21年プロとして言葉と向き合った50代起業家が辿り着いた、文章術より大切な事
「ことばで、思考と感情を整える」
この2ヶ月、私がずっと取り組んできたテーマです。
社会で生きていくうえで、私たちは知らず知らずのうちに多くの「役割」を背負っています。
そして、その場にふさわしい「正解」を出すことを、自分に課しています。
けれど役割を果たそうとすればするほど。
正解であろうともがけばもがくほど。
いつの間にか遠ざかってしまっていた「自分のことば」。
私自身が昨年1年間かけて、noteを毎日書きながら取り戻していたのも、まさに「自分のことば」でした。
クライアントさんの言葉を聴き続け、クライアントさんの言葉で書く。そんな仕事に全神経を注いできた20年間。
気がつくと、自分自身が何をどう考え、感じているのか。「自分のことば」がわからなくなっていました。
書くことで自分を整え、自分のことばに鼓舞されてもう一度立ち上がり、人生のリズムを取り戻す。
そうした自らの再生体験が、メンバーシップ『ことばと書く人の寺子屋』の原点です。
「もっと深みのある文章を書きたい」
「発信軸を見つけたい」
「自分らしい言葉で伝えたい」
これまで寺子屋の門を叩いて下さった方々は、こうした想いを抱えていらっしゃいました。
プロとして言葉を扱ってきた経験と知見から、皆さんを全力でお支えしていこうと取り組んだ、開講からの2ヶ月間。
けれど、すこしずつ違った景色が見えてきたのです。
深みのある文章も、発信軸も、自分らしい言葉も。
実は、皆さんのなかに「すでに」存在していました。
ただ、
「正しく書くという『正解』に縛られ、感情を置き去りにしていた」
「ちゃんと伝えることを優先して、自分の温度を消していた」
「自分はこれでいいのだと、自分に許可を出すことをためらっていた」
本質的な課題は、書く技術ではなく、その手前にあったのです。
だからこそ私は、お一人おひとりに「問いかけ」を投げかけます。
例えば、つい見過ごしてしまいそうな小さな違和感や、心の奥に沈めたままの「本当はどうしたかったのか」という微かな声。
その問いに応え、ご自身の内側を掘り起こしていただく。 すると、止まっていた感覚が、ゆっくりと、けれど確実に動き始めました。
・明確になった、自分だけの発信軸
・くっきりと立ち上がった「何を言いたい人か」という輪郭
・借り物ではない、自分を表す瑞々しい言葉の誕生
・「伝えるための言葉」から、溢れ出す「自分のことば」へ
これらは、ご参加くださった方々がこの2ヶ月で掴み取った、確かな手ごたえです。
「私は何を言いたい人なのだろう」
文章を書いているのに、発信をしているのに、どこかしっくりとこない。
『ことばと書く人の寺子屋』では、文章の添削や文章術の前に、「問いかけ」を通して、自分の中にある言葉を掘り起こしていく時間を何より大切にしています。
書くことは、誰かに伝えるためだけのものではありません。自分のなかにあるものを整理し、見つめ直し、もう一度人生を「編集し直す」ための行為なのです。
これまでの人生で「役割」や「正解」を優先し続けるうちに、いつのまにか「自分はどうしたいのか」が遠くなってしまっていた。
だからこそ、一度立ち止まり、言葉を通して自分の声に耳を傾ける時間が必要なのです。
もし今、「書けないわけではないけれど、何かが違う」と立ち止まっているのなら。
その感覚を一緒に少しずつほどいていく時間と場があります。
✿✿ 長いお休み明け、落ち着いて自分のことばを取り戻す時間を ✿✿
✿ 筆子だより ✿
おりらちゃんの問いかけ・・・書く手が止まる理由も人それぞれ。けれど、それが書けるということは、対処法も自分が知っているということです。
なにか、ピンとくるところがあったら、フォローやスキをいただけると、りらの花もほころびます。コメントもお気軽にどうぞ!✿ 今日も、ごきげんよう✿
