全36レース見たのに、1レースも買わなかった日。競馬で一番難しいのは「買わない判断」かもしれない
競馬をやっていると、
「どの馬を買うか」より前に、
そもそもこのレースを買うのか?
で迷うことがありませんか。

重賞はとりあえず買う。
調べたら、せっかくだから買う。
好きな予想家が推していたら買う。
平場から最終まで、気づけば何かしら買っている。
昔の自分は、完全にこれでした。笑
レースを見れば見るほど買いたくなるし、
調べれば調べるほど、
「せっかくここまで見たし、買わないともったいない」
みたいな気持ちになっていました。
でも、それを続けていると、
当たることはあっても、なかなかお金は残りませんでした。
じゃあ、どうすればいいのか。
答えだけ見ると、すごく簡単です。
買うレースと、買わないレースの基準を決めること。
……簡単に言うけど、これが全然簡単じゃないんですよね。笑
重賞だから買いたい。
せっかく調べたから買いたい。
気になる馬がいるから買いたい。
好きな騎手が乗っているから買いたい。
オッズを見ると、なんか買えそうな気がしてくる。
こういう気持ちが入ってくると、
最初に決めた基準なんて簡単にブレます。
だから僕は、
このレースは買いなのか。
それとも見送りなのか。
ここを、自分の感覚だけじゃなく、
できるだけ自動で判定できるようにしたいと思いました。
具体的には、
能力差、出走頭数、逃げ馬数、オッズ、展開リスクなどを見ています。
ただし、
「この条件なら絶対に買う」
という完成されたものではありません。
今はまだ、仮の基準を作って、
結果と照らし合わせながら調整している段階です。
でも、少なくとも以前のように、
「なんとなく良さそうだから買う」
「せっかく調べたから買う」
「重賞だから買う」
という状態からは抜け出したい。
そのために、
買うレースと見送るレースを自動で分けられるようにしています。
今週土曜日は、全36レースを確認しました。
でも、買い判定は0レースでした。
昔の自分なら、たぶん絶対に何か買っていました。
好きな競馬YouTuberの推奨を見たり、
競馬関係の発信者の印を参考にしたり、
「せっかく競馬を見るなら」と思って、
ほぼ全レース何かしら買っていたと思います。
でも、それだと当たっても外れても、
自分の中にあまり残りませんでした。
なぜ買ったのか。
なぜ見送ったのか。
なぜ当たったのか。
なぜ外れたのか。
そこを残していないと、
次に同じようなレースが来ても、同じ判断ができません。
もちろん、人の予想や発信を参考にすること自体が悪いわけではありません。
自分も今まで、いろいろな動画や記事からかなり学んできました。
ただ、最終的に自分で考えずに買って、
当たった外れたで終わってしまうと、
競馬の判断はなかなか積み上がらない。
そう感じるようになりました。
だから今は、
買ったレースだけではなく、
見送ったレースもログに残すようにしています。
買った理由。
見送った理由。
条件付きにした理由。
あとから見て、何が正しかったのか、何がズレていたのか。
そこを確認できるようにしたい。

競馬で難しいのは、強い馬を見つけることだけではありません。
買いたい気持ちを抑えて、買わないレースをちゃんと見送ること。
これが、かなり難しい。
でも、ここをルール化できれば、感情で買う競馬から少しずつ離れられる気がしています。
これは、競馬に限った話ではないと思います。
仕事でも、毎回その場の感覚だけで判断していたらミスが起きやすくなります。
僕は医療現場で働いていますが、患者確認、チェックリスト、申し送り、ダブルチェックなど、ミスを防ぐためのルールがたくさんあります。
それは、注意力が足りないからではなく、忙しかったり焦ったりすると、人間の判断は簡単にブレるからです。
だから、感情やその場の勢いだけに任せないために、先に仕組みを作っておく。
競馬も同じだと思いました。
「今日は重賞だから買いたい」
「せっかく調べたから買いたい」
「この騎手を応援したい」
「オッズを見たら買えそうな気がする」
こういう気持ちが入ると、判断は簡単にブレます。
だから今は、
「買いたいかどうか」ではなく、
「買う条件を満たしているかどうか」
で判断できるようにしたい。
そのために、買うレースと見送るレースをルールで分けるようにしています。
馬ロジでは、
予想を売るのではなく、
感情で買っていた競馬を、
ロジック・記録・資金管理で見直す過程を残しています。
今回の「買い判定0レース」も、
ただ買わなかったという話ではなく、
自分の競馬を変えるための大事なログとして残しておきます。
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