🇵🇭 フィリピン人ママ友から聞いた、支援物資のリアル
フィリピンに住んでいると、
いろんな“リアル”を目にします。
そのひとつが、自然災害と支援のあり方について。
先日、
フィリピン人のママ友からこんな話を聞きました。
「フィリピンでは、災害が起きたときに一番頼りになるのは“政府”じゃなくて、“人”なんだよ」
最初は少し驚いたけど、
話を聞いていくうちに納得した。
政府よりも人のつながり
フィリピンでは、
台風や地震などの自然災害が多く起こります。
政府が支援物資を集めたり、
義援金を募ったりもするけれど、
本当に必要としている人のもとに
届かないことも少なくないのだそう。
ある時は、集められた物資が政府の倉庫に
そのまま保管されたまま…
配る仕組みが上手く機能していないのか、
島国ゆえに輸送が難しいのか、
理由ははっきりわからんけど
支援が届かない現実がある。
数年前にセブを襲った大型台風のときも、
最終的に人々が自分たちで助け合い、
島のコミュニティ同士で支援し合っていたそうです。
「助けたい」が行動になる国
今回の地震でも、被害が大きかったボゴ市へ
個人で支援物資を届ける人たちが
とても多くて驚きました。
学校からも
「支援物資や食料を買うための募金に協力を」と案内があり、私も少しだけ参加。
というか支援物資のリストが配られて
○/○までに持ってきてねと半強制(笑)
日本でも募金活動や義援金はよくありますが、
どこか“遠くの誰かを助けている”ような感覚でした。
でもここでは、“今”助けたい人が目の前にいる。
その思いがまっすぐ行動につながっている。
スーパーでは、カートいっぱいに食品や水を詰め、
トラックに積み込んで被災地へ向かう人たちの姿。
それを見て、胸がぎゅっとなった。
日本とフィリピン、それぞれの強さ
日本は、政府や団体がしっかり機能していて
安心できる。
だから“任せる”という形の支援が多い。
一方フィリピンでは、
政府を全面的に信頼できないからこそ、
人が人を助ける文化が根づいている。
どちらが良いとか悪いとかではなくて、
それぞれに違った強さがあるんやなって。
生き抜く力と、思いやり
今回の出来事を通して、
「生き抜く力」や「人を思う心」を、
フィリピンの人たちからたくさん感じました。
自然災害や事故は、どこの国にも起こりうる。
どんなに整った社会でも、
100%安全な場所なんてない。
だからこそ、
“今”を全力で生きるフィリピンの人たちの強さが、
とてもまぶしく見えました。
海外に出て初めて気づくこと。
違う世界に触れることって、やっぱり大事。
そんなことを改めて感じた出来事でした。

