第16回わかち合い報告
2025.11/16(日)安城市民交流センターにて第16回わかち合いを開催しました。
【わかち合い】
まさに小春日和‥ぽかぽかと暖かく晴れた日曜日。年内最終のわかち合いは、参加者6名全体8名で、外に出ればクリスマスマスムード‥皆が幸せそうに見えてしまう季節‥やり場のない感情に揺さぶられ、溢れそうになっていたそれぞれの今の思いにそっと触れる時間を共有しました。
途中から、どなたかが話し終わって「ハイッ」と隣の方のひざをポン。なぜだかいつの間にかそのまま話したら次は隣へポン。話す内容は悲しい内容でも、ポンが回っていくたび笑いが起き、何だか温かな温度が繋がれていったわかち合いでした。
【絵本朗読】

菊田まりこさんの「いつでも会える」を朗読しました。大切な人を失った悲しさ、孤独、もう一度会いたい‥大きな喪失感、寂しさ、変化していく感情。短いことばとそっと心を包むあたたかな絵で描かれている一冊です。〜「ぼくには、だいすきで大切な人がいる。」犬のシロは、いつもみきちゃんと一緒。だけどある日、みきちゃんはいなくなった…。/1999年度ボローニャ国際児童図書展児童賞・特別賞受賞。100万部突破のミリオンセラー
【タッチセラピー】
2人組になってアロマオイルを使い、手の平〜肘までを優しくほぐし、香りと手の温もりを感じながなら心を緩める癒しの時間をすごしました。(今回はスィートアーモンドオイルにラベンダー&フランキンセンスの精油をブレンド。)皆さんとても上手でしたよ!「いい香り〜!」「気持ちいいね」「顔もぽかぽかしてきた〜!」色んな声が聴こえる優しい触れ合いの時間でした。
【後半】
今年最後のお茶会のひとときを過ごしました。 皆さんいつもこの時間は楽しそうで広い和室は賑やかな忘年会です。
本当はたくさん、たくさん、心に悲しみを抱えているけれど‥みんなそこはお互いに分かっているから気負うこともなく鎧を脱いで泣けます。笑い合うこともできます。
お茶会の準備や片付け、差し入れ下さったたくさんのお菓子‥。本当に皆さんありがとうございました。
いつものようににお隣さんとそれぞれ2人組になり手を包み合い「あなたが幸せでありますように」と祈りあい2025年の会を終えました。
クリスマスやお正月にかけての頃はちょっと辛くなる時期であるかもしれませんが、包み合った手の温もり、あなたが幸せであるようにと伝え合った声、そっと思い出してくださいね。
あの時間があなたをお守りのように守ってくれますようにと私も願っています。11月、あたたかいひとときを共にしてくださって、皆さんお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
次回のわかち合い
2026.1/ 18(日)です。
【ご感想】〜参加してみたいけど不安を感じておられる方に。書ける方のみご了承の上ご感想を紹介させていただいています。
・今年最後の分かち合いに参加できて良かったです。自死で亡くなられた方の集まりなので、自分の気持ちをすなおに話せます。話す事によって気持ちが楽になります。
・今日もたくさんのお話を聞けてよかったです。何も考えずに、最近苦しくなることも減ったのに、「みんな元気かな?」という気持ちだけで来ました。もうすぐ三回忌。話をする人がいなくなってきて、身内の前では我慢して強気でいたんだなと来て改めて感じました。心を軽くするために、また仲間に会うために参加したいです。
タッチセラピー、とても気持ち良かったです。手のぬくもりっていいですね。
・9月に来てから2ヶ月、とてもおだやかに過ごして来ました。1日も考えない日はないけれど、おだやかな気持ちになれていました。年月がたって、そういう気持ちになれたのだと思う。やさしい気持ちであの子を思い出せる様になり、ちょっとさみしいです。
そんな気持ちも、ここに来て話せて、出会えて、ありがたいです。かなしい出会いだけど、会えて良かった。
・今日は“勝手知ったる”リピーターさんばかりで、なんだか忘年会みたいでした。『今年もどうにか皆で乗り切ったね!』そんな感じの、今年最後の分かち合いでした。おなじみのメンバーだったので、他愛のない会話も多かったですが、同じ境遇だからこその居心地の良さで、あっと言う間に時間が過ぎていきました。ここがあって、皆さんに出会えたから、しんどい時も『みんな同じ現世の何処かで頑張ってるんだ』って日々支えられています。今年もありがとうございました。また来年も皆さまと共にぼちぼちいけたらと思います。よろしくお願いします。
・今日は、半年振りの分かち合いでした。その期間、体調不良で行けなかったのと、会に参加する事で過去ばかりに囚われすぎて、前に進めてないんじゃないかと思う部分もあって参加出来ませんでした(涙)でもしんどい時に主催者の方にLINEをしたら、『分かち合いは帰ってきていい場所だから…』って仰って下さり、心が救われました今日久しぶりに参加させて頂き、ツラい気持ちを分かって下さる方々と話せて癒されました(きらきら) また2ヶ月ぼちぼちやれそうです。ありがとうございました。
【振り返り】リアンの丘3度目の11月です。大切な人との懐かしい記憶に胸がぎゅっとなる季節です。参加者さんの思いに耳を傾けながら、皆さんの1年前の11月を思い出したりしていました。
時が過ぎ少しづつ変化した気持ち‥又、時が過ぎたからの寂しさを感じる時期もありますよね。
弟を亡くした年の冬、クリスマスムードの楽しそうな人達が溢れる商業施設の下りエスカレーターで急に‥まだ幼かった弟とクリスマスツリーに飾り付けをした幸せな夜が蘇り「もう、どこを探してもあの子はいないんだ‥」「このたくさんの人達の中で私だけ‥?」涙が溢れ駐車場まで足早に人混みを駆け抜けた7年前の冬‥私自身のそんな想い出の呟きもちょっと聴いていただきました。
あれから早いもので7年が過ぎ、いつしか悲しみはその形を変えていき、でも忘れるのではなく今も大切な存在として私の心の片隅にしっかりと、でもそっと、そっと、たまごを抱くように優しく抱いている感じ‥でしょうか。(私事ですみません)
又、今年は刈谷市の自死に関する委員となった事もあり、ぜひ活動の紹介をと仰っていただき、自死遺族の方々の思い、当事者間で思いを分かち合う場の大切さなどを委員会でお話する機会もいただきました。皆様には作成した資料を元に真剣にご傾聴いただきました。
自死遺族支援へ深いご理解、思いを寄せて下さった刈谷市保健センターの皆様にも感謝いたします。
色々な事があった2025年‥
まだまだ至らないリアンの丘かもしれませんが‥わかち合い、アートワーク、ご参加くださった皆様、お手伝いしてくださった皆様、陰で色々な相談、アドバイスをくださった皆様、本当にありがとうございました。
そしていつも丁寧にご対応くださってきた安城市民交流センターの皆様、本当にありがとうございました。
初めての方も、久しぶりの方も、ふた月にいちどの日を楽しみにしてくださっている方も、気が向いた時に友人の部屋を訪ねるように、実家にふらっと顔を出すように、あたたかい場であるように、また2026年も続けていけたら幸いです。
ありがとうございました。
https://liennooka.jimdofree.com/
