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平成10年の500円玉持ってたら、交換してください!

2025.5.18更新
なんと、3名の方からご連絡いただけました!!
ありがとうございます😆 嬉しすぎるっ
現在は昭和62・64年の500円玉を探してます!


きっかけは、1冊の本。

母のパート先の方からプレゼントをもらったのです。
ただの本ではありません。

年季が入った貯金本

「世界一周すると、10万円が貯まる」
そんな夢のような代物です。

ページには、500円玉をはめ込む小さな穴がいくつも開いていて、好奇心をくすぐられます。

こんな本、見たことない……!

ページをめくるたびに、世界の地名が目に飛び込んできます。
グアム、コロール、パラオ——どこか遠くへ誘われるようなワクワク感。

わっ、グアム! 3年生の時行ったトコだ♪♪
コロールってどこだ?? ふーんパラオってとこなのか~!

心が踊りました。
そっと500円玉を1枚、はめ込んでみました。

こうして、小学生の私は500円玉貯金という沼に足を踏み入れたのです。


10代をかけた10年、埋まらない3枚

しかし、小学生の私にとって。
500円なんて大金です。

お小遣いをすべて貯金に回してしまった日には、
大好きなポケモンの指人形を買うことができません。。。

そこで考えました。

「そうだ、各年の500円玉を1枚ずつ集めよう!」

お年玉をもらえば、年号を確認し、
お釣りをもらえば、年号を確認します。

そうして2分の1成人式を迎え、10歳になりました。
さらに10年後。
成人式をも迎え、20歳になりました。

10代の10年間を全力で過ごす中、
真っ白く凹んだ穴は着実に黄金色に輝いていきました。

記念すべき一枚目。2022年ではなく、平成22年

平成12年、平成13年、平成14年ーー。
いやもはや、貯金というよりコレクションとして大切に積み重ねられてきた時間💰

けれど、、、
どうしても見つけられない3枚がありました。

平成9年、平成10年、平成11年。。。

「なんでこの3枚だけ……」
最初は、ただの偶然だと思っていました。
時代が古くなれば流通量が減るのも当然のこと。

しかし、
どれだけ探しても、
どれだけ人に聞いても。
どれだけ時間をかけても、一向に見つかりません。

家族にも聞きました。
親戚にも尋ねてまわりました。
友達にも持っていないか確認しましたし、
ちょっとしたコミュニティに参加した際にも、自己紹介代わりに言い続けました。

平成9年の500円玉持ってたら、
交換してくださいッ!!

「あっ! 平成12年って言った!?」
  ……いえ、平成9・10・11年です……😥

幾度と繰り返してきたこの会話。
そうなのです、
平成12年以降なら何度も出会えるのに!!😭😭

何度探してもらっても、やっぱりない。
何人に探してもらっても、やっぱりない。
この3枚だけがぽっかりと抜け落ちたまま。
まるで、私が手にすることを拒んでいるかのように……

「そんなに欲しいなら、ネットで買えば??」

何度言われたことでしょう。

うーん、
いや、そうなんですけどね??

確かに、検索すればすぐに出てきます。
少しお金を出せば、簡単に手に入るのです。

でも、
世界一周旅行をしようと決めた小学生の私は、
そういう集め方は望んでいなかった気がしたのです。

なぜなら500円玉自体に価値を感じているわけではありません。
あくまで500円玉には、500円の価値しかありません。

うまく言語化できないけれど。
日頃の日常や、誰かとの出会いを通じて集めてみたい。
ちっぽけな自分には、
実際に世界一周することはできないけれど。
ポケモンマスターを目指す旅だってできないけれど。

500円玉を集めることが、私にとって小さな大冒険になると信じて。

だってご縁には、500円以上の価値があるはずだから。


お金は、買わない。

そう決めた、
はずなのに。

間髪入れずに襲われました。
信念をへし折られる衝撃に。。。

「なんか偽造が流行って回収されてるみたいだよ~??」

……えっ、そうなのっ!?
んなことある??

「1997年(平成9年)ごろから偽造・変造硬貨が相次いで発見され、社会問題となった」
「すでに回収が進み、市中ではほとんど流通していない」

Wikipediaより

えぇえ〜〜〜〜ッ😱😱
そんなぁ〜……

こりゃ見つからないわけですよ💦💦

平成9年の500円玉を探すという行為自体、
最初から無謀な挑戦だったのです。

Wikipediaを閉じ、そっとスマホも伏せました。

「……いや、もう無理でしょ」

……あ。
待って。
そうだ。

再びスマホを手に取ります。
はたと気付いたのです。

そうだ、そうだよ!
noteで呼びかけてみたら良いんじゃない!?

思い立ったが吉日、善は急げ、好機逸すべからず!

2023年1月、
1つの記事を作成しました。

これまで綴った300以上の記事の中で、多くのコメントをいただけた記事となっています。
500円玉貯金をしている方々が共感してくださって嬉しかったです。

投稿しました、
一縷の望みをかけて……!!

しかし、現実はそんなに甘くはありません。

やっぱり無理だよね……。


そもそも、500円玉を集める意味なんてあるのでしょうか。
500円玉をコレクションして、一体何に使うのでしょうか。
結局使わずに、この世を去るのではないでしょうか。

それならば。
貯金するより自己投資に使ったほうがよっぽど効果的です。
だって自分という人間は、お金には代えられないのだから。

いや、そもそも。
お金なんかなくたって、人は変われるに決まってる。

ちょっきーん

ありったけの正論を自ら浴びせ、
とうとう諦めかけていた、、、とある日。

持ってますよ

Σ(・□・;)

えっ、そんなまさか!!
記事を載せてから2年後、
それは2025年の真冬の出来事でした。



そうだよ、京都行こう!

まさかーー。
心臓が跳ねました。

2年も前の記事を読んで、メッセージをくださる方が現れるなんて……!

しかし、同時に冷静な自分が囁きます👿
「……あ、これ詐欺だな」

そう思いました。
私は500円玉を「買い取る」わけではありません。
あくまで交換です。

そう、
先方にはメリットなんて、1つもないのです。

そもそもーー
・万が一持っていても、「平成9年」だと気付かない。
・気付いても、私のnoteを読んでいない。
・仮に読んでいても、わざわざ財布の中は探さない。

その上で、それでも。
私は決めました。

「騙されてもいい」

待ち合わせができるなら、それだけで奇跡です。
最悪、呼び出された場所が僻地で、何時間も待ちぼうけを食らうなら。
それはそれでnoteのネタになる笑

だからあえて、
写真を見せてもらうことはしませんでした。

それでもワクワクが止まらない理由。
それは、平成9年の500円玉を手に入れられるからではありませんでした。

"私の記事を読んで、実際に財布を確認し、さらにはメッセージまで送ってくださった方がいる"
その事実に、ひどく心を打たれたのです。

メッセージの送り主は、Twitter(現X)のDMでも連絡をくださいました。
意を決して返信しました。

「お会いできませんか?」

ーーはたして。
返事が、来るかどうか。

お相手のnoteやSNSを見ても、
パーソナリティがわかるほどの内容はありませんでした。

正直、期待しすぎるのは怖かったのです。
このまま未読のままだったらどうしよう。
「国内ならどこにでも伺う」とは言ったものの、もし小笠原諸島や沖縄の離島だったら……。

まとまった時間をすぐに取れない場合、お相手の気が変わってしまうかもしれません。

いや、それよりも……

「平成9年の500円玉詐欺」という、世界一コスパの悪い犯罪に巻き込まれたらどうしよう。
(なんの嫌がらせ?笑)

それからたった5日後。
私は京都駅にいました。


平成9年が、すぐそこに…!

ざわめく大空間、人の波。

わぁ、天井が高い。
人の多さに圧倒されます。

周りを見れば、スーツケースを引く観光客。
外国人も多い。

せめて、と人混みの少ない端っこに身を寄せて、
待ち合わせ時刻まで待ってみます。

私の服装は事前に伝えてあります。
お相手の服装も、教えてもらっていました。

・・・でもこれ、本当に会えるのか?

相手の年齢も、性別も知りません。
待ち合わせをしている人たちが多く、どの人もそれっぽく見えてきます。

不安がよぎる中。。。

あの人だーー!


15年探し続けた500円玉。

胸がいっぱいになりました。心が震えました。
遂に…
ついにーー。

平成9年の500円玉に出逢えたのです!!

ささやかなお手紙をお渡ししました

「本当に、あるんだ……」

信じられない気持ちと、溢れ出す感謝。

私の持つただの500円玉と交換していただきました。
そう、あくまで500円玉の交換です。

世の中、売ってくれる人なら沢山いるかもしれません。
でもそれでは楽しくない。
なぜならそれは、
"平成9年の500円玉"自体に価値を感じているということになるからです。

そうではなく、
私というどこかの誰かが、
noteを通じて声を上げ、
ただ趣味として、価値もないのに集めている。
その事実を面白がってくれる方と出会えたことがなによりの幸せでした。

だからこそ、私は伝えたかったのです。
「ありがとうございます」
そうお礼を、直接会って。

お伺いしたところ、
ネット上の人と対面したことはなかったそうですが、
今回初めてお会いしてくださったそうです。

いや、それでよくメッセージを……!

ーー喜ぶ人がいるならメッセージしようと思って

えぇえええっ……
その言葉に、涙が溢れそうになりました。
世の中、こんなにも温かい人がいる。
なんて素敵な方なんだ…!

でも会うのは少し怖かったとも。
(そりゃそうですよねッ!笑)

お仕事で昔の硬貨を見る機会が多かったとのことで、
ご自身が平成9年の500円玉をお持ちであることも把握されていたそうです。


ーー関西に用事でもあったんですか??

「もちろん、500円玉のためだけに来ました!」

そう答えると、
目を丸くしながら驚かれて、
ーーこんなにすぐ、一体どんな金持ちが来るんだろうと思った
とのこと。
(……夜行バスで来たので絶賛全身バキバキです😅)

確かに、
プレミアでもないただの500円玉のために、1万円以上もかけて来るなんてなかなか理解できないですよね。

でも私は、500円玉に1万4千円と片道8時間をかけたわけではありません。
"noteで呼びかけて、返事をもらえて、京都まで行った"という経験とエピソード。
これにこそ、プライスレスの価値があると思えたのです。


1万4千円のコレクション

お陰様で自分の年齢よりも多い枚数が集まりました😆

28枚集めても、総額1万4千円。
コレクションとしては安上がりかもしれません。

1万4千円。
この金額は、奇しくもこの京都日帰り旅で使った金額とほぼ同じ。
当日急いで夜行バスを予約し、
京都の町をドキドキ歩きまわり、
平成9年の500円玉と共に胸を高鳴らせた帰路。
この旅のすべて。

平成9年の500円玉が続けてきた28年の旅と比べたら、ちっぽけだけど。

小学生の私に自慢します。
大富豪に近づいたぞ!!

昔、父に言われた言葉が蘇ります。

世の中には、お金を持つと変わっちゃう人が多い。
だからこそ、
お金に自分を変えられちゃいけないよ。

さすがに年齢を重ね、
私は1万4千円で変えられちゃう人間ではありません。

でも、500円で自分は変われる。

この手のひらにある一枚の硬貨。
それは、旅のきっかけになるかもしれないし、大切な人との食事に変わるかもしれない。
あるいは、未来の自分が思い出す、何よりも尊い記憶になるかもしれない。

500円玉を通じて、ひとつの物語を紡げたことが、何より嬉しかったのです。

本当に、本当に、ありがとうございました!



さてーー。
まだ終わりではありません。

そうです。
まだ集めきれていない500円玉があるのです……!!

というわけで、
改めて、お伝えさせてください。

平成10年の500円玉持っていたら、
交換してください!!!

・国内であれば、どこへでも伺います。
 ただ、あくまで500円の交換です(買い取ることはできません😭)。
・平成11年も持ってません!

お持ちの方いらっしゃいましたら、Twitter(XのDMにてご連絡ください!!!
どうか、お力添えよろしくお願いします😆😆

年代に限らず記念硬貨でも嬉しいです😆

※ 最近、スパムDMが多く気付くのが遅くなる場合があります。必ずお返事しますので、返信がなくてもしばらく預かっていていただけると幸いです💫


【最後まで読んでくださりありがとうございます!】
色々な人に会ったり様々な場所に行くのが好きです。
ぜひ、他の記事も覗いてもらえると嬉しいです!

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◯名前が似ているので、80万円のカリブ海旅行に行ってきました👇


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