AIは創作クリエイターを超えられないと思う、3つの理由。 -「目には見えないもの」の価値とは-
1年ほど前だったでしょうか。
初めて、「AIが描いたハイクオリティな美少女イラスト」を見た時の衝撃は、相当なものでした。
これから、価値の基準が変わっていく。
世界が変わっていくんだ。
ということを、身に染みて感じました。
一方で「目に見えないものにこそ、本質がある」ことになんとなく気づき始めた今、AIの生み出す創作物は、クリエイターの創作物を超えられない、そんな確信も得られてきました。
本日はそう言った内容の記事です。
AIは創作クリエイターを超えられないと思う、3つの理由
①AIは人生経験を作品に投影することができない
AIは「0」から絵や文章を生み出しているように見えますが、実際はそうではありませんよね。
必ず、何万通りの「参考」データを収集して、それらの傾向から作品を生み出しています。
人間も、好きな作家さんの影響は受けています。
この絵師さんのような絵が描きたくて、
この作家さんのような文章が書きたくて、
模写する、真似して勉強することもあるでしょう。
ですが、作品へ与える影響はそれだけに限りません。
クリエイターの作品には「憧れのクリエイターさんへの尊敬の心、日々の生活の中で考えていること、思春期に悩んだこと、心の奥底から感動したこと」といったこれまでの経験から得た"潜在的な想い、エネルギー"も、実は作品に投影されています。
このような人生の中で生まれる複雑で繊細なニュアンスを、AIは再現できるでしょうか。
②AIは創作クリエイターの「創作欲」を満たすことができない
正直、全・創作クリエイターの「創作欲」を満たすことができたのなら、「AI」の勝利となるのかもしれません。
人がわざわざ書く/描く必要がなくなるからです。
ですが、これを満たすことはAIにはできません。
創作欲というのは、各クリエイターによって捉え方がさまざまだと思います。
私の場合は「思考整理の結果を文章に落とし込めた後のスッキリ感」を感じたくて、文章を書いています。
例えば、真染の記事をAIが学習して、新しい記事が完成したとしましょう。
その成果物を読んで、真染は満足するでしょうか。
しません。
正確に言うと、できません。
別に読まなくていいかなとさえ思いますし、それが評価されたところでぜんぜん嬉しくありません。
だって、まず私の「思考整理」ができていません!!
ぜんぜんスッキリしていません。
AIが書いた記事も存在しても構わないですが、
私の書いた記事とは別物として扱わせてください。
そして私にも、書かせてください。
そういった心境になります。
ここで「他者から評価を得るために創作をしている」クリエイターにとっては、AIは脅威に感じられると思います。
なぜなら、作品を作る過程に意味を見出せないと、「あんな一瞬で描かれた絵の方が評価されている」現実に打ちのめされるからです。
これは「創作欲」よりも「承認欲求」の方が大きくなってしまっています。
一度、自身の心の「欲求」と向き合う必要があります。
③AIは作品に「エネルギーや想い」を込めることができない
以前「chatGPT先生」に引き寄せの法則に関することを質問してみたら、興味深い回答をいただきました。
それを今回の記事のために再現してみました。
真染: あなたは、引き寄せの法則を利用することができますか?
私はあくまでテキストベースのAIモデルであり、物理的な実体や個別の意識を持つ存在ではありません。
ですので、引き寄せの法則を具体的に利用することはできません。
真染: なぜ、引き寄せの法則を具体的に利用することはできないんですか?
引き寄せの法則は、一般的には意識の力やエネルギーの周波数を通じて望む結果を引き寄せるという考え方です。
私は意識やエネルギーを持つ存在ではなく、具体的な物理的な操作や意識の力を行使することができません。
〜中略〜
引き寄せの法則を利用するためには、個人の意識やエネルギーの状態を認識し、望む結果を引き寄せるための適切な行動を取る必要があります。
これは個々の人の自己啓発や意識の成長に関わるものであり、AIモデルではそのような能力は持ち合わせていません。
完結にまとめると、AIには「引き寄せの法則」が使えないということです。
思考エネルギーを生み出す「人間の脳」を持たないからですね。
「想いやエネルギー」を生み出すことができないということは、作品に込めることもできません。
私は、最終的に人の心を動かすのは、「クリエイターさんが作品に込めた、想いやエネルギー」だと考えています。
これには、クリエイターさんは無意識でも、①で書いた人生経験の投影も含まれるでしょう。
なぜそう思うのか具体的な例を出すと、
あなたが大好きな推しの「サイン」をもらえることになったとします。
以下の2つの場面を想像してみてください。
A、ご本人様に目の前で直接書いていただいた「サイン」
B、ご本人様のサインの筆跡パターンを何万通り学習してAIが書いた「サイン」
どちらの「サイン」も見た目の上ではそんなに変わらないでしょう。
ですが、受け取った側の感動は天と地ほど違います。
「下積み時代から健気に努力して、悩んで、苦労して、それでも諦めず、今輝いている大好きな推し」が「今、私のために」手書きしてくれたサインにこそ、値段もつけられない価値が生まれるのです。
いつ、誰が、実際に書いたのか・描いたのか。
そういった目に見えない価値を重視する時代がやってくるのだと感じています。
以上3つのことを踏まえると、AIは意外とそこまで脅威ではない、ということを感じていただけたのではないでしょうか。
ただ、この時代で創作を続ける上で、クリエイターさん一人一人が「自身と向き合い続ける」ことは必要なのかなと感じます。
私はどんな作品を生み出したいんだろう。
私の発信したい/表現したいことはなんだろう。
私は作品通して、どういったメッセージを伝えたいんだろう?
どうすれば、誰かを励ましたり、エネルギーを与えられるだろう?
私も試行錯誤の旅の途中です。
長い旅になりそうです。
たまには一息をつきながら、一緒に考えていきましょう🥳
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