挑戦と能力のバランスを取る
気がついたら数時間が過ぎているような、周りの音が聞こえないくらい集中している状態を、心理学ではフロー状態といいます。
フローの概念は、心理学者のミハイ・チクセントミハイ先生が提唱しました。
この状態に入ることができれば、仕事や作業がはかどり生産性が向上することはもちろん、達成感や充実感が得られることから幸福感の持続にもつながります。
挑戦と能力のバランス
フロー状態に入るためのポイントは、挑戦と能力のバランスです。
フロー体験の仕組みを見てみると、次の3つの状態があります。
退屈:能力に対して難易度が低すぎる状態(ルーチンワークなど)
不安:能力に対して難易度が高すぎる状態(難しい課題など)
フロー:能力と難易度のバランスが取れている状態
時間を忘れてしまうくらい没頭するためには、今の自分が持っている能力よりも少しだけ高いハードルを設定することが効果的です。
目安としては、4%だけ今の能力を上回る難易度に設定することが理想的だといわれています。
仕事や作業の難易度を調整する
簡単すぎず、難しすぎない、適切な状態を意識してつくるために、自分ができることで工夫してみましょう。
簡単すぎて飽きてしまう場合
「制限時間を設ける」「新しいツールを試してみる」など、制約を設けたり、楽しみながら取り組んだりできる工夫が有効です。
難しすぎて手が止まる場合
作業を細分化して、確実に達成できる小さなステップに分解します。
「まずは10分だけやってみる」「1ページだけ取り組んでみる」などハードルを下げることで、不安を解消しながら取り組んでいく工夫が有効です。
まとめ
意志の強さだけでモチベーションを維持していくことには限界があります。
自分が工夫できることで仕事や作業の難易度を調整して、挑戦と能力のバランスを取りましょう。
自然と集中できる状態をつくることで、仕事や作業がはかどると、達成感や充実感も得られ、自分らしくイキイキと活躍することにもつながります。
「バランスを取るために、どんな工夫ができますか?」
