50代起業家が想う、ほんとうに大切なのは「巡り」を絶やさないこと
わが家には、ウサギのりらちゃんのほかにメダカもいます。
はじめてメダカを飼い始めたのは20年ほど前のこと。お花屋さんで売られていた3匹のメダカちゃんたちからの始まりでした。
飼い始めの頃は、浮草などに産み付けられた卵を見つけては捕獲して、別の容器で孵る様子を観察。
ロケット発射のように、卵からビューンと飛び出してくる子メダカたちを、日がな一日眺めていたこともあります(暇か)。
このように親から隔離すると、まあ増える増える。
一時期は200匹を超えてしまい、庭の水鉢では足りず、「メダカ屋でも始めるのですか?」といった感じの大型水槽で飼っていた時期もありました。
というのも、親メダカと一緒にしていると、生まれた子メダカのほとんどは、親や大人のメダカに食べられてしまうのです。
最初は可哀そうだと思って隔離していたのですが、200匹まで増えてしまい、これはアカンと。
そこで自然の調整能力に任せておくようにしたら、いい感じに世代交代が行われていきました。
今年の夏は、ちょうどそんな世代交代の時期。
3、4年とメダカにしては長生きしてくれた子たちが、新しい命を残して、皆、旅立っていきました。
今、水槽に残っているのは、5匹の小さなメダカたち。
親メダカのゆったりと泳いでいた姿に比べると、動きがちょこまかしていて可愛い💙 一日中見ていても飽きません。
最初は「守ること」が正解だと思っていました。だから、卵を隔離して一匹でも多く育てようとした。
ところが、その善意も過ぎると生態系としてはむしろ不自然な状態になってしまう。
一方で、自然に任せるとすべては残りません。けれど、その残らないことも含め、ちょうどよいバランスが保たれていくのです。
文章でも、発信でも同じだなぁと。
思いついたことをすべて残そうとすれば、文章は過剰になる。けれど、本当に伝わる文章には、選ばれた言葉たちだけが残っているものです。
発信も、万人に届けようとすれば、無難になり自分らしさが損なわれる。真に響く人に届けば、その言葉は次の読者、新しいつながりを生んでくれる。
仕事も、人間関係も、人生も然り。
「増やす」ということより、「自然に循環する」こと。必要なものだけが残り、次の世代へと受け継がれていく。
その巡りを絶やさないことが、大事なのだなぁと。
メダカさんにしろ、ウサギのりらちゃんにしろ。私が大切にしたいことは、いつも自然の中にその答えがあるようです。
✿✿ ほんとうに響く言葉を見つけ出す ✿✿
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