“全部ダメだ”と泣いた日、父の言葉の重さ 🔥4
人にはいいところも、悪いところもある。
人は、そう言う。
私の良いところは、
悪いところはなんだったのだろうか。
父の慰めのつもりの言葉が、私にはトドメの一撃のように響いた。
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その日も、私は父から怒鳴られていた。
「勉強をしない」「片付けない」
泣いている私に、父は言った。
「お前は悪いところばかりじゃない。
いいところもたくさんある。
むしろいいところの方が多い」
普段ほとんど褒められたことのない私は、
大泣きしながら首を振り、こう答えた。
「いいところなんてない」
しかし父は続けた。
「お前の悪いところは1つか2つだけだ。
でもそれが、お前の“いいところ”を全部台無しにする。
だから結果マイナスになる」
「だからお前はダメなんだ」
「分かるか?」
父は慰めようとしていたのかもしれない。
でも、私には「結局、お前は全部ダメだ」と言われているように感じた。
それは、ある意味トドメの言葉に聞こえた。
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「お父さん、なんであんなにみのりにひどいと思う?」
ある日、母にこう問いかけられた。
私が黙っていると、母は続けた。
「社会に出たら大変だから、今のうちに辛い目にたくさん合わせて慣れさせているんだって」
「意味がわからない、バカじゃないの」
母が何に怒っているのか、よく分からなかった。
そんなことを言いながらも、母は父の前では決して何も言わなかった。
助けてもくれなかった。
私は、助ける価値のない子だからなのか。
なにが、バカなのか。
私は、母の姿を黙って見つめていた。
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🫧この形の私

