田内学 きみのお金は誰のために
副題:ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」
詳細を記すとネタバレになるので、興味のわいた人は、ぜひ手に取ってほしい。
みんなでお金をためても意味がない
ふた昔前くらい、正月はおせち料理を作って、それを保存食として正月期間が終わるまで、みんなで食べた。
これは、みんなで休むためで、正月に「たくさん札束を握りしめて商店街を歩んでも意味がない」という。
働く人がいなくなれば、どんなに札束を持っている人がいたとしても、何も手に入らない。
幸せになる手段
お金を手に入れること、お金を増やすことに躍起になる人がいる。
それはそれで正しい。
資本主義世界で、お金を持たざる者が(今持っているかは別として)何か事を起こすことはむつかしくなっているのは現実だ。
だが、そのお金はもともと「概念」でしかなく、概念をいくら集めても、幸せにはなれない。
たくさんコレクションしても、ただのモノでしかない。
お金は幸せになる手段である。
資本主義で、お金を持つ者(今持っているかは別として)が、そのお金を使うとき、だれか(自分も含めて)が幸せになる。
そんな気持ちを込めて使ってほしい。
そんなメッセージの本。
そういえば
植松電機の植松社長がTEDで数分間語った中に、
フェラーリかランボルギーニか何かの写真があり、
「これが手に入るのは、お金があるからではない。
作ってくれた人がいるからだ。」
と語った。
たしかに、お金は幸せになる手段だ
