みうらじゅん 「ない仕事」の作り方
「みうらじゅん賞が欲しい!」
ラジオで声高らかに行ってみたが、どうかな
とてつもなくあやしいおじさんだが、
「マイブーム」「ゆるキャラ」など新語の生みの親。
無いところから、何かを生み出す創造主である。
「ひとり電通」と自称する。
依頼のないマーケターだと思っている。
もちろん、商売として成立する必要があるが、誰かが依頼したわけでもないのに「ムーブメント」を作ろうとする怪しさ。
営業職は「確率」の仕事だとどこかで書いたが、
みうら氏は「確率」など特に意識することもなく、なのにムーブメントを作ってしまう稀代のマーケターだ。
みうらじゅん賞
みうらじゅん賞は、むかし雑誌「宝島」のコーナーで、だれも賞をあげない人へ勝手に賞をあげようと企画されたもので、20世紀に間に終わったものだった。
風貌が似ているリリー・フランキー氏が「おれも、みうらじゅん賞が欲しい」と言い出したのをきっかけに復活して、勝手に差し上げているものだ。
(リリーフランキー氏は、みうら氏の大学の後輩にあたる)
ということは、わたなべにも可能性があるわけで、勝手にいただきたいものである。
あやしさは最強
みうら氏は「あやしさは最強」と話されていることがあった。
「こわもての団体が家の隣に引っ越してきたので、毎朝お経を唱えることにしました。」
しばらくして、
「こわもて団体の方でも、得体のしれないものは恐怖に感じるらしく、お引越しされていきました。」
(わたなべの記憶なので、ビミョーな違いはありますが、、、)
あやしさは最強だと。
確かにそうなのだ。
人間が恐怖に感じるのは「その先の展開が読めない」ときで、
みうら氏は、あやしさで言ったら、最上級だと思う。
だからこそできる仕事
糸井重里氏の事務所に、友人がバイトしているからと、勝手に出入りして、
報酬ももらえないままイラストを描き始めたのが、きっかけのようだ。
フツーは、ムーブメントのあるところから始めるもので、
「ない」ところから始めたりしない。
最近ではこの「ない」を「空」と表現して「アウト老ー」として発表したりしている。
どこまで行っても、だからこそ、できる仕事なのですね。
「みうらじゅん賞」お待ちしておりまーす。
