モノが多かった部屋を、少しずつ片づけていった3ステップ
■ はじめに:気づいたら、部屋も頭の中もパンパンだった
ミニマリストを名乗るようになった今でも、
昔の部屋のことを思い出すと、ちょっとゾッとします。
クローゼットには着ていない服がぎゅうぎゅうに詰まっていて、
本棚には、もう読まない本が何段分も並んでいる。
デスクの上も、郵便物や書類、よく分からないケーブルが散らばっていて、
「片づけなきゃな」と思いながら、
結局そのままにしてしまう日が続いていました。
部屋が散らかっているときって、
不思議と頭の中も落ち着かないんですよね。
なんとなくモヤモヤする
仕事のことが頭から離れない
休みの日もちゃんと休めた気がしない
そんな状態が当たり前になっていました。
そんなときに出会ったのが、
「頭の中をすっきりさせたいなら、まず部屋を整えたほうが早い」という考え方でした。
そこから少しずつ片づけを始めて、
今の“少ないもので暮らす生活”につながっていきます。
今日は、モノが多かった部屋を少しずつ片づけていった
3つのステップ を、振り返りながらまとめてみます。
■ STEP1:本を手放すところから始めた
最初に手をつけたのは、本棚でした。
理由はシンプルで、
「数が多いわりに、ほとんど読み返していなかったから」です。
学生の頃からの本がそのまま残っていて、
背表紙を見るだけで「勉強しなきゃ」という気持ちが蘇るようなものもありました。
そこでまずやったのは、次の3つです。
今後も読み返したい本を抜き出す
一度読めば十分だった本をメルカリに出す
処分に迷う本は“保留ボックス”に入れる
全部を一気に決めようとすると疲れるので、
“明らかにもう読まないもの”だけを先に手放しました。
メルカリで売れたときは、
「本棚のスペースが空いたうえに、お金まで返ってきた」
という感覚があって、想像以上にスッキリしました。
そこからは、
紙で買う本は最低限にして、
いまは基本的に電子書籍(Kindle) を使うようにしています。
本を手放したことは、
・部屋のスペース
・引っ越しのラクさ
・掃除のしやすさ
この三つに大きく効きました。
■ STEP2:クローゼットの“なんとなく服”を減らした
次に手をつけたのが、クローゼットです。
昔のクローゼットは、
似たようなシャツが何枚もある
サイズが微妙に合っていない服を「痩せたら着る」と残している
セールで買ったけどほとんど着ていない服が多い
といった感じで、パンパンのわりに、着ている服はいつも同じ でした。
そこでやってみたのが、
「この1年で実際に着たかどうか」で仕分けする
という方法です。
床に服を全部出して、
この1年でよく着た
たまに着た
一度も着ていない
の3つに分けてみると、
「一度も着ていない」服が想像以上に多かったんですよね。
一度も着ていない服の多くは、
セールで安かったから
なんとなく冒険してみたくて買ったけど似合わなかった
誰かに勧められて買った
といった“他人軸の買い物”でした。
そこから、
サイズが合わないもの
着ていて気分が上がらないもの
手入れが大変すぎるもの
は手放していきました。
そして、クローゼットに残したのは、
自分の体型に合っている
着ていてラク
組み合わせやすい
という服だけです。
結果として、「10着で十分」という考え方に近づきましたし、
朝の服選びが本当にラクになりました。
■ STEP3:デスク周りと“思考のごちゃごちゃ”を片づける
本と服がスッキリしてくると、
気になり始めたのが デスク周り です。
当時のデスクは、
使っていないペンが大量にある
いつの封筒か分からない郵便物が積まれている
ケーブルやガジェットがあちこちに転がっている
という状態でした。
ここで意識したのは、
「今の自分が、よく使うものだけを手元に置く」
というルールです。
よく使うノートとペン
PCとマウス
最低限のガジェット
これだけをデスクに残し、
それ以外は思い切って別の場所に移動させました。
不思議なもので、
デスクがスッキリすると、頭の中も静かになります。
やるべきことをノートに書き出す習慣をつけたことで、
「考えごとをずっと持ち歩いている」感じが減りました。
片づけって、
モノだけじゃなくて“思考の整理”ともつながっているんだなと、
このとき実感しました。
■ 少しずつ片づけるために意識していたこと
ここまで読むと
「一気に片づけてすごいですね」と思われるかもしれませんが、
実際はそんなにスマートではありませんでした。
本 → 服 → デスク、と
1カ所ずつ、何回かに分けて 進めていった感じです。
そのときに意識していたのは、次の3つです。
1. 「今日はここだけ」と範囲を決める
部屋全体を片づけようとすると、
ほぼ確実に途中で疲れます。
なので、
「今日は本棚のこの段だけ」
「今日はTシャツだけ」
のように、小さな範囲に絞る ようにしました。
2. 完璧を目指さない
片づけ本を読むと、
ビフォーアフターの写真がすごくて、
「自分には無理だな」と感じてしまうことがあります。
でも、実際に生活するのは自分なので、
“自分がラクになるかどうか”だけを基準にする
くらいがちょうどよかったです。
3. 手放したモノは「誰かの役に立つ」と考える
メルカリで売れるようになってから、
手放すことへの罪悪感がかなり減りました。
「自分には必要なくなったけど、
どこかでちゃんと使ってくれる人がいるかもしれない」
そう思えると、
モノとのお別れが少し優しいものになります。
■ モノを減らしたら、心とお金の使い方も変わってきた
本・服・デスク周り。
この3つを中心に片づけていった結果、
部屋の印象はだいぶ変わりました。
探し物に使う時間が減った
朝の準備がラクになった
部屋にいるだけで少し落ち着く
そして、片づけを通して
お金の使い方や働き方 への意識も変わっていきました。
「とりあえず買っておく」より、
「本当に必要なものだけを選ぶ」。
これは、節約や副業の記事で書いてきた内容とも
つながっている部分です。
部屋を片づけることは、
ただモノを減らす作業ではなくて、
これからどう暮らしていきたいかを考える時間でもある
と感じています。
■ おわりに:片づけは“一気にやらなくていい”
もし今この記事を読んでくださっている方の中に、
部屋を片づけたいけど、どこから手をつけていいか分からない
片づけ本を読んでも、やる前に疲れてしまう
という方がいたら、
まずは 「1カ所だけ」「10分だけ」 から始めてみるのをおすすめします。
全部を完璧にしなくても大丈夫です。
自分が「ちょっとラクになったな」と感じられれば、それで十分だと思います。
本棚でも、クローゼットでも、デスクの上でも。
今日の自分が動かせる範囲から、
少しずつ一緒に整えていきましょう。
