【CoCシナリオ公開】1~4人で回せる短時間ギャグシナリオ『超高速! 徳積み輪廻、善行の果てまで(スキップ不可)』【TRPG】
おはようございます、早坂いのるです。
今回は、サクッと出来る短時間ギャグシナリオです。
『超高速! 徳積み輪廻、善行の果てまで(スキップ不可)』 「おめでとう、来世への切符。でも、まだ徳が足りないよ。君がその“善意”の真実を知った瞬間、僕という極楽は、君の功徳と共に、煩悩の渦に消えてしまうんだ。」
■ シナリオ概要
システム: 新クトゥルフ神話TRPG(第7版)
形式: クローズド(1~4人向け)
推定時間: 1時間(即死ハイスピードギャグ)
推奨技能: 〈言いくるめ〉〈応急手当〉〈製作(または芸術)〉
特殊ルール:『即時リビルド』
HPが0になると「徳が足りない」と判定され、天界の受付から即座に復活(リスポーン)する。
死ぬたびに「前世の恥ずかしい記憶」を強制的に見せられ、SANが「1」減少する。
■ あらすじ あなたたちは、不慮の事故(バナナの皮や、シュレッダーに巻き込まれる等)で一斉に死亡した。 たどり着いたのは、キンキラキンの「天界・入国管理局」。そこで告げられたのは、「天国行きの定員があと1名」という残酷な事実だった。 「今からこの『天界アスレチック』を走り抜け、最も多くの“徳(善行)”を積んだ者だけを救いましょう」。あなたたちは、死んでは生き返る輪廻転生を繰り返し、無理やり善行を積み上げながらゴールを目指す。
■ 五章構成:爆走する功徳、剥落する偽善
第一章:天界の受付、あるいは地獄の始まり
まばゆい光の中、事務的な天使が「はい、次の死んだ方~」と声をかけてくる。
描写: 目の前には「おばあちゃんの荷物運び」や「迷子の猫探し」などの善行ポイントが点在する死のアスレチック。
判定: 〈目星〉。成功すれば、道端に落ちている「徳を積める空き缶」を発見する。拾おうとすると背後から巨大な「仏の掌」が降ってきて圧死(リスポーン。SAN -1)。
第二章:強制ボランティアの嵐
「善意の押し売り」エリア。無理やりボランティアをさせられる。
アクション: 〈応急手当〉。怪我をした天使(偽物)を治療する。失敗すると「藪医者!」と罵られ、ショック死(SAN -1)。
7版要素: 「プッシュロール」。より丁寧に治療しようとして、逆にトドメを刺すと、「不殺の誓い」を破ったとして落雷が落ちて死亡(SAN -1D3)。
第三章:煩悩の誘惑
影から現れたのは、高級肉や札束を差し出す「煩悩の化身」。
ロールプレイ: 「天国なんて退屈だぜ。ここで欲望のままに遊ばないか?」
判定: 〈精神分析〉または〈対人関係技能〉。自らの理性を保ち、欲望を跳ね返す。失敗すると、欲望に溺れて心臓麻痺で死亡(リスポーン)。
第四章:徳の最終集計
いよいよゴール直前。これまでに積んだ「徳」を物理的に背負って走る。
ギミック: 「幸運」の消費。これまでの死に際に見せた「潔いリアクション」が、神の目にかない、徳のボーナス加算となるか。運命を支払い、加速する。
第五章:光の向こう側、そして真実
ゴールに辿り着き、ついに「1人だけ」が天国へ入れる瞬間が来る。
真相: 天使が告げる。「おめでとう。君たちが積んだ“徳”が一定量を超えたので、この宇宙の『善悪バランス』が崩壊しました。今からこの世界はリセットされます」。
どんでん返し: 実はここ、天界ではなく**「邪神の暇つぶし用シミュレーター」。積んだ徳はすべて邪神の「おつまみ」として消費され、リセットと共に全員が「最初の事故の瞬間(第一話)」**に戻される。
■ 結末:分岐する3つのエンディング
Happy End:『無限善行の求道者』 (事故の瞬間に戻るが、全員が「死ぬ直前に超人的な回避」を見せる。命は助かったが、無意識に「道に落ちているゴミ」を音速で拾い続ける異能に目覚める。)
Normal End:『徳の過剰摂取』 (事故は回避したが、あまりに徳を積みすぎたせいで、自分の頭上に本物の「後光」が差し始める。眩しすぎて日常生活に支障が出るが、めちゃくちゃモテる。)
Bad End:『永遠の受付待ち』 (リセットがバグり、天界の受付で永遠に順番を待たされることになる。隣には、以前のシナリオで死んだソースやモヤシが並んでいる……。)
■ ストーリーに関するあとがき 「死が軽い」ことを逆手に取り、「善行という名のデスゲーム」に仕立てました。最後に全てがひっくり返り、また最初のギャグシナリオに戻っていく……というメタ的な構造を楽しんでください。
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