脱・同調圧力。心理・関係性・社会・ヒトに興味のある方と学びたい『迎合』のこと。
個人の生きづらさの背景には本人が生活する周りの環境、つまり家族と社会が関係していて。個人のトラウマの背景には社会のトラウマがある。…そんな視点からトラウマインフォームドケアをベースにした講座や個人セッションを続けてきた。
その一つとして2022年に「性について語ることは生について語ること」というテーマで、性被害支援に携わる熊谷珠美さんと共に講座を開催した。
そもそもは、名もない私の講座を珠美さんが受講してくださり、「大切なことだから!なにか一緒にやりましょう!」と声をかけてくださっての、「私たちが大事にしていること。大切に伝えたいことは何か?」を形にしたのが『性について語ることは生について語ること』だった。
そうしたら。今度はその講座を糸井岳史さんが受講してくださり。その中で、とても印象深いコメントを残してくださったのだった。そこで私の胸に残ったのが糸井さんのおっしゃった「加害者や私たちの迎合性」という言葉だった。
それ以来、げいごう、げいごう、と考える日が続いていた。
そんなある日、ソマティック・エクスペリエンシングというトラウマ療法のアシスタントをしているときに、津田真人さんとランチでご一緒する機会があった。真人さんはスタッフとして数日参加されていたのだ。
真人さんは講座内、講座外、いつでもどこでも熱い。惜しみなく知恵や知見を分かち合ってくれ、質問にも答えてくれ、共に考える機会を設けてくれる。…で、そのときももれなく心身オタクの白熱ランチだったのだが、ずっとげいごう、げいごう考えていた私はここぞとばかりに「先日、糸井さんからこんな意見を伺いまして。」と切り出すと、「ああ迎合ね、ほにゃららでにゃららの…」と真人さんから出てきた言葉と続く話が面白すぎて。そしてあまりに、この少人数の席にいる人だけで聞くのはもったいなさすぎる内容で。
思わず途中で待ったをかけ、「ちょっとすみません。面白すぎで大事すぎる話なので、このテーマで講座をお願いできませんか」と伺ってみた。語彙が圧倒的に追いついていないが勢いはあった。真人さんからは快諾をいただけ、そしたらもちろん同じくお話を伺いたいのは糸井さんであり、珠美さん。…というわけであれよあれよという間にゴールデンメンバーの講師陣が集結した。
一回目の講座は『迎合』という概念の整理を切り口に、これまでにない視点からトラウマや、トラウマ臨床の周りにいる人々(被害者・加害者・支援者・共事者)について「何が起きているのか」を明らかにしていく講座となった。
私自身もそれぞれの立場になりながら理解が深まった。
当初はこんなにシリーズになるとは思うず始まったクラスだったが、一期が終わるころ参加してくださった受講者さんの熱心な様子も含め、「これは何度も繰り返し、理解していかなければならないし、そうするべきものだ」という確信が私たちの中にできていた。
というわけで毎年続けてきた「トラウマ反応と『迎合』クラス」。今年は集大成の4期として一区切りとなります。
あらゆる職種の方、もしくは仕事に携わっていなくとも、トラウマ、社会、心理、身体心理、法制度、人のつながり、関係性…などなどに興味のある方にはぜひご参加いただきたいクラスです。
学び、共に考えていきたい「迎合と社会」のこと。私たち個人や、社会全板の生きやすさにもつながっていくテーマです。本当に充実している内容ですので、ぜひぜひご参加お待ちしております!
基本はオンタイムでご参加いただけると講師共々嬉しいのですが、録画も用意があります。ご都合にあわせてご参加いただければと思います。
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