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スイス、開始10分と後半46分で仕留める アルジェリアを完封し16強へ

スイス2-0アルジェリア。

立ち上がりに攻めたのはアルジェリアだった。

だが、先にネットを揺らしたのはスイス。

10分、ブレール・エンボロ。

46分、ダン・ンドイェ。

前半と後半の立ち上がりに1点ずつ。

これほど相手にダメージを与える得点の取り方はない。

アルジェリアはボールを前へ運ぼうとした。

サイドから崩そうとした。

それでも、最後のシュートまで持ち込めない。

スイスは焦らない。

守る場所を決める。

奪ったら速く前へ出る。

そして、チャンスを確実に仕留める。

2-0。

スイスが危なげなくラウンド16へ進んだ。


第1章 先に攻めたアルジェリア

試合の入りは、アルジェリアのほうが勢いを持っていた。

前から圧力をかける。

サイドへボールを運ぶ。

リヤド・マフレズを使い、ゴールへ向かう道を探す。

アルジェリアは、ただ守ってカウンターを待つチームではなかった。

自分たちから前へ出る意志があった。

ただし、サッカーは勢いだけでは決まらない。

どれだけ良い入りをしても、ゴール前で仕留められなければ流れは変わる。

この試合では、まさにその差が出た。


第2章 エンボロが先制

10分。

スイスが左サイドから仕掛ける。

ヨハン・マンザンビがペナルティーエリア左の深い位置まで進む。

ライン際ぎりぎりまで運ぶ。

そこから左足で折り返した。

折り返しとは、ゴールライン付近から中央へ戻すパスだ。

ゴール前で待っていたのはエンボロ。

相手DFと競り合いながら、体を合わせる。

ボールをゴールへ押し込んだ。

1-0。

アルジェリアが勢いよく入った試合を、スイスが最初のチャンスで動かした。

エンボロは強引に振り抜いたわけではない。

ゴール前で正しい場所に入り、相手より先に触った。

ストライカーらしい得点だった。


第3章 アルジェリアは道を探す

1点を追うアルジェリアは、サイドから攻め続けた。

中央はスイスが固めている。

だから外へ展開する。

そこからクロスを入れる。

しかし、スイスの守備は簡単に崩れない。

中央に選手をそろえる。

クロスの落下地点へ先に入る。

こぼれ球にも反応する。

アルジェリアはボールを運べても、最後の一手が足りない。

サイドからゴール前へ入る道筋は見えていた。

だが、シュートまでの形が少なかった。


第4章 コベルが止める

43分。

アルジェリアに大きなチャンスが来る。

右から左へ素早く展開。

ファレス・シャイビがペナルティーエリア付近で前を向く。

右足を振り抜いた。

シュートは相手DFの股下を通り、ゴールへ向かう。

だが、スイスのGKグレゴール・コベルが止めた。

ここで同点になっていれば、後半の景色は変わっていた。

前半の終わりに追いつく。

これは、追いかけるチームにとって最高の流れになる。

しかし、コベルがそれを許さなかった。

GKの一つのセーブが、スイスの試合運びを守った。


第5章 後半開始でまた刺す

後半開始直後。

スイスが再び試合を動かす。

46分。

相手陣内の右サイドでボールを奪う。

すぐにゴール前へグラウンダーのクロス。

グラウンダーとは、浮かせずに地面を転がすボールだ。

アルジェリア守備陣はクリアしようとする。

だが、処理がずれる。

そのミスを、ダン・ンドイェが見逃さない。

ボックス内で拾う。

右足でシュート。

ネットが揺れた。

2-0。

後半の立ち上がりに失点するのは痛い。

アルジェリアは、ハーフタイムで立て直した直後にまた崩された。

スイスは相手のミスを待っていたのではない。

高い位置で奪い、すぐにゴール前へ入れた。

その圧力が、クリアミスを生んだ。


第6章 マフレズも届かない

2失点目の直後、アルジェリアにも決定機があった。

右サイドから折り返し。

マフレズが右足で合わせる。

しかし、シュートはスイスDFにブロックされた。

アルジェリアに必要だったのは、この直後の1点だった。

2-1にできれば、試合はまだ分からない。

だが、スイスは最後のところで体を張った。

シュートコースへ入る。

相手より先に足を出す。

ゴール前で人数をそろえる。

スイスの守備は、派手ではない。

でも、隙が少ない。


第7章 スイスが時計を進める

2点をリードしたスイスは、無理に攻め続けなかった。

中央を閉じる。

サイドへ誘導する。

危険な場所ではファウルをしない。

ボールを奪えば、鋭く前へ出る。

カウンターやセットプレーから3点目も狙う。

守るだけでは、相手に勢いを与えてしまう。

スイスは守備を固めながらも、アルジェリアに「まだ追加点を取られるかもしれない」と思わせた。

これが試合コントロールだ。

リードしているチームが、どこで時間を使い、どこで前へ出るかを選ぶ。

スイスは最後まで落ち着いていた。


第8章 ワールドカップ初の3連勝

試合終了。

スイス2-0アルジェリア。

スイスはワールドカップで史上初の3連勝を達成した。

派手なスター軍団ではない。

だが、勝ち方がはっきりしている。

ゴール前でエンボロが仕留める。

高い位置で奪い、ンドイェが追加点を決める。

守備ではコベルが止め、DFが体を張る。

相手にボールを持たせる時間があっても、危険な中央は使わせない。

この安定感は、ノックアウトステージで大きな武器になる。

次の相手は、コロンビア対ガーナの勝者。

どちらが来ても簡単ではない。

それでも、今のスイスには崩れにくさがある。

立ち上がりで刺す。

後半開始でまた刺す。

そして、最後まで隙を見せない。

このスイス、かなり手強い。


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