砂糖菓子の祈り

ひとひらの淡い粒子を拾うとき、定型文を複写している。傍らに隠してあった夢とやら、律する者は千々に咲かれた。蜂蜜の香りがする工具を抱きしめて転寝をしていた筈ではありましたが、偶然、打上げ花火の死に目に立ち会えました。悪運ばかりでぶら下がる人生は今、前にも後ろにも進めず己の足音は今に泥濘に食い荒らされる。なまじ保冷剤の瞬きがぱたぱた弾けた瞬間を覚えているものだから、始末が悪い。

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遠く、遠くとおくトオク、伸ばした手は斯様にも届かない。細切れの蜻蛉玉、I字剃刀の慟哭、心理学と哲学に求めて振られた救済、褪せゆく呼吸の行方。溷濁した古物はどんどん売り払いましょう。買い手がつかなければ洪水の餌にしてしまいましょう。ね。