ヘボ川柳ー「君子でもないのが「豹変」世を撹乱」

◆君子でもないのが「豹変」世を撹乱
核協議が進展中と仲裁国が発表した矢先の先月末、米・イスラエルがイランを先制攻撃しました。核問題の協議は目くらましで、初めから攻撃のハラとの読みもありますが、残酷なトップ達です。
日本共産党は直ちに国連憲章・国際法の大原則に反することに抗議し戦争中止を政府に要請。
しかし攻撃翌日のNHK「日曜討論」で殆どの政党の幹事長らは、米国とイスラエルへの批判を避けました。

戦争反対にあいまいとは
自民党は、「米側を一概に非難することはできない」と述べ、国際法違反の先制攻撃を事実上擁護。維新は「政府の対応を見守りながらサポートしたい」、国民民主党も異口同音。中道と立民も「国際法に抵触」と言いつつ両国政府への批判は回避。公明党も同じで、加えて日米同盟維持を優先する姿勢を滲ませました。参政党もチーム未来も似たようなことで結局各党が「思考停止」みたい中で、  
日本共産党の小池書記局長とれいわの山本幹事長が両国の先制攻撃を批判し戦争中止のよびかけを政府に要求しました。
2日の国会で田村共産委員長は
★武力行使が認められるのは国連安保理決議がある場合と自衛権の行使に限定される。
★今回の攻撃はいずれにも該当せず、イスラエル自身が先制攻撃だと認めている。
★主権国家を先制攻撃し、国家体制を転覆させることが認められれば、戦後の国際秩序は崩壊…と警告し政府の姿勢を厳しく批判。

高市首相は「…自衛のための措置なのかも含め詳細な情報を持ち合わせていない。法的評価は差し控える」と、逃げるが勝ちの情けない答弁。
茂木外相は「イスラエルは国連憲章と国際法にのっとり軍事行動を行っている、米国とイランは国連憲章に基づいて行動していると述べている」「協議も双方に隔たりがあった」などと人ごとのように米・イ代弁の呆れた説明。

詳しくは「赤旗」をご覧頂きたいのですが、各党と首相らに共通するのは「アメリカに逆らえない」という「アメリカ屈従」の姿勢、日米同盟絶対視があることです。
こうした一連の根底には、戦後にアメリカが日本に強いた日米安保条約があり、1960年の改悪後も永年、国民の暮らしと経済、平和を脅かしてきました。
アメリカの要求で自衛隊がつくられ、米軍基地あるがゆえの害悪も沖縄はじめ各地に増大、年々軍拡推進となり、財政負担も増額一途…と安保=軍事条約という面が強調されやすいのですが、第5条の軍事条項と共に第2条に位置づけた経済条項をアメリカは安保改悪当時からずうーっと重視していることを国民としては重視したいものです。

国政・暮らし直撃の安保条約
60年代以降日本の繊維、鉄鋼、自動車、家電製品etc.の対米輸出が急増。米国は自国製品の日本売込みで農産品、自動車etc.など強圧。半導体は日本か80年代に世界一の座にあったのに、抑え込まれ衰退。今またアメリカの軍需に間に合わせるために日本に対して半導体生産を督励する身勝手さで政府は既に血税2兆円超を注入。

農産物(米・牛肉・オレンジなど)の輸入拡大要求などで猫の目と言われる程に農業政策も変転。 
プラザ合意で、米国要求に屈して自民党政府は金融政策まで変えてバブル化と崩壊を引き起こすに至り、日本の経済・金融、国民の暮らしに大変な惨禍をもたらしました。

 60年安保闘争から既に65年、害悪は深化一方ですが日本の政党で安保廃棄を掲げるのは残念ながら日本共産党のみです。
れいわは「廃棄」まで求めず、安保体制や日米関係の見直しを求める立場ですが、両党で一致できる面はあり、再度、野党共闘に参加して暮らしと平和を守るための前進を期待したいものです。
先制攻撃 即時中止求めよ
米国とイスラエルの国連憲章違反は明白
田村委員長、首相に迫る

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik25/2026-03-03/2026030301_01_0.php
 
スペイン首相 「戦争反対」
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik25/2026-03-05/2026030501_03_0.php
日本製ミサイル 中東配備も
辰巳議員 武器輸出の危険追及
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik25/2026-03-05/2026030501_04_0.php
国会で辰巳議員が高市首相と統一協会の腐れ縁を追及
https://www.youtube.com/watch?v=5G5yfw_LvCk

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