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島田潤一郎 古くてあたらい仕事

古くて新しい仕事

いったい何だい?

あ、そういうことか、、、、

わたなべがこの本に吸い寄せられたのは「一人出版社」の本だからだ。
以前に一人出版社:月と文社(藤川明日香代表)の「こじらせ男子とお茶をする」を番組内紹介したが、その選択肢があったか!と膝を打った。

島田氏は、エッセー内で「出版社を立ち上げたのは、就職できなかったからです」とあっけなく言ってしまう。
小説家を目指して、執筆活動するも挫折。
仕事を転々と、、、、

転職を繰り返したわたなべには、身につまされる内容だった。
が、一転して出版社????

その選択肢があったか!

活字離れなのか?

活字離れと言われて結構経つ。
この「活字離れ」というフレーズ、昔から言われている
この「活字離れ」フレーズは、世代が変わるタイミングでいつも言われた。

戦前戦後に、書籍が文語体から口語体に変わったときに、文語体書籍が読まれなくなると「最近の若い者は、人生の糧になる本を読まなくなった」と言われたそうだ。(当時の若者世代も、今では90歳ですけどね)

わたなべ世代も、漫画ばかり読んで、本を読まなくなった!と言われてきた世代。
そのわたなべ世代も、次世代に向けて、最近の子は「新聞」も読まないよね、と言ったりする。

自分の世代内での「いままでの活字の読み方」がなされていない世代へ「活字離れ」と表現して「活字を読まなくなった」と言い続けてきた。

実際はどうか。
コロナ禍を経て、人と接触せずとも、ペーパーでできた書籍そのものを触らなくとも、電子書籍で活字は読まれている。
新聞をペーパーで読んでなくても、ニュースはどこかで読んでいる。

つまり、活字離れではなく、媒体離れなのだ。

書店の二極化

わたなべの身内に書店経営者がいた。
結構前に廃業している。
廃業を手伝ったので、よく覚えている。
売り場面積が広く、従業員もいたので、
経営は大変だった様子だ。
基本書店の利益は低い。
定価販売できる反面、書店の利益は決められている。
また、いったんは仕入れる必要があり、
売れるまで資本が寝てしまう。
(委託再販だと思っている人も結構多い。)

なので、売れ筋を大量に置くことができる書店が、
都市部に多いのはそのためで、仕方がない。

だが、「本」を愛してやまない読者は、
ベストセラーばかり読みたいわけではない。
マイナーでも訳者が好き
今となっては表現として不適切が多いが好きなど、
その本を愛する感情は様々だ。
(わたなべは、開高健が好きだが、「おれは15歳からタバコ吸っていたんだ」と書かれちゃうと、復刻むつかしいよね、、、)

そういったニーズをくみ取った書店が、各地でできている。
売れ筋ではなく、感情に寄り添う書店つくりが特徴だ。
たとえば、香川県高松市の「本屋ルヌガンガ」さん
実際に行ったことが無いが、紹介されているブックレビューは何かと見てしまう。
コンセプトは「馴染みの本屋」

島田氏も営業で訪れたことが書かれている。

一人出版社と感情に寄り添う書店。
媒体離れは今後も加速するが、
ペーパーの本を愛してやまない人たちの憩いのビジネス
このビジネスマッチングに、注目している。

ちなみに、わたなべは「アイデアを買ってほしい」


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