきました。
家計簿じゃなくて、ただの“気づき”でした。
副業も、最初の300円の案件は、書くのに6時間かかりました。
時給に換算したら50円。
バイトの方が、よっぽど稼げます。
でも、その300円が振り込まれた日、めちゃくちゃ嬉しかった。
「私、何かを生み出してお金を受け取った」っていう感覚が、初めて自分の中に芽生えた瞬間でした。
そこから、ちょっとずつ。
月3,000円、月1万円、月3万円。
半年後には、副業で月5万円稼げるようになっていました。
借金は、副業の収入を全部返済に回して、1年4ヶ月で完済。
完済した日、ATMの前でちょっと泣きました。
誰にも言ってないけど。
家計のほうも、「ズボラ用」のルールを少しずつ増やしていきました。
- 給料日に、先取りで2万円だけ別口座に移す
- つみたてNISAは、月5,000円から
- 細かい家計簿はつけない、月1回だけ口座残高を見る
それだけ。
ほんとに、それだけです。
途中、何度も挫折しかけました。
副業の案件で理不尽な修正を10回くらい食らって、「もうやめたい」と泣いた夜もあるし、
つみたてNISAが一時的にマイナスになって、解約しようとした日もある。
完璧な成功談じゃ、全然ないんです。
ただ、「やめなかった」だけ。
気づけば3年が経って、口座の数字を見たら、500万円を超えていました。
「お金に強い人」になったわけじゃありません。
今でも家計簿はつけてないし、コンビニスイーツも買います。
ただ、“自分はお金とちゃんと付き合える人間だ” って、思えるようになった。
私にとって、それがいちばん大きな変化でした。
⑤ もし、3年前の私と同じ場所にいるあなたへ
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
最後に、過去の自分に話しかけるつもりで、書かせてください。
——あなたは、ダメな人間じゃないです。
家計簿が続かないのも、副業が始められないのも、
あなたの“意志が弱い”からじゃありません。
ただ、ハードルの設定が、ちょっとだけ高すぎただけ。
完璧な計画なんて、いりません。
立派な目標も、いらない。
まず、スマホのメモに、今日コンビニで使った金額をひとつ書く。
クラウドワークスに登録だけしてみる。
つみたてNISAを、月1,000円でいいから設定してみる。
そのくらい、ばかばかしいくらい小さい一歩で、十分です。
私が3年前にやったのは、ほんとうにそれだけでした。
「ちゃんとやる」を諦めて、「ズボラなままできること」を選んだ。
それが、結果的に、いちばん遠くまで連れて行ってくれました。
あなたが今、不安で動けないなら。
たぶん、それは“ダメだから”じゃなくて、“真面目だから”です。
ちゃんとやろうとしすぎて、動けなくなってるだけ。
だから、どうか、自分を責めないでください。
今日、ひとつだけでいい。
「明日の自分が、ちょっとだけラクになる行動」 を、選んでみてください。
その小さな一歩は、3年後、たぶんあなたの口座の数字に、ちゃんと現れます。
——3年前の私が、そうだったように。
