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#2【実録】ヤクザの息子と付き合って18歳で家を出た話

きっかけは
友達の付き添いだった。

「メル友と会うから着いてきて」

そう頼まれて行ったら
なぜか2対2で
遊ぶことになった。

それが彼と出会ったきっかけ。

———

当時の私は
毎日のように誰かと遊んでて
彼との出会いも
特別なものじゃなかった。

「また会いたいな」
ってメールがきても
適当に返してたくらい。

———

会って2週間くらいで
「時間作れる?」
と聞かれて
二人で会う約束をした。

でも私ったら
違う約束も入れちゃってて
彼との約束を
すっかり忘れてたんだよね。

家に帰ってきたら
向かいのコンビニに見たことあるセンチュリーが。
2時間も待っててくれたらしい🥺

なぜか写真に撮ってあった車😀


そのまま夜景を見に連れて行かれて
告白された。

なんか断るに断れなくて
付き合っちゃったんだよね。

もちろん
ヤクザの息子だなんて
全く知らなかったし

私と彼の家は
車で1時間近くかかるくらい遠くて
待たせちゃった罪悪感もあった。

———

正直、付き合った当時
あたしは彼のこと
全然好きじゃなかった。

1ヶ月会わなくても平気だし
連絡なくても平気。

私も毎日友達と遊んでたから
あれこれ言われたくなかったし。

そしたら彼が言ったんだ。

「みおちゃんって
 ほんとに俺のこと好き?」

私も
行動に移さなきゃなのかな
って思った。

当時のあたしかなり流されやすい…笑
———

会う場所はいつも彼の家。
迎えに来てくれて送ってくれて
往復2時間かかってた。

なら私が
中間くらいのところに
引っ越そうかな
ってなったの。

うちは弟がまだ小さくて
彼氏とか呼ぶの気が引けたから。

———

それでキャバクラの寮みたいなところに
入るのを決めて

夜逃げじゃなくて
親が仕事でいない昼間に
昼逃げみたいな形で
家を出たんだよね。

少しノリみたいな感じで。笑

———

彼がヤクザの息子だと知ったのは
昼逃げして2ヶ月後。

彼がうちに来てた時
なんの話だったか忘れたけど
彼がスレた話をしてきた。

「え、なんでそんな風に思うの?」

って私が返したら

「お前はずっと箱入り娘で
 両親もいてスクスク育ったから
 いつも真っ直ぐな考え方で
 ムカつく」

って言われて。

———

「俺はヤクザの息子で
 父ちゃんと母ちゃんは離婚してて
 母ちゃんとずっと住んできた。

 今は父ちゃんの会社で働いてるけど
 父ちゃんには新しい女がいて
 そいつが幅きかせてる。

 その女は新型のゼロクラに乗ってるけど
 うちの母ちゃんはオンボロベンツだ。

 俺は母ちゃんに
 もっと楽させたい」

そう言って
彼は泣いた。

———
衝撃だった!
男の人の涙を見たのは
初めてだったし

話の内容にもびっくりして

でも彼、少し昔のヤンキーみたいな事言うし
車で流れてるのT-BOLANとか長渕だし
(当時流行ってたのは浜崎あゆみとか倖田來未とか修二と彰とか)
なんか納得することもあったんだけど。笑

こんな風に話してくれる人とは
真剣に向き合わなきゃかも
って思った。

そこから私も
友達より彼氏優先に
なったんだよね。

———

こうして私は
彼に本気になった。

ヤクザの息子との恋。

今思えば
ここから私の人生は
どんどん普通じゃなくなっていく…


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#創作大賞2026
#エッセイ部門

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