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強い馬を選んでいるはずなのに、なぜ勝てないのか|3日目

2026/03/09

競馬で、こんなふうに思ったことはありませんか。

「能力的にはこの馬が強いはずなのに、なぜか勝てない」
「人気馬を買っているのに、トータルでは増えない」
「ちゃんと考えて買っているのに、回収率が上がらない」

自分も最初は、競馬は
強い馬を見つけるゲーム
だと思っていました。

でも、実際にロジックを作って試してみると、すぐに違和感が出てきました。

強い馬を選べば勝てるわけじゃない。

このことに気づいたのが、3日目でした。

この記事は、能力のある馬を選んでいるのに回収率が上がらない人や、
人気馬を買っているのに資金が増えない人に向けて書いています。

自分のように、競馬を感覚ではなく基準で見直したい人にも、
たぶん近い感覚があると思います。

今回は、
強い馬を選ぶだけでは勝てないと気づいた話と、
オッズを見る必要があると思い始めたきっかけ、
そしてロジック化したことで逆に迷いが増えた話を書いていきます。

この頃は、単勝と複勝を同時に作ろうとして、かなり迷走もしていました。

2日目で、
自分の予想を少しずつ分解し始めました。

横の比較=レース内での能力比較
縦の比較=その馬自身の状態評価

この2つに分けて考えれば、
なんとなく選んでいた軸馬も、ロジックにできるかもしれない。

そう思っていました。

そして3日目は、
その考え方を実際に使ってみた日でした。

まずはExcelに簡単な形で落とし込みました。

オッズ。
人気。
能力。
調教。
騎手。
展開。

自分が普段見ている要素を入れて、
それっぽく点数化していく。

まだかなり粗い作りでしたが、
とりあえず形にはなりました。

正直この時は、
少し手応えがありました。

「これでいけるかもしれない」

そんな感覚もありました。

でも、実際にやってみると、
すぐに違和感が出てきました。

思ったより当たらない。

というより、
「良さそう」と思っていた馬が普通に負ける。

能力的には上に見える。
過去走も悪くない。
調教もそこまで悪くない。

それでも、普通に飛ぶ。

この時に初めて思いました。

強い馬を選べば勝てるわけじゃない。

それまでの自分は、
どこかで競馬を

能力がある馬を見つけるゲーム

のように考えていました。

この馬は強そう。
この馬は能力がある。
この馬が一番来そう。

そうやって、
「強い馬」を探していました。

もちろん、それ自体は間違いではありません。

競馬で馬券を買う以上、
能力を見ることは大事です。

ただ、それだけでは足りませんでした。

この時に少しずつ思い始めたのは、
競馬で大事なのは、その馬が強いかどうかだけではないということでした。

その馬が、オッズに対して買う価値があるか。

そこを見ないといけないんじゃないか、と感じるようになりました。

どれだけ強い馬でも、
人気しすぎていれば妙味はありません。

逆に、少し不安がある馬でも、
オッズによっては買う価値が出ることがあります。

この時点では、
まだ「期待値」という言葉をうまく使えていませんでした。

それでも、

「オッズをちゃんと見ないとダメだ」

という感覚だけは、かなり強く残りました。



強い馬=買う馬ではない

たとえば、
能力的には一番強そうに見える馬がいたとします。

でも、その馬の単勝オッズが1.5倍だった場合、
その馬は本当にそれだけ信頼できるのか。

複勝でも同じです。

下限がかなり低いなら、
当たっても資金はほとんど増えません。

それなのに、
少しでも不安要素があるなら、
長く続けた時に回収率は落ちていきます。

つまり、
「来そう」だけでは買えない。

強い馬=買う馬ではない。

このズレに気づき始めたのが、この頃でした。

そしてもう一つ、
ロジックを作ったことで逆に迷いが増えました。

今までは感覚で決めていたものを、
数字にするようになった。

すると毎回、

「この加点で合っているのか」
「この減点は強すぎないか」
「騎手はどれくらい評価するべきか」
「調教は本当に反映していいのか」
「展開の不安は何点引くべきか」

と悩むようになりました。

ロジックにすれば楽になると思っていました。

でも実際は逆でした。

ロジックにすると、考える量はむしろ増える。

これはかなり意外でした。



ロジックにすると、考える量はむしろ増える

感覚で買っていた時は、
迷っていても最後は勢いで決められました。

「なんとなく良さそう」
「この馬は来そう」
「人気だけど堅そう」

そうやって決めていました。

でも、ロジックにしようとすると、
その“なんとなく”を説明しないといけません。

なぜ良さそうなのか。
なぜ来そうなのか。
なぜ堅いと思ったのか。

それを言葉にして、
数字にして、
記録できる形にする必要があります。

ここが思っていたより大変でした。

さらにこの頃は、
単勝ロジックを作りながら、
同時に複勝転がしの仕組みも作ろうとしていました。

単勝で期待値を取る。
複勝で資金を増やす。
WIN5も狙いたい。

そんなふうに、
いろいろな方向に手を出していました。

今思えば、かなり非効率でした。

まだ一つのロジックも固まっていないのに、
同時にいくつものやり方を作ろうとしていた。

当然、検証もしにくくなります。

単勝が悪かったのか。
複勝の選び方が悪かったのか。
資金管理が悪かったのか。
そもそも買うレースが悪かったのか。

全部が混ざってしまうと、
何を直せばいいのか分からなくなります。

この時点で、
なんとなく感じていました。

「これ、思っていたより簡単じゃないな」

ロジックを作れば勝てる。
Excelに入れれば判断が楽になる。
強い馬を選べば利益が出る。

そう単純な話ではありませんでした。

でも今振り返ると、
この違和感はかなり大事だったと思います。

ここで、

強い馬を探すだけでは足りない
オッズを見ないといけない
ロジック化すると考える量は増える
複数のやり方を同時に検証すると、何が悪いか分からなくなる

ということに気づけたからです。

この時点では、
まだ答えは出ていませんでした。

でも、少なくとも
「強そうだから買う」
という考え方からは、少し離れ始めていました。

競馬は、強い馬を当てるだけじゃなくて、
買う価値がある馬を見つけるゲームなのかもしれない。

そんなふうに考え始めたのが、この3日目でした。

次に考え始めたのは、
その「買う価値」をどうやって判断するかです。

強いかどうかではなく、
オッズに対して割安なのか。

その馬は、どれくらいの確率で勝てばいいのか。

ここから、
単勝オッズから必要勝率を考えるようになります。

そして次の日、
競馬の見方が大きく変わることになります。

馬ロジでは、
競馬を感覚ではなく、ロジック・再現性・資金管理で見直す過程を記録しています。

予想を売るのではなく、
なぜ買ったのか、なぜ見送ったのか、
その判断を再現できる形にするための試行錯誤です。

まだ完成された手法ではありません。

むしろ、失敗や違和感の方が多いです。

でも、その違和感を記録して、
次の改善につなげていきたいと思っています。

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