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池田晶子 14歳からの哲学

副題:考えるための教科書
   (中学校の道徳科の副読本になってるようです)

わたなべ自身が14歳ならば、必ず読んだであろう本。
すでに、成人を超えた時に読んだわけだが、14歳当時の自分への
「うっすらとした記憶」への回答編となる。

そして池田の生きた年齢を過ぎ、それでも池田の哲学を理解できていない自分に、

生きているってことは、、、、、、、生きているってことです。

池田晶子 14歳からの哲学

と諭されているようにも思う。

14歳への回答とは?

14歳くらいの思春期中間くらいの年齢は「粋がったり」「背伸びしたり」「三島由紀夫を読んでみたり」する。
生きている時間の半分も有効に使えていないのではと、悩んだりもする。

わたなべは「自分とはいったい何者か?」を大真面目に考えて、
結局、正規ルートの進学をしない選択をすることになるが、だからと言って「答え」が見つかったわけではない。

いや、しかし、池田の言葉(もしくは多くの哲学者たちの言葉)を借りれば「正解にたどり着くことではなく『悩む』ことが必要」なのだと。
あの14歳から数年間悩み続けた自身の回答は

「悩んだことが正解。生きてるってことは、、、、生きてるってことだ」

受験には役に立たなかったが、人生の役には立った。

※0 敬称を付けていないが、わたなべにとって、敬愛する哲学者です。

※1 14歳からの哲学を出版した「トランスビュー」社は、出版社かつ独自の配送を行っている会社で、以前に紹介した「月と文社」など多数の小規模出版社の要となっている。

※2 14歳からの哲学の装幀は「クラフト・エヴィング商会」のお二人です。

※3 池田の死後、夫伊藤氏によって創設された
  (池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞がある。
   第17回受賞は永井玲衣氏。

※4 「受験の役には立ちませんが、人生の役には必ず立ちます。」
   「14歳の君へどう考えどう生きるか」(毎日新聞出版)
   池田が毎日中学生新聞に連載していたものを基に書籍化された。
   そのあとがきに、この言葉が出てくる。

ヨシタケ氏は「わたくし、つまりNobody賞」第8回の受賞者です

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