SNSなしで地元書店で自分の本を売り広める方法を考える
住んでいる県の書店16店に、計173冊の配本
私は地方の県の県庁所在地に在住しています。
県の人口は100万人を割り込んでいて、県庁所在地の市も35万人くらいです。
日本の人口の0.7%しか住んでいない県に、初版部数の12%が集中することになりました。
もちろん知っている人たちにご案内して、販促を頑張る気でいました。
私の住んでいる県庁所在地の書店3〜5ヶ所くらいに、30〜50冊ほど配本があれば、ありがたいなと思っていました。
しかし、その予想を遥かに上回る事前注文(発売前受注)を受けました。
県全体で16書店へ計173冊の配本が決まりました。
大変嬉しいのですが、こんなに大丈夫かなと、大きな不安が押し寄せます。
というのも、私は転勤でいまの県に住んでおり、出身地でもなければ、古くからの友人もいません。仕事関係で知っている方にご案内することしかできないわけです。普段診療している方々は、もろに想定読者層と重なる方も多いのですが。
しかも、住んでいる県庁の市の書店への配本を想定していたのですが、県全体に広がっています。本拠地の都市から距離が遠くなるほど、土地勘もなければ、知っている人もほぼいない状況です。
参ったな…、というのが正直なところでした。
まあ、とにかく当初の想定より、直接対面で本のご案内をする人数を増やして頑張るしかないなと決意しました。
ご案内の幅を広げるということは、出版企画書の想定読者層から外れる方にも本の情報をお伝えすることになります。税込1650円です。ランチ1〜2回分のお金を私にどれだけの方が投じてくださるだろうか。
しかも、できれば町の書店で購入してくださいというお願いです。手間と時間もいただくことになります。
いままで本を売り広めるという経験がなく、ご案内したときの手応え・反応率がよく分かりません。とにかく数当たるしかないなと考えました。
地元メディアへの献本を検討する
あとは、メディア対策です。
ちょうど発売開始1ヶ月後に、県内最大規模の書店で出版記念講演会の開催が決まっています。出版の告知ならびに講演会の案内も絡めた記事がメディアに掲載されることを企図すべく動いてみることにしました。
発売2週間ほど前に著者の手持ち分が見本の意味も兼ねて、100冊届きました。これを発売日前に献本しようと考えました。
全国紙の地元支局と、地元の地方紙・広報紙(情報紙)の合わせて10ヶ所への献本を計画しました。
私はいま住んでいるところでも無名ですので、記事になれば私のことを知らない多くの方々へ本の情報を届けることが期待できます。
初速を出すための書籍の販促を考えるなら、発売と同時くらいに記事化されるのがベストです。しかし、献本が到着してすぐに記事化されることはないだろうと思いました。出版記念講演会の前に、記事化されれば幸運だなと祈念しました。
地元メディアには全く面識はありませんが、メールと献本同封の手紙の文面を熟慮し、準備を進めました。
地元での販促計画のまとめ
対面で、できる限り多くの方に本のご紹介をする。一緒に出版記念講演会のご案内も進める。要はどぶ板営業をおこなう。
地元メディアへ出版の告知をおこなう。全国紙の地元支局と、地元の地方紙・広報紙(情報紙)の合わせて10ヶ所へ献本を実施する。
この二本立てで行くことにしました。
結果は、また後日の記事でお話しします。
かいつまんで言うと、非常に多くの方からあたたかいご支援をいただきました。全国紙2紙の地域版と地方紙1紙、広報紙(情報紙)2紙から取材を受け、出版の記事が掲載されました。
実際の出版体験に基づいた話題を綴っています。
出版に興味がある方の参考になれば、幸いです。
マガジン“発売前の準備編”で、
SNSなし、知名度なしの初出版で、重版(増刷)を目指して発売前に考えていたことを、まとめ読みできます。
