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コンプレックスは、優しさに変わる。

おはようございます。

​突然ですが、みなさんには「コンプレックス」ってありますか?

​実は僕、中学生のころから自分の「髪の毛」に強いコンプレックスがありました。

​当時は、今のように縮毛矯正なんて便利なものはありません。

クセ毛というより、もはや「縮れ毛」。

​体育の時間、走るたびにストレートのサラサラヘアが爽やかになびく同級生を見ては、「いいなぁ…」と心底羨ましく思っていました。

​そんなある日、同級生から軽く言われたんです。

​「おまえ、天然パーマで(セットしなくて)いいよな!」

​その瞬間、胸の奥で怒りと悲しみが入り混じった感情が湧き上がりました。

​(こっちの気も知らないくせに……!)

​悪気がないのは分かっていても、当事者にしか分からない苦しさや惨めさがありました。

​当時の僕にとって、その髪の毛は隠したくてたまらない、ただの「呪い」のようなコンプレックスだったんです。

​◇

​でも、大人になった今、ふと思うことがあります。

​あの苦しかったコンプレックスのおかげで、僕は少しだけ**「人の痛み」**が分かるようになったんじゃないか、と。

​「何気ない一言で、人がどれだけ傷つくか」を知っているからこそ、相手の立場に立って物事を考える機会が増えました。

​誰かの悩みや弱さに触れたとき、安易に否定せず「この人にも言えない苦労があるのかもしれない」と寄り添えるようになったんです。

​コンプレックスと向き合い続けた時間は、人間としての自分の成長に欠かせないものだったんだな、と今なら思えます。

​◇

​コンプレックスを「好きになる」必要はありません。

​無理に好きになろうとすると、かえって苦しくなってしまうから。

​ただ、**「この悩みがあったからこそ、得られた優しさや深みがある」**と捉え直してみる。

​それが、コンプレックスと上手く付き合っていく一番の方法なんじゃないかなと思います。

​もし今、自分の嫌な部分に悩んでいる人がいたら——

​その悩みはいつか、あなたを「人の痛みが分かる、優しい人」にしてくれる宝物になるかもしれません。

​今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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