ChatGPTに“丸投げ”で副業月7万円を作った、非エンジニアの私の実践記録 友人の話
ChatGPTに“丸投げ”で副業月7万円を作った、非エンジニアの私の実践記録
① 「私にはセンスがないから」と諦めていた、あの夜のこと
― ねぇ、こんなこと、思ったことありませんか?
「副業、始めたほうがいいのはわかってる。でも、何から手をつけたらいいかわからない」
「AIがすごいって聞くけど、自分は文系だし、エンジニアでもないし……」
「SNSで稼いでる人を見るたび、自分とは“住む世界が違う”気がしてしまう」
もし、ひとつでも当てはまったなら、少しだけ私の話を聞いてください。
私は今でこそ、ChatGPTを使った副業で月7万円ほどの収入を得ています。けれど、ほんの1年前までは、平日の夜中に「副業 初心者 おすすめ」と検索しては、ブラウザを閉じる――そんな日々を繰り返していました。
スマホの検索履歴だけが、どんどん黒く、重たくなっていく感覚。
わかるよ、という人が、たぶん、いると思うんです。
② 「何かやらなきゃ」と焦るほど、何もできなかった日々
私の本業は、地方のごく普通の事務職です。手取りは20万円ちょっと。残業はあまりないけれど、ボーナスも少なくて、貯金もほとんどできない。
30歳を過ぎたあたりから、ふと夜になると不安が押し寄せてくるようになりました。
「このまま定年まで、何も変わらないんじゃないか」
「結婚も、出産も、転職も、何かを選ぶ“余裕”が、自分にはない」
そんな焦りを抱えて、副業に挑戦したのは、実は1度や2度じゃありません。
Webライターに登録してみたけれど、1記事500円の案件に何時間もかかって、心が折れました。ブログも書いてみたけれど、3記事目で「誰も読んでないのに、何を書けばいいんだろう」と止まってしまった。SNSの発信は、フォロワーが2週間で3人しか増えず、勝手に「私には向いてない」と結論を出してしまいました。
ChatGPTのことも、もちろん知っていました。
でも、最初に触ったとき、こう思ったんです。
「……で、これ、何に使えばいいの?」
レシピを聞いたり、メールの下書きを頼んだり。便利だな、と思いつつも、「これでお金を稼ぐ」って、いったいどういうことなの?と、ピンとこないまま、しばらく放置していました。
うまく使いこなしている人のnoteを読んでは、「すごいなぁ」と感心して、そっとタブを閉じる。
そして、また「副業 ChatGPT 初心者」で検索する。
行動しているようで、何もしていない自分が、いちばん嫌いでした。
③ 「完璧に使いこなさなくていい」と気づいた、ある深夜の発見
転機は、本当に些細な出来事でした。
ある日、知人から「会社のプレゼン資料の構成、ちょっと相談に乗ってほしい」とLINEがきたんです。私はそのとき、なんとなくChatGPTを開いて、知人から聞いた内容をそのまま貼り付け、こう打ち込みました。
「この内容で、プレゼン資料の構成案を作って」
ものの30秒で、それなりに整った構成案が出てきました。私はそれを少しだけ手直しして、知人に送りました。
すると、こんな返信が来たんです。
「えっ、すごい!助かった。お礼にランチおごるよ」
――その瞬間、頭の中で、何かがカチッと音を立てました。
私は、ChatGPTを“使いこなして”いたわけじゃない。ただ、困っている人の話を聞いて、AIに丸投げして、出てきたものを少し整えただけ。
それでも、誰かの役に立って、「ありがとう」と言ってもらえた。
それまでの私は、副業を「自分のスキルでお金を稼ぐこと」だと思い込んでいました。だから、「センスがない」「文章が下手」「専門知識がない」と、自分にダメ出しばかりしていた。
でも、本当はそうじゃなかったんです。
「困っている人と、便利なツールの“あいだ”に立つ」だけでも、価値になる。
完璧に使いこなさなくていい。
専門家にならなくていい。
私が“ちょっとだけ先に触ってみた”という、その小さな差で、誰かを助けられる。
その夜、私は初めて、副業を「怖いもの」ではなく「やってみたいもの」として捉えられた気がしました。
④ それでも、最初の1ヶ月はゼロ円だった
……と、ここまで書くと、まるで翌日から順調に稼ぎ始めたみたいですよね。
正直に言います。違います。
私が最初にやったのは、ココナラに「資料作成お手伝いします」という地味なサービスを出すことでした。価格は1件1,500円。自分でもびっくりするくらい、安く設定しました。
結果、最初の1ヶ月、依頼はゼロ。
「ほら、やっぱりダメだ」
「私みたいな普通の人に、お金を払う人なんていない」
何度も削除ボタンに指をかけました。やめる理由なら、いくらでも思いつきました。
それでも、今回だけは、ほんの少しだけ、踏ん張れたんです。
あのプレゼンの夜、感じた「役に立てた」という感覚を、もう一度味わいたかったから。
サービスのタイトルを変えました。「資料作成」ではなく、「あなたの伝えたいことを、AIで“伝わる構成”に整えます」に。
紹介文も、知識自慢ではなく、「私もパワポが苦手だったので、同じ悩みの方を助けたいです」と、正直に書きました。
最初の依頼が来たのは、サービスを出してから42日目。
報酬は1,500円。手取りで言えば、1,200円ほど。
それでも、振り込まれた通知を見たとき、私はキッチンで泣きました。
金額の問題じゃなかったんです。
「行動しない自分」から、ほんの少しだけ、卒業できた気がして。
そこから少しずつ、依頼が増えていきました。3ヶ月目で月3万円、半年後にようやく月7万円。途中で値上げもしたし、リピーターさんもついてくれました。
今でも本業は続けているし、急にキラキラした生活になったわけでもありません。
でも、「自分の力で稼いだお金で、母にちょっといいお茶を贈れた」――それだけで、世界の見え方が変わりました。
⑤ あの夜、検索画面を閉じてしまった“過去の私”へ
最後に、これを読んでくれているあなたへ。
というより、1年前の私自身に、語りかけるつもりで書かせてください。
ねぇ、大丈夫だよ。
ChatGPTを完璧に使いこなせなくていい。プロンプトの本を全部読まなくていい。フォロワーが少なくても、文章が下手でも、構わない。
副業って、特別な才能を持った人だけのものじゃなかった。
「ちょっとだけ先に触ってみた人」が、「まだ触っていない人」を助ける。
ただ、それだけのことだったんだよ。
最初の一歩は、たぶん、あなたが思っているよりずっと小さくていい。
ココナラに登録するだけでもいい。ChatGPTに「今日の悩みを聞いて」って打ち込むだけでもいい。家族や友人の困りごとを、AIに丸投げして渡してあげるだけでもいい。
うまくいかない日もあると思う。
依頼が来なくて、心が折れそうになる夜もあると思う。
「やっぱり私には無理だ」って、何度も思うかもしれない。
それでも――
あの日、検索画面をそっと閉じた指で、今日はほんの少しだけ、違うボタンを押してみてほしいんです。
完璧じゃなくていい。
怖くて当たり前。
ただ、“過去の自分”に「あの日、動いてくれてありがとう」って言える日は、思っているよりずっと近くにあります。
あなたの最初の一歩を、私は、心から応援しています。
この記事が、誰かの“次の検索”を、行動に変えるきっかけになりますように。
