危機管理の手本のような
米中首脳会談が表向き静かにおだやかに終わったようですが、開催中よりもおもしろいニュースがあとになって目についた。日曜の早い段階からそんな話題がネットに上がったりしたが、ほんとかどうかわからない話もありそうだったから丸々一日おいて扱うようにした。なんたって、かたや、空前(たぶん→)絶後の、お騒がせ予測不能なのにやたら動く巨体老人なメリケンの狂犬て呼びたくなる大統領、かたや、諜報活動や偽装工作やコピペに異様に熱心だけど「お天道様に見られてた結果」だろうと窘められそうな八方ふさがりカチカチ山な台所事情に陥っている赤い方面の代表、そんなある意味世界の決勝戦(何の?)のような男二人が面と向かいあった二日間だ、どんな変な情報やありえないような話が流れてきても不思議ではないから、おもしろい話が次々とニュース画面に出てくるけどそうそうに摘まめなかったんやわ。だっていろいろやってくれたわね、ココでも書いたけど、レッドカーペットをゆく歓迎の場にお子さまの団体が「フィーバー」してるふうな演出にはじまり、二人並んで着席しての会見なんかではイスの高さを細工してホスト国側代表が大きく見えるようにしてあったとか、二人が歩いてる姿が明らかに同代表の身長が不自然とか、いやぁ、力が制する世界やとお考えで、できること全てを「上から」でタイマンしたく手段をえらばないことがかえって哀れさを全世界に感じさせたとか、そういう仕込みに焦るってことはすでに(資本主義陣営型の)パワーゲームの土俵にうっかり上がってしまっていて、アウェーであるはずのドナルドさんの方がそれに気おくれや焦りを見せるどころか「…で?」ってふぅな表情でいたとこがくっさ草だった。大きく見せようと躍起だった腹が見え見えで、その魂胆のセコさ小ささを全身で表現したという結果になった。おつかれさんな。そして最後の最後になかなかなシーンがあった。帰国のため自国機に搭乗する直前に、大統領も随行者も、滞在時限定使用の電子機器やホスト国から渡されたおみやげや身分証やバッジなどを全てゴミ箱に捨てた…ってのは痛快やね。これはYouTubeで初めて見た話だったから創作や憶測じゃね?って思ったけど、ちゃんとニュースソースがあった。朝鮮日報のサイトってとこがなんだか香ばしい。ワシントンもそれを認めたらしいから、いやぁ、生々しい国際政治の現場の空気に触れられた気がしたわ。しかも滞在中の会食で出されたお料理には手を付けず目で楽しんだだけで、自国から帯同した料理人が作る食事だけ食べてたとか、さすがだ。食い物に何入れられてるかわかんないからね、露骨に毒とかじゃなくても「ミリ以下の」通信機器とか遅効性の危険物とか。世界の要人方々はレッドな方面に行かねばならないときはそうするといいよって危機管理のお手本を見せてくれたような気がした。
絵はそんな滞在最後の瞬間をいぢらせていただいたが、エアフォースワンが飛び立ち、ホスト国の領空を出るやいなや、ウチの総理に(機内から)直電しておしゃべりしたなんてほのぼのニュースも。女子の愚痴トークみたいなおしゃべりだったんだろうか、「サナエちょっと聞いてくれよぉ」みたいな。知らんけど。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9467078548bb56370a20fa08a0268b9d508c2f3c
