【CoCシナリオ公開】1時間で回せる短編タイマンシナリオ『銀河の郵便局、宛先不明の僕(私)たち』【TRPG】
おはようございます、早坂いのるです。
今回は1時間ほどで濃密な読了感を味わえる、情緒的なタイマンシナリオを執筆しました。 テーマは「届かなかったメッセージ」です。
『銀河の郵便局、宛先不明の僕(私)たち』
「受け取って。君に届かなかったこの言葉さえ、僕(私)にとっては世界を繋ぎ止める最後の楔なんだ。たとえこの封筒が、永遠に開かれることのない遺書だったとしても。」
■シナリオ概要
システム: 新クトゥルフ神話TRPG(第7版)
形式: KPCとのタイマン(1人+KP)
推定時間: 45分〜1時間
推奨技能: 〈目星〉〈聞き耳〉〈投擲〉〈精神分析〉
舞台: クローズド(吹雪の舞う銀河郵便局)
ロスト率: 低〜中
テーマ: 伝達の失敗、時を超えた再会、後悔の昇華
■あらすじ
吹雪の音が聞こえる。しかし、その雪は冷たくない。それは、誰にも読まれずに裁断された「手紙の破片」だった。 目覚めると、そこは星々の海を漂う、古びた「銀河郵便局」。 窓の外では、巨大な**「クトゥグア」**の落とし子が、星ごとすべてを焼き尽くそうと迫っている。 隣に立つKPCの身体は、透き通ったガラスの瓶のようになっており、その中には無数の「未投函の手紙」が詰まっていた。 局内に山積みされた「届かなかったメッセージ」の中から、二人の運命を繋ぎ止める一通を見つけ出し、燃え盛る星の海へと投函しなければならない。
■ハンドアウト(HO)
PC(探索者):『宛先を探す者』 君は、迷子になった言葉を見つけ出す受取人だ。山のような手紙の中から、KPCが本当に伝えたかった一言を掘り起こさなければならない。
KPC(キーパーNPC):『投函を忘れた者』 君の心臓は、重い「真鍮の封緘」で閉じられている。言葉を飲み込むたび、君の身体は重くなり、宇宙の引力に引かれて奈落へ落ちていく。
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