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1-3 : 意識的に生きるとは何か〜「無意識の反応」でなく私自身で選び直す

守護龍コーチの、ぴでです。
「気づきの哲学:中級編」をお届けしています。

第1章では、「知の先へ〜体験知への移行」をテーマに、1-1では「わかる」と「腑に落ちる」の違いを、1-2では気づきの習慣化がもたらす変化と停滞を探ってきました。

今回はその流れを受けて、「意識的に生きる」とは何か?という問いを深めてみたいと思います。


無意識の「自動反応」を超えて

私たちの日常は、気づかないうちに、無意識的に「自動反応」することで、あふれています。

たとえば。

  • 否定されると、つい怒りや防衛が出る

  • 不安になると、未来を過剰にコントロールしようとする

  • 相手の態度に、過去の記憶を重ねて傷つく

これらはすべて、過去に身につけた「反応のパターン」でしかありません。わたしたちは知らず知らずのうちに、反射的にそれを再生しています。

この「無意識のループ」を生きていると、気づきがあっても「また繰り返してしまった」という感覚に陥ることがあります。


実際の場面で、「選べなかった」悔しさ

つい先日、守護龍コーチングプロ講座で、ある出来事がありました。

Zoomでの講座の昼休み時間、たまたま一人の方が設定を調整するためにカメラをオンにした際、別の生徒さんがそれに反応して声をかけ、2人でそのまま会話を始めたのです。

私自身はその間、過去の講座動画を確認しようとしていたのですが、Zoom上でその2人の声が共有されてしまい、音声が聞き取れなくなってしまいました。

そのとき、思わず心の中でこう感じました。

「なんで2人で勝手に話してるの?」

怒りの感情が、ふっと湧き上がりました。

でも同時に、その2人はとても楽しそうに話していて、「この場に水を差すように『やめて』と言いたくなっている自分」がいることにも気づいたのです。

それを声に出せば、きっと「正しさ」からの言葉になる。でも、それは「エゴ」なのだと、すぐにわかりました。

結局私は、そのまま声をかけることはせず、その場を見守ることを選びました。

けれど講座中に、講師の田村愛さんからこんなフィードバックがありました。

「誰かが休憩中にZoomで会話していて、皆、それぞれの状況があるから、どう思ったかは人それぞれだと思う。ただ、その2人が話していることに気づいている、この同期の人たちが、誰も何も言わずにただ見ている状況は、私は寂しいと感じた。次にこういう場面が起きたら、あなたたちはどう関わると思う?」

私はこの言葉に、深く胸を打たれました。

怒りからは離れることができたはず。でも、愛からの声かけを選ぶことは、できなかった。

「意識的に生きる」とは、こういう時こそ、試されるのだと深く深く、感じたのです。


「意識的に生きる」とは、私が選ぶということ

この体験は、「意識的に生きる」とは何かを、改めて私に教えてくれました。

それは、反応と反応の「間」に気づき、自分で選び直すことです。

例えば、そんな怒りが湧いたとき。
すぐに反応せず「今、怒っている」と気づく。

その「隙間」で自身に問い直すのです。

  • 反応に流されず、ほんとうに望む在り方を思い出す

  • 自分の中の「愛」から出発する

  • その場に調和と光をもたらすような行動を、選び取る

そうやって、自分自身の選択に立ち返る。そんな「私の選択」こそが「意識的に生きる」ことだと、腑に落ちました。


「気づきの在り方」を、身体とともに

実は、RYT200のヨガ講座でも、まさに同じことを学んでいます。

ヨガでは、外に向きがちな意識を内側に戻し、内省の力を育むことが大切にされています。

「今・ここ」に在る身体に意識を向けること。それが、無意識の反応から抜け出し、真の選択へと戻る第一歩になる。 

これは、守護龍コーチングと完全に響き合う教えです。

頭ではなく、身体と心で「今」を意識的に生きること。

それが、わたしたちの魂を目覚めさせる道なのだと思います。

「意識的に生きる」ための鍵は、身体とのつながりにあります。

頭は過去や未来を行き来しますが、身体はつねに「今ここ」にあります。

  • 呼吸が浅くなっていないか?

  • 胸が緊張していないか?

  • 相手の言葉を聞いた瞬間、身体はどう反応していたか?

身体に意識を向けると、自分の「真の反応」に気づくことができます。

そしてそこに、反応から自由になる「選び直し」の力が生まれます。


習慣化ではなく、“いま”に立ち返る

1-2では、「気づきの習慣化」がもたらす停滞について触れました。

習慣の中での気づきは、時に形骸化し、惰性になります。

「意識的に生きる」とは、その習慣すら一度手放し、「今」の新鮮な気づきに立ち返ること。

それは、その瞬間ごとに、「はじめて出会うように」わたしを見つめる姿勢でもあります。


問いの時間:わたしは「本当に選んで」生きているか?

この記事の締めくくりとして、以下の問いを心に置いてみてください。

  1. 今日、無意識に自動的に反応してしまった場面はありましたか?

  2. その瞬間に、もし立ち止まり、意識的に選び直すとしたら、どうしていましたか?

  3. 最近、自分で選んだと感じられる出来事は何でしたか?

  4. 「意識的に生きている自分」は、どんな感覚をまとっていますか?。

これらの問いは、「生き方そのものを選ぶ」という「わたし」への還り道として、あなたを導いてくれることでしょう

意識的に生きるとは、日々の小さな選択を「私」へと取り戻すこと。

それは、やさしくも、静かな「革命」でもあります。


次回は、感情との関係性をもう一段深めていきたいと思います。

どうぞ、お楽しみに。

それでは、また。

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