新NISAの運用実績を公開|貯金だけだった20代会社員がお金に働いてもらうまで
■ はじめに:「投資なんて、ギャンブルでしょ?」と思っていた
正直に言います。 ほんの少し前まで、僕は**「投資=ギャンブル」**だと思っていました。
汗水垂らして稼いだ大切なお金が、画面の中の数字のアップダウンで消えてしまうかもしれない。 そんなの怖すぎるし、絶対にやりたくない。 親からも「お金は大事にしなさいよ」と言われて育ってきたし、銀行に預けておけば元本は保証される。 だから、**「貯金こそが正義で、投資は楽をして稼ごうとする悪いこと」**くらいの偏見を持っていました。
でも、社会人になって数年が経ち、ふと通帳を見たときに思ったんです。 「……あれ? 全然増えてないな」と。
頑張って働いても、給料はそんなに上がらない。 なのに物価はどんどん上がって、コンビニのおにぎりも電気代も高くなっている。 「銀行に預けておけば安心」と信じていたけれど、**「銀行に置いている間に、お金の価値が下がっているんじゃないか?」**という不安が、じわじわと胸の中に広がっていきました。
そこから、僕の「お金の勉強」が始まりました。 今日は、ガチガチの貯金信者だった僕が、どうやって投資への恐怖を乗り越え、新NISAで資産形成を始めるに至ったか。 そして、実際に半年やってみて**「いくら増えたのか」**というリアルな数字まで、包み隠さず書いてみようと思います。
■ きっかけは「優待生活」と「一冊の本」
最初に投資に興味を持ったきっかけは、テレビか何かで見た**「株主優待で生活している人」**の姿でした。 (自転車で爆走するあの有名な方です笑)
財布から現金を出すことなく、優待券だけで食事をしたり映画を見たりしている姿を見て、単純に「楽しそうだな」「こういう生き方もあるんだな」と衝撃を受けました。 そこで「株って面白そうかも」と興味を持ち、本屋に行きました。
そこで出会ったのが、**『お金の大学』(両@リベ大学長)**という本です。
この本を読んで、僕の中で「投資=ギャンブル」という図式がガラガラと崩れました。 投資には「投機(ギャンブルに近い短期売買)」と「投資(長期的に価値を育てるもの)」の2種類があること。 そして、S&P500や全世界株式(オルカン)といった「インデックス投資」なら、15年、20年という長期で見れば、過去の歴史上マイナスになったことはないということ。
「あ、僕が怖がっていたのは『投機』で、今やるべきなのは『長期投資』なんだ」 そう理解できたとき、ようやく一歩を踏み出す勇気が出ました。
■ 僕のリアルな運用状況(新NISA)
実際に僕が今、どうやって運用しているかを紹介します。 これから始める方の参考になれば嬉しいです。
証券会社: 楽天証券
制度: 新NISA(つみたて投資枠)
銘柄:
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
選んだ理由はシンプルで、**「手数料が安くて、世界中で一番買われている王道だから」**です。 どこかの誰かが勧める怪しい銘柄ではなく、世界経済全体の成長に乗っかるイメージですね。
そして、積立設定ですが、僕は少し変わった設定にしています。 **「毎日5,000円」**です。
「えっ、毎日!?」と思われるかもしれませんが、楽天証券には「毎日積立」という設定ができるんです。 月額にすると、だいたい10万円〜11万円くらいになります。
「20代会社員で月10万も投資するなんて無理!」と思われるかもしれません。 確かに、以前の浪費家だった僕なら絶対に無理でした。 でも、ミニマリズムに出会って「固定費を下げ」、「無駄な買い物を減らした」おかげで、生活コストが劇的に下がりました。 浮いたお金と、貯金に回していた分を合わせたら、意外といけることが分かったんです。
「毎日」にしている理由は、**「買うタイミングを悩みたくないから」**です。 高い日も安い日も、機械的に淡々と5,000円ずつ買っていく。 そうすれば、「今が買い時かな?」なんて迷う必要もありません。 究極の「ほったらかし」ができる設定だと思っています。
■ 始めて半年、ぶっちゃけいくら増えた?
さて、一番気になるであろう「成績」の話です。 新NISAでこの生活を始めて、だいたい半年くらいが経ちました。
現在の結果は…… **「プラス 20万円」**くらいになっています。
……すごくないですか? 銀行に同じ額を半年間預けていても、利息なんて数十円、良くて数百円です。 それが、ただ「置き場所を変えた」だけで、会社員の給料1ヶ月分くらいのお金が増えている。 画面を見たとき、素直に**「お金が働いてくれたんだな」**と実感しました。
もちろん、これは「含み益」といって、幻のようなものです。 明日暴落してマイナスになる可能性だってあります。 でも、「銀行預金だけが正解じゃない」ということを肌で感じられたのは、金額以上の経験でした。
■ 暴落は怖くない? マイナスになった時の心境
「でも、減るのが怖い」 その気持ち、痛いほど分かります。僕もそうでしたから。
実際、始めたばかりの頃は、毎日のようにスマホで管理画面を見ていました。 「お、今日は3,000円増えた!」と喜んだ翌日に、「うわ、5,000円減ってる……」と落ち込んだり。 正直、最初の1〜2ヶ月は値動きに一喜一憂して、心が疲れました。
でも、本やYouTubeで勉強を続けるうちに、**「長期投資は、下がった時こそ買い時(安くたくさん買える)」**ということが腑に落ちてきました。 今は、「今日は下がってるな、バーゲンセールだな」と冷静に見られるようになりましたし、そもそも画面を見る頻度も減りました。
「20年後に増えていればいい」 そう思って始めたことなので、今週や来週のマイナスは「誤差」だと思えるようになったんです。 この「鈍感力」みたいなものが、投資を続けるコツなのかもしれません。
■ 投資を始めて変わった「お金の使い方」
投資を始めてから、日常生活での「お金の使い道」もガラッと変わりました。 一番の変化は、「浪費」が目に見えて減ったことです。
以前なら、コンビニで何気なく使っていた1,000円。 「まあいいか」と買っていた服。 それらに対して、 「この1,000円をオルカン(投資信託)に入れて20年寝かせたら、2,000円、3,000円になるかもしれないんだよな……」 と考えるようになったんです。
そう思うと、その場の快楽のためだけに使うのが「もったいない」と感じるようになりました。 「未来の自分への仕送り」にお金を回したいから、今の無駄遣いをやめる。 我慢して節約しているというより、**「より価値のある場所にお金を移動させている」**という感覚に近いかもしれません。
結果として、手元の現金は減りましたが、資産全体としては右肩上がりで増えています。 この安心感は、何物にも代えがたいです。
■ おわりに:まずは「月100円」からでもいい
僕はいきなり「毎日5,000円」というアクセルを踏みましたが、これはミニマリスト生活で土台を作っていたからです。 これから始める方は、無理のない範囲で、なんなら**「月100円」**からでもいいと思います。
大事なのは、金額の大きさではありません。 「自分のお金を、自分の意志でコントロールしている」という感覚を持つことです。
銀行に預けっぱなしで「増えないな」と嘆くのをやめて、小さくても一歩を踏み出してみる。 証券口座を開設するだけでも、大きな前進です。
「投資は怖い」から「投資は頼もしい相棒」へ。 僕の意識が変わったように、この記事が誰かの「食わず嫌い」を直すきっかけになれば嬉しいです。
一緒に、じっくり時間をかけて、未来の豊かさを育てていきましょう。
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