保健室の先生走る「うんちとウサギ、同時多発事件」
〜もう誰にも整理できない修羅の昼休み〜
学校って、不思議な場所です。
「別に同時に起きなくてもいいこと」が、なぜかピッタリ同じタイミングで発生します。
ある日、静かな昼休み——のはずでした。
珍しく職員室で、先生たちと談笑していたひととき。
その穏やかな空気を打ち破ったのは、元気な声とノック。
「せんせーい!! 廊下にコロコロうんちがありまーす!!」
全員、顔を見合わせる。
そして秒でゴム手袋装着。準備万端。
私は“うんち方面”へ。他の先生たちは、子どもたちに異常がないか確認に向かいます。
廊下に転がるうんちをひとつ発見し、回収していたその時——
「せんせーい!! 階段にもコロコロうんちがありまーす!!」
……え?
それはもうキャパオーバー。
だって私の心の容量、おちょこサイズなんだよ?
気を取り直して階段方面へ歩き出した、その瞬間。
遠くから別の子の叫び声。
「せんせーい!」
え?次はどこ?
と構えていると、
「せんせーい!! ウサギが逃げましたーーー!!」
いや、今じゃない!!!!
しかも2匹!?しかも別方向に!?
とはいえ、逃げたウサギは待ってくれないし、
廊下のうんちも片づけなきゃだし、
子どもたちはテンション爆上がりで騒ぐし、
もう何が最優先か完全に不明。
先生たちは自然とウサギ班とうんち班に分かれて全力ダッシュ(無言の分担の美しさにちょっと惚れる)。
私はというと、軽快な(多分)手さばきで次々とうんち回収&消毒。
そして子どもたちから、なぜか拍手。
……おちょこはまだあふれてない。ギリギリセーフ。でも満タン。
(※ちなみに、ウサギは無事に保護。うんちも全回収済みです。あとから出てきた、体育館のマットの上のやつもね)
静かな昼休み、なんて幻想です…
今日のぽつり:
「同時多発事件には弱いおちょこだけど、全方向にちょっとずつ動けるのが強み……なのかもしれない?」
【次回予告】
「教頭先生の鼻毛事件」か「あの子と2人のたこ焼きフェス」どっちにしよう…
あの…noteの大海原に埋もれている私のこのおちょこ話を読んでくださっている方、本当にありがとうございます!
お礼をお伝えしたく…🙇♀️
また、心にフィットする話がありますように🌙
