初めてがこわい〜中体連編
みなさんは、初めてのこと、初めての場所、初めての仕事に、クールに入っていけますか?
私は、「初めて」がとても苦手
そして、ものすごくこわい
いつもオドオドしています(心の中)
今回は、私が中学校に異動して初めて経験した中体連の大会での救護の話です。
私の地区の中体連では、養護教諭が大会に「救護係」として配置されます。
目の前にいるのは、本気で戦う中学生たち。
その中で起きる傷病に対応する――
すぐ試合に戻りたい本人、戻したい周囲、
そして「これが最後の試合かもしれない」
という空気。
処置だけでなく、気持ちや状況の整理も必要で、毎回、心のおちょこは満杯になっていました。
①サッカー:ロスタイム(君がこわい)
異動後、初めての中体連救護。
配置されたのはサッカー。元気爆発の代表格。
照りつける太陽の中、ボールに群がる中学生たち。
私は心の中で絶えず祈る。
「お願い、スポドリ一気して!」
→熱中症がこわい
「ボールにそんなに集まらないで!」
→接触がこわい
「そんなに強く蹴らないで!」
→打撲がこわい
あのスパイクの裏もこわい
脳震盪もこわい
ただドキドキしながら
後半30分が終わった…と、思ったらホイッスルが鳴らない。
え?ロスタイム?まだ続くの?
60分間、プレッシャーと緊張にさらされ、試合終了の瞬間、全身で開放感を味わいました。
…試合の“楽しさ”?感じられないです…
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②アイスホッケー:氷の上でデビュー(なんで?)
次は、自分の学校が出場するアイスホッケーの救護に配置。
応援できる〜とはりきって救護席へ
…サッカーより速くてこわい…
シュート?点入った?
早すぎて、全くわからない。
1ピリオド20分。オッケー。
2ピリオド終わった。よし、終わり…
…じゃなくて、あと1回ある!?
そんな3ピリオド目。誰か倒れた!足を痛めた様子。
お願い、立って。動いて。…動かない。
「救護!!」
ひぇ〜、呼ばれた。
果敢にスイスイリンク上を歩く先輩マダム養護教諭。
え、私、行きたくない
氷の上を歩いたことない
リンクサイドからはだめですか?
でも、マダムが行ったのに…
先輩に続く
そんなへっぴり腰の私に
観客席から
「おちょこセンセイだ!がんばれー!!」という、なぜかうちの生徒の応援が飛ぶ。
いや、なんか絶対いじってるよね。
でも、私はがんばるよ!!
だってそこにはけが人がいるから!
とスピードを上げたその時、
一度浮き上がってからの、ドッテーンという尻もち。
観客席、大盛り上がり。
私、救護される側に。
迷惑…
あとで知ったのですが、救護担当はリンクに下りちゃいけなかったそうです(え、先に知りたかった)
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③バスケ:私の知識もアップデート
また早い競技。バスケ。動きが激しすぎる。
私のバスケの知識は中学校のテストに出た「ピボット」で止まってます。
次々とふくらはぎがつる生徒たち。
必死に筋肉を伸ばして、痙攣を抑える。
「もう無理だよ」って思っても、
選手:「戻る!」
監督:「戻せ!」
戻った。走れてない。
でもこれが最後の試合。
その子が泣いて、私も泣いて(え?)
全然知らない子です。
次の試合では、目の前のベンチで監督同士が口論してる。
一方、ベンチの子どもたちは無関心。集中してる。
おもしろヒゲのおじさんと、熱い若造の口論。
…本気って、すごい。
いや、ここまでになれるってあなたたちすごいよ!!でもちょっと (笑)
そして、試合を見てるうちにわかりました!
24秒ルール!
「攻撃側は24秒以内にシュートしなくてはいけません!!」
ふふ、知ってます?
(…すみません!すみません!本当に50才過ぎてから知ってしまいました…)
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④卓球:静けさと熱さのミックスプレー
静かにカン、カン…と打ち合う音。
たまに鼻血が出るくらいで、
他の競技とは時間の流れがまるで違う。
でも…そこにも熱い生徒たちが。
この1球にかける中学生の眼差しが、カッコ良すぎた。
そして、強くなくても、なんだか気になる選手がいる。
フォームがかわいいとか、声が小さいとか、返球のクセが独特とか。
つい目で追ってしまう、“推し”の選手ができたりもある。
これからもオドオドさんとともに行きます
全競技、10年以上前と同じ気持ちで
いまだにオドオドしながら、
行く前は本当に憂鬱になりながら、
「救護で来ました!」と本部へ向かう。
けど、こうしてみると、案外やれてる。
(救急処置のプロだから)
次は34度予報
剣道の地区大会
このオドオドさんの自分を受け入れつつ、命を守るため、最高の準備をして向かいます!
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みなさんは、「初めての場所」や「初めての仕事」で、
心の中の“オドオドさん”が顔を出すこと、ありますか?
きっと私たちの“緊張と不安”は、自分と誰かの“安心”のために使われてるのかもしれません。
(AIさんより)
今日のぽつり
「初めてがこわい。初めてが苦手。
だけど『やってみたら案外いけたのプロフェッショナル』を目指してみる」
