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なんとなく選んでいた軸馬を、「横」と「縦」に分けて考えた|2日目

2026/03/08

軸馬を選ぶ時、
何を見て判断していますか。

過去走。
着順。
秒差。
調教。
騎手。
展開。
コース適性。

自分もいろいろ見ているつもりでした。

でも、いざ振り返ってみると、
その判断をうまく説明できませんでした。

なぜその馬を軸にしたのか。
なぜその馬なら来ると思ったのか。

ここが曖昧なままだと、
たまたま当たったのか、判断が良かったのかが分からない。

これでは再現できない。

そう思って、
まずは自分の軸馬選びを分解することにしました。

この記事は、
軸馬を選ぶ時にいろいろ見ているけれど、
結局どこを重視しているのか自分でも整理できていない人に向けて書いています。

自分のように、
「なんとなく良さそう」で買うのをやめたい人にも、
近い感覚があるかもしれません。

今回は、
自分が軸馬を選ぶ時に見ていたものを、
横の比較縦の比較に分けて考え始めた話を書いていきます。

1日目の時点で、
「競馬をロジック化する」
という方向には進んでいました。

ただ、実際にはまだかなり曖昧でした。

ロジックを作ると言っても、
何をどうすればいいのか、
はっきり分かっていたわけではありません。

とりあえずExcelに入力してみる。
AIに相談しながら式を作ってみる。
それっぽい項目を並べてみる。

正直この頃は、
“なんとなくロジックっぽいもの”を作っている状態
だったと思います。

この日、まず考えたのは、

「自分は、どうやって軸馬を選んでいるのか」

ということでした。

それまでの競馬でも、
調教を見たり、
展開を考えたり、
過去走を見たりはしていました。

それなりに勉強もしていたし、
当たることもありました。

でも、振り返ってみると、

「なぜ当たったのか」
「なぜ外れたのか」

を説明できないことが多かった。

たまたま当たったのか。
判断が良かったのか。
買い方が悪かったのか。
そもそも見るべきポイントがズレていたのか。

そこが曖昧なままだと、
次に同じようなレースが来ても、同じ判断ができません。

だからまず、
自分の予想を分解することにしました。

振り返ってみると、
自分の予想は大きく2つに分かれていました。

横の比較と、縦の比較です。


まずやっていたのは、
レース内での横の比較でした。

同じレースに出ている馬同士を見て、
どの馬が一番能力があるのかを比べる。

ここで一番重視していたのが、
前走や近走の秒差でした。

着順だけではなく、
どれくらいの差で負けたのか。

同じ5着でも、
0.2秒差の5着と、
1.5秒差の5着では意味が違います。

同じ2着でも、
勝ち馬とほとんど差がなかった2着と、
大きく離された2着では中身が違います。

だから、まずは秒差を軸にして、
レース内での能力順位を考えるようにしました。

これが、自分の中での横の比較でした。

次に見ていたのが、
その馬自身の状態です。

調教は動いているか。
騎手は合っているか。
今回の展開は向きそうか。
位置取りは安定しているか。
距離やコースは合っているか。

これは、同じレースの他の馬と比べるというより、
その馬自身が今回走れる状態にあるかを見る作業です。

これを自分の中では、
縦の比較として整理しました。

つまり、自分が軸馬を選ぶ時に見ていたのは、

横の比較=レース内での能力比較
縦の比較=その馬自身の状態評価

この2つでした。

この考え方に気づいた時、
少しだけロジック化の方向が見えました。

感覚でやっていたことを、
そのままルールに落とせばいい。

そう思いました。

ただ、今振り返ると、
この時点ではまだかなり甘かったです。

ロジックにすれば勝てる。
基準を作ればブレなくなる。
Excelに入れれば判断が楽になる。

そんなふうに思っていました。

でも実際には、
ロジックにするほど考えることは増えていきます。

どの秒差を重視するのか。
上がりはどれくらい評価するのか。
調教や騎手をどう扱うのか。
展開の不利をどう補正するのか。

感覚で済ませていた部分をルールにするには、
一つずつ言葉にして、数字にして、記録しないといけません。

この時はまだ、
そこまで分かっていませんでした。

一方でこの頃は、
とにかく「勝ちたい」という気持ちも強かったです。

WIN5を考えたり、
複勝転がしで資金を増やそうとしたり、
いろいろなやり方を試していました。

1000円から始めて、
うまくいけば100万円までいけるんじゃないか。

そんなことも本気で考えていました。

今思えば、かなり夢を見ていたと思います。

ただ、AIに相談しながら考えを整理していく中で、
少しずつ見方が変わっていきました。

競馬を副業として考えるなら、
感覚だけではなく、ちゃんと設計しないといけない。

そのために、まず必要なのは記録でした。

そこでExcelを使うことにしました。

最初はシンプルに、
レース結果、オッズ、収支を記録するだけ。

それでも、今までより
自分の判断を振り返れるようになりました。

さらに、資金管理のルールも決めました。

・月の資金は2万円
・追加資金は入れない
・最大5レースまで
・1レース上限は4,000円
・1日1レースまで
・3連敗したら次の開催までスキップ
・4連敗したらその月は終了

今まで感覚でやっていた競馬に、
初めて「ルール」ができました。

これは大きかったです。

競馬は、予想だけで勝てるものではない。

どれだけ買うか。
どこでやめるか。
どのレースを見送るか。

そこまで含めて考えないと、
トータルでは残らない。

そう思うようになりました。

そしてもう一つ、
この頃に大きな方向転換をしました。

それまでやっていた地方競馬や三連系の馬券をいったんやめて、
まずは単勝や複勝のようなシンプルな券種で検証することにしました。

理由は、複雑な馬券だと、
何が良くて何が悪かったのか分かりにくいからです。

軸馬の選び方が悪かったのか。
相手選びが悪かったのか。
点数が多すぎたのか。
オッズに見合っていなかったのか。

全部が混ざると、検証できません。

だからまずは、
判断する対象をできるだけシンプルにする。

そこから始めることにしました。

この時点では、
まだ勝てるロジックができたわけではありません。

むしろ、今振り返るとかなり粗いものでした。

それでも、
「なんとなく買う」から、
「基準を持って判断する」へ変わった。

ここが、自分にとっては大きな一歩でした。

競馬を感覚で終わらせず、
横の比較と縦の比較に分けて考える。

この考え方が、
その後のExcel化、複勝ロジック、Python自動化につながっていきます。

まだ完成にはほど遠いですが、
この日から少しずつ、競馬の見方が変わり始めました。

ただ、この時はまだ、
大事なことに気づいていませんでした。

能力がある馬を選べば、
それだけで勝てるわけではないということです。

次にぶつかったのは、
「強い馬を選んでいるはずなのに、なぜ勝てないのか」
という違和感でした。

ここから、
オッズや買う価値について考えるようになります。

馬ロジでは、
競馬を感覚ではなく、ロジック・再現性・資金管理で見直す過程を記録しています。

予想を売るのではなく、
なぜ買ったのか、なぜ見送ったのか、
その判断を再現できる形にするための試行錯誤です。

まだ完成された手法ではありません。

むしろ、失敗や違和感の方が多いです。

でも、その違和感を記録して、
次の改善につなげていきたいと思っています。

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