限りの月はしずしずと #シロクマ文芸部
十二月は世評がちょっと苦手です
ですから
なるべく足音を立てずに
しずしずと歩きます
霜が降りないままに
霜月が去っていくことに
気づかない人たちを
驚かせないようにするために
十二月は自分が訪れただけで
人々がそわそわし始めるのが
ちょっとだけ心外でした
師も走る
とか
今年もいよいよ
とか
そんな風に言われるのが
ちょっとかなしいのです
ひゅうと吹く
凍るような北風だって
瑞々しさをはらんでいます
別にいつも通りでいいのに
何も変わらないのだから
北極星だって
430光年遠くで
430年前の光を
ゆっくりと届けています
十二月はだからと言って
何をするわけでもなく
ただそこにいます
十二番目の月として
ただ冬の美しさを纏いながら
⚪︎
久しぶりにシロクマ文芸部に参加させていただきます。
落ち着いて今年を締めくくりたいななんておもっております。
⚪︎
おまけ
富士山は随分と雪化粧しました。
冬はきれいに見えることが多いのです。
今年の一枚ってなんだろうとおもって写真をスクロールしていて気づいたこと。

イタリア旅行記を書きかけに
なっていました。
きれいな写真いっぱいあるのに。
12月中にお届けできるといいな。
