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アルゼンチン、延長戦で辛勝 メッシ弾もカーボベルデが王者を追い詰めた

アルゼンチン3-2カーボベルデ。

前回王者が、想像以上に苦しんだ。

29分、リオネル・メッシが先制。

59分、デロイ・ドゥアルテが同点。

延長戦に入って92分、リサンドロ・マルティネスが勝ち越し。

それでもカーボベルデは、ロペス・カブラルのスーパーゴールで再び追いついた。

最後は、メッシのコーナーキックからクリスティアン・ロメロが競り、ディネイ・ボルジェスのオウンゴールを誘発。

3-2。

アルゼンチンが16強へ進んだ。

ただ、この試合で忘れてはいけないのはカーボベルデだ。

初出場。

相手は前回王者。

それでも、二度追いついた。

堂々と戦った。

奇跡までは届かなかった。

だが、世界に強烈な足跡を残した。


第1章 王者と初出場国

ラウンド32。

アルゼンチンは前回王者としてこの舞台に立った。

中心はもちろんメッシ。

グループステージから得点を重ね、今大会でも別格の存在感を見せていた。

一方のカーボベルデは初出場。

それでも、スペインやウルグアイ相手に引き分け、世界を驚かせてここまで来た。

名前だけ見れば、アルゼンチンが圧倒的に有利。

しかし、試合はそんな簡単なものではなかった。


第2章 守るカーボベルデ

序盤はアルゼンチンがボールを支配した。

中盤でつなぐ。

サイドへ展開する。

メッシがライン間で受けようとする。

ライン間とは、相手の中盤と最終ラインの間にあるスペースだ。

ただ、カーボベルデは慌てない。

中央に選手を固める。

メッシが前を向く場所を消す。

縦パスが入れば、すぐに寄せる。

王者にボールを持たせながら、危険な場所は使わせなかった。


第3章 メッシが一瞬で決める

29分。

試合を動かしたのは、やはりメッシだった。

リサンドロ・マルティネスが最終ラインからロングボールを送る。

メッシがペナルティーエリア右へ抜け出す。

絶妙なトラップで足元に収める。

GKヴォジーニャの位置を見る。

そして、ゴールへ流し込む。

1-0。

カーボベルデが組織で守っていても、たった一本で崩される。

これがメッシだ。

このゴールでワールドカップ8試合連続得点。

大会通算20得点。

歴史をまた一つ動かした。


第4章 カーボベルデは崩れない

普通なら、ここで試合が一気に傾いてもおかしくない。

相手はアルゼンチン。

先制したのはメッシ。

だが、カーボベルデは崩れなかった。

前半を1点差で折り返す。

後半に入ると、守るだけではなく前へ出る。

サイドでボールを持つ。

人数をかける。

アルゼンチンの守備ラインを下げる。

「1失点は想定内」

そんな落ち着きすら感じる戦い方だった。


第5章 ドゥアルテが同点

後半、カーボベルデが世界を揺らす。

右サイドでライアン・メンデスがボールを受ける。

アルゼンチンDFの股下を通す横パス。

エリア内で受けたドゥアルテが、狭い角度から右足を振る。

シュートは針の穴を通すようにゴールへ向かった。

1-1。

エミリアーノ・マルティネスも届かない。

カーボベルデが前回王者に追いついた。

偶然ではない。

サイドで仕掛け、相手の足元を通し、狭いコースを撃ち抜いた。

技術で奪った同点ゴールだった。


第6章 ヴォジーニャが止める

同点後、アルゼンチンは攻勢を強めた。

73分。

メッシがフリーキックで相手の虚を突く。

まだ壁を整えようとしていたヴォジーニャの隙を狙った。

枠を捉える。

しかし、ヴォジーニャが驚異的な反応で止める。

さらにメッシのクロスがオウンゴールを誘いかける場面もあった。

それでも、カーボベルデは耐えた。

ゴール前で体を張る。

こぼれ球へ反応する。

王者の圧力を受けながら、90分を1-1で終えた。


第7章 延長戦も終わらない

延長開始直後。

アルゼンチンがセットプレーから勝ち越す。

左コーナーキックの流れから、ファーポストへ流れたボールをリサンドロ・マルティネスが拾う。

密集を抜く左足シュート。

ニア上へ突き刺した。

2-1。

これで終わると思った。

だが、カーボベルデはまだ終わらない。

ロペス・カブラルが左サイドからカットイン。

右足で巻く。

ボールは鋭い弧を描き、ファーポストへ吸い込まれた。

2-2。

今大会屈指のスーパーゴールだった。


第8章 最後はセットプレー

延長後半。

アルゼンチンが再び左コーナーキックを得る。

キッカーはメッシ。

ゴール前へクロス。

ロメロが競る。

ボールはディネイ・ボルジェスに当たり、コースが変わってネットへ入った。

3-2。

オウンゴール。

カーボベルデにとって、あまりにも苦しい失点だった。

それでも最後まで前へ出た。

3度目の同点を狙った。

だが、届かなかった。

試合終了。

アルゼンチンが16強へ進んだ。


第9章 王者を苦しめた誇り

アルゼンチンは勝った。

メッシが決めた。

リサンドロが決めた。

最後はセットプレーから押し切った。

それでも、この試合はアルゼンチンの快勝ではない。

カーボベルデが王者を本気で苦しめた試合だった。

整った守備。

後半の勇気ある前進。

ドゥアルテの同点弾。

ロペス・カブラルのスーパーゴール。

初出場国が、世界王者に二度追いついた。

これは胸を張っていい。

カーボベルデのワールドカップは終わった。

でも、彼らの名前はこの大会に刻まれた。


第10章 次はエジプト

アルゼンチンの次の相手はエジプト。

PK戦でオーストラリアを破った、粘り強いチームだ。

サラーがいる。

セットプレーもある。

最後まで折れない守備もある。

アルゼンチンは、この試合で課題も見えた。

メッシ自身も、プレスの距離感やライン間のズレに触れている。

前線と守備ラインの距離。

相手に一人多く持たれる場面。

そこを修正しなければ、次も苦しむ。

それでも、勝ち切った。

苦しい試合でも最後に残る。

それが王者の強さだ。

アルゼンチン3-2カーボベルデ。

勝ったのはアルゼンチン。

だが、拍手を送りたいのは両チームだ。


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