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BLOG:150~life in ASAHIKAWA

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『アティチュードとしてのワードローブ』

そろそろ旭川も秋の片鱗を見せてきた。

衣替えの季節、2025AW。

僕も良い歳になってきて、
ここ数年は将来的なことも含めた
「ワードローブの厳選」を意識している。

ヘヴィーアウターやパンツ、キャップ、Tシャツに至るまで、
「将来も愛用できる“本当に好きなモノ”」
に絞っていきたい。

その基準は好きなアイテムであることは大前提として、
利便性や入手に至る経緯なども含めた
「人生の相棒」と呼べるに足る存在であるかどうかである。

寝る前にふと考えてしまうテーマの一つが、
この「ワードローブの厳選」。
夜な夜な不定期開催される、
「人生の相棒オーディション」だ。


オラ、考えるだけでワクワクすっぞ!


僕の青春のルーツはヒップホップ(G-RAP)。

だが服に関しては、
「新品がクール!」
というヒップホップ思考よりも、
「使い込まれた味がクール!」
というアメカジ的な感覚が強い。

破れや擦り切れはリペアして着続け、
その痕跡をむしろ美と捉える。

デニムやネルシャツ、
ブーツ、Tシャツもリペアして育てる。

『ヴィンテージTシャツの市民権獲得』

ここ数年の古着ブームの中で、
いちジャンルとして頭角を現し始め、
異常なまでに価格高騰したヴィンテージTシャツ。

デニムなどに比べて「アイテムとして分かりやすい」
というのが理由だろう。

ただ、すでに流行のピークは越えつつあると感じる。
個人的な指標だが「かまいたち山内氏が食いついたら終焉の合図」。

では、どうしてここまで認知されるようになったのか。
僕なりの独断と偏見で「震源地」を振り返ってみたい。

僕はファッションに疎いので、一般的な感覚として、
「ここだったよね!」という話。
有識者の方は軽い気持ちで読んで欲しい。

『2010年代前半、ラグジュアリーストリートの流行り』

Fear of God(Jerry Lorenzo)
Off‑White(Virgil Abloh)
 
好きな人がいたら大変申し訳ないが、
僕は上記の2ブランドに全く興味がなく通ってきていない。
好んで着ている人達に魅力を感じなかったという点も大きい。

僕はこの頃、
一般社会に馴染むためにB-BOYイズムを抑えつつ、
キャップ厨からの脱却。

一般社会に馴染もうともがき、
自然とアメカジやミリタリーに傾倒、
レプリカブランドのデニムを育てるのにハマっていた。

とはいえ、上記ブランドで印象に残っているのは、
デザイナー自身がファッションアイコンとして名を馳せた点だ。
とくにカニエウェスト YEEZUS ツアー(2013〜)
のグッズを手掛けた
Fear of Godのジェリーロレンゾ。

ジェリーロレンゾが友人のヴァージルアブロー(Off‑White)に、
Fear of Godの1stコレクションを送って、
それをカニエが気に入って、
このツアーグッズ案件に繋がったそうだ。

彼はヴィンテージTシャツのコレクターでもあり、
その文化的背景や美学をFear of Godで再構築。
結果としてオリジナルのヴィンTの価値も吊り上げた。

2015年の GQ 記事では、
ジェリーロレンゾが「よくヴィンTを買う場所」として、
LAのローズボール(フリーマーケット)、
シアトルの Tyranny + Mutation(Rick Moe氏の古着屋)
を挙げている。
実際に、同店の厳選ヴィンTをベースにしたアイテム
をリリースしたこともあった。

この辺から、
感度の高い層にヴィンTブームが到来した印象だ。
下の動画でローズボールの雰囲気を感じていただければ。

『ジャスティンビーバーの2016年Purposeワールドツアー』

個人的にはカニエの YEEZUS ツアーよりも、
ジャスティンのPurposeツアー。

今作で「アイドルからアーティストへ」

2015年に出したこのアルバムは空前の大ヒット。
2016年から始まったワールドツアーは、
ジェリーロレンゾが衣装とグッズを担当。
ジャスティンのファッションも注目された。
 
僕らオジにとってのジャスティンビーバーって、
「ベイビ~ベイビ~ベイビ~オーライッ!」
で出てきた、
モップヘアのティーンアイドルってイメージ。
日本で言うとジャニーズの曲みたいな。
売れているけど刺さらないみたいな。

そもそもジャスティンと言えば
インシンクのティンバーレイクなのよ。

それが今作でジャスティンと言えばビーバーになった。
(あくまで個人的な体感)


ブラックミュージック好きとしては、
クリスブラウンみたいに出始めから
「スキル注目」されていたわけではなく、
ジャスティンビーバーはあくまでアイドル。
(Youtubeがキッカケでスターになった走りの人)
 
それがいつの間にか前髪を上げ始め、
タトゥーを入れ始め、
問題行動が目立ち始めた。

セレーナゴメスと破局したり、
ゴシップアイドルというイメージが強かったが、
この4枚目のアルバムPurposeで
アーティストとしての評価が一変した。

これが本当にカッコ良かった。
有名なダンサーらもこぞってこのアルバムの楽曲を使った。
クラブミュージック・ブラックミュージック好きにも
刺さったアルバムではないのだろうか?

僕はこのアルバムでジャスティンのイメージが本当に変わった。
嫌いだったモップヘアのビジュイメージもすっかり消えた。
アルバム通して美しいボーカルワーク。
僕はCompanyが大好きだ。

『同時期、有名セレブの着用、InstagramなどSNS拡散』

この頃からセレブリティの着用、
そしてInstagramを中心とするSNS拡散が決定打となる。

「キムタク着用」のようなノリが、
世界規模・リアルタイムで広がる時代になった。

その結果、古着の価格変動もグローバル化。
ヴィンT、特にバンTの価値が跳ね上がっていった。
 
ザックリこんな感じだろうか?

『僕の拘り — attitude と identity』

ただし僕自身は、
バンド音楽に触れずに生きてきたため、
バンTに全く興味がない。

僕にとってファッションとは
アティチュード:attitude
(表現の姿勢・服との向き合い方・スタイルの方向性)
と、
アイデンティティ:identity
(服を通して表現される個人の核、価値観やルーツを示す本質)

だからだ。

「聴いたことのないバンドのTシャツ」
は僕の拘りに反する。
他人がどう楽しむかは自由だが、
僕の解釈では違う。
 

『ヴィンT価格のこれから』

ヴィンTの価格高騰はどこまでいくのだろうか。
僕の予想は大暴落もなく(3桁系Tシャツは分からんが)、
一定のところで落ち着くのではと思っている。
 
「だってただの布だぜ?(by 堂本光一)」
 
僕は10万近いTシャツも持っているが、
その価格で買おうとは全く思わない。
そもそも僕は2万以上のTシャツを買ったことがない。
 
1万超えたのって、
ウィリアムウェグマンのARCとLOLITA、
アリシアキーズの2002ツアーT、
最近購入したフィフスエレメントのVFX、
この4枚くらい。
 
未だに1万以上のTシャツは悩みまくる。 

「だってただの布だぜ?(by 堂本光一)」


最後に、

『僕が本当に愛するTシャツの条件』

その1:ボディはコットン100%、ヘヴィーウェイトであること。
これは絶対的な基本。
ガシガシ着て、ガンガン洗って、
それでも一生着られるくらいタフである必要がある。
そして時間とともに変化していく生地の風合いがたまらなく好き。
僕の住んでいる場所は寒い時期が長いから、
一年中着るなら厚手で丈夫じゃないとダメなんだ。

その2:シルクスクリーンプリントであること。
シルクスクリーンプリントは着込むほどに味が出て、
表情が変わっていくのが魅力。
沢山着て、自分だけのヴィンテージに育てたい。
特に、手刷りの厚盛りインクが大好きだ。
インクジェットのプリントも美しいのだけれど、
僕は分厚いインクのシルクスクリーン派。

その3:丸胴ボディ(脇に縫い目がない)であること。
そのほうがシルエットが美しい。
横割りのTシャツも、ねじれていく感じに味があるけど、
僕は丸胴の方が好き。

その4:オリジナルタグが付いていること。
ブランクボディータグも悪くはないけど、
オリジナルタグがあるとテンションが一気に上がる。
タグはロマンだから。
どんなに好きなヴィンTでも、
タグが切られていたら買わない。
これは拘りだ。

その5:特別感があること。
アイテム自体のクオリティには関係ない要素だが、
所有欲を満たすという意味で大事。
「限定」と言っておきながら、
すぐにリプリントするブランドは信用できない。
僕がその一枚を買うとき、
払っているのはTシャツ代だけじゃなくて、
そのクリエイターへの敬意だ。
それは所有欲も満たしてくれる。
コレクターにとって、特別感はものすごく大切。
名前は出さないけど、定期的にリプリントしたり、
「限定」と言いながら、
いつまでもオンラインストアを開けっぱなしにしているブランドもある。
そういうブランドは信用できないし、
ただの金儲けにしか見えない。
特別感は大事な要素の一つ。


まぁ色々と列挙したが、
全て当てはまらなくても良し。
結局気に入れば全て良し。


See Ya!!!


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