見出し画像

これって男尊女卑?私が女性管理職を大切にするたった1つの理由

「おいおい、このタイトル…こいつ何を言い出すんだ?」

そう思った方もいるかもしれません。
特に女性の方ならなおさらでしょう。

まず最初に言っておきます。私は女性の味方です笑
炎上するかも…と怯えながら「男尊女卑」という言葉をあえて使いました。
ですが、私の中で考える「男尊女卑」というのは、世間で言われるそれとは少し違います。


日本に残る“見えない壁”

日本社会には、今でも根強く“見えない壁”が残っています。

昇進のスピード、重要なポストへの抜擢、会議での発言力…。
数字で見れば男女平等が進んでいるように思えるかもしれませんが、実際の現場ではまだまだ「女性だから」という理由でチャンスが遠のく場面があるのも事実です。

私自身、管理職として20年以上働いてきましたが、女性が昇進するまでの難しさを何度も目にしてきました。
本人の能力は申し分ないとしても、環境や制度、そして周囲の無意識の偏見が原因になり、女性が冷遇されているなぁと感じることがあるのです。

だからこそ私は、あえて言います。
「女性は弱い立場に置かれやすい。だからこそ守り、育てる必要がある」と。

私の言う「男尊女卑」とは「女性は弱いもの=弱者」と置いていることです。女性は社会構造上、どうしても不利な条件を背負いやすい。

だから管理職として、そこに目を向けてサポートするのは当然の責任だと思っているんです。
”働く上で”男は恵まれているけど、女は恵まれていないってことを、勝手に「男尊女卑」って言っているだけです!


私が女性管理職を大切にする理由

では、具体的にどんな視点で女性を大切にしているのか。
3つほどあげておきます。


①女性が機嫌が良いのは感謝すべき!

女性にあって男性にはないもの。「月に一度、必ずやってくる体調不良」…そう、生理です。

症状は人それぞれですが、重い人は本当に動けないほどの痛みやだるさに襲われるようです。それが毎月1週間前後、必ずやってくる。

生理や出産の辛さは男には想像できません。
ですが、いろんな情報では、もし男性が同じ状況だったら我慢できないらしいです。
ということは、男ならおそらく「今日は無理」と言って仕事を休む人が続出するのでしょう。

それでも女性たちは、そんな辛さを見せずに笑顔で出社し、普段通りに仕事をこなしてくれます。私はそこに、女性の芯の強さを感じます。

だから私は、「女性は気分屋だ」と揶揄する言葉を聞くたびに、腹が立ちます。毎月ホルモンバランスに大きな変化があり、それでも社会で戦っている。

その事実を知れば「機嫌が良いのはありがたい」くらいに思っておいたほうがいいです。


②「感受性」は組織にとって武器になる

「男は論理的、女は感情的」
そんな言い回しを耳にしたことがある人も多いでしょう。

確かに男性は合理性を重視しがちで、女性は人間関係や感情に敏感な傾向があるかもしれません。
でもそれを“弱点”だと捉えるのは大きな間違いです。

私が見てきた女性管理職の多くは、相手の表情や声色の変化に敏感です。

「この決定を進めたら、現場の士気が下がるかもしれない」
「彼女は仕事はできるが、この案件はプレッシャーで潰れる可能性がある」

そういった“感情の変化”をいち早く察知してくれるのです。

【実際のエピソード】

私の部下に、30代で課長になった女性がいます。
彼女はとても感受性が強く、会議の場で男性陣が気づかなかったリスクを指摘してくれることが何度もありました。

ある時、新規プロジェクトの立ち上げを進めていたときのこと。
「今の計画だと現場の負担が大きすぎて、離職者が出る可能性があります」と彼女が発言したのです。

最初は男性管理職の多くが

「ほんとに?」
「そんなことないでしょ。まだ現場には余裕があるはず」
「大げさだ!」

と受け流していました。
ですが、私は彼女の言葉を信じて、一度現場への業務状況のヒアリングを改めて実施しました。

すると、実際にプロジェクトの中心となる社員から「このままだと既存プロジェクトとの業務バランスが取れない、続けられない」という感情の吐露があったのです。

彼女はその社員からそういうことを聞いていた理由ではなかったようですが、普段の感情や表情などを見ていてなんとなく感じていたようです。

結果的に計画を修正し、その社員の業務量も本人と協議して納得のいく形に収めることができました。
もしあの時、彼女の“感受性”を軽視していたら、プロジェクトは失敗、さらに優秀な社員が退職していたかもしれません。

この経験から、私はさらに強く思うようになりました。
「女性だから」ではなく、「女性だからこそ気づける視点がある」と。

組織を動かすのは人間です。合理性だけでは回らない。
感受性の強さは、組織を守り、成果を上げるための大切な武器なのです。


③キャリアはできるだけ早く積ませる

私は女性部下に対して、「できるだけ早くキャリアを積んでほしい」と伝えています。

なぜなら、女性にはライフステージの変化が必ず訪れるからです。
結婚、出産、育児。
もちろん全員がそうするわけではありませんが、選択肢として避けられない人が多いのも事実です。

特に出産です。これだけは女性だけの特別なライフイベントです。

出産の前後にはどうしても仕事から離れざるを得ませんし、復帰しても家庭との両立が大きな壁になります。
大企業なら育休がしっかりと取れる、福利厚生で保育所があるなど支援体制が整っているかもしれませんが、中小企業ではまだまだ難しいのが現実です。

だからこそ、若いうちに多くの経験を積み、スキルと知識を得ておく必要があると考えています。
たくさんのことを経験して、できるようになっておけば、一度キャリアが途切れても、再スタートのときに選択肢を増やせる。

出産前にこれしかやってなかったから、この仕事しか選べない…は可哀想。
この会社ではこれしかやらせてもらえなかった…は可哀想。

学生から社会人になるのは男も女も一緒。
でも、男性のキャリアプランと同じスピードだったら女性のほうが経験することが減ってしまうのは当然。

なので私は、管理職として、完全なビジネスマンとしての時間が短い女性こそ、たくさんの経験を早く積ませてあげたいと考えています。


性別は関係ない。けれど――

ここまで女性を大切にする理由を書いてきましたが、正直に言うと「女性だから特別扱いする」という考えは、本当は本質的ではないですね。

本当に大事なのは、男女関係なくそれぞれが自分の強みを活かせる環境を作ることです。
男性でも感受性が強い人はいますし、女性でも合理的に物事を進めるのが得意な人はいます。

性別ではなく、一人ひとりの個性や特性を尊重して、最大限発揮してもらう。それが管理職の役割であり、組織が成長するために欠かせない視点だと思っています。

ただ、日本にはまだまだ男性上位の…本当の意味の「男尊女卑」がたくさん残っています。
だからこそ、あえて私は「女性を特別扱いしてでも守る」というスタンスを取っているのです。

さて!
ここまで読んでくれた女性のみなさん、わかっていただけたでしょうか?
私が最初に言った「私は女性の味方」だと意味が笑

そして男性のみなさんはどう感じましたでしょうか?

男女平等に!コメントいただけると嬉しいです。


記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。
みなさんがこの記事を読んで「よかった」「ためになった」「共感した」と思っていただけたら、チップをいただけると嬉しいです。

いいなと思ったら応援しよう!

おじ│40代からの人生リノベーション術 私の記事を読んでいただきありがとうございます。もし共感いただけたなら「チップ」をいただけると嬉しいです。何者でもない私の言葉に私自身が値段をつけることはできません。あなたの気持ちで結構です。