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「僕のプロフ、どこ見てマッチしてくれたんですか?」ってデートで聞き続けた3年分の記録

マッチングアプリでいちばんしんどいのは、いいねが来ないことそのものより、「何が悪いのか分からないまま時間だけ過ぎること」だと思っています。

写真を1枚差し替える。自己紹介文を書き直す。趣味の欄を足す。 翌朝、通知はゼロ。

僕は始めの1年くらい、これを繰り返していました。

深夜1時に自己紹介文を全消しして、また似たような文章を書いて、保存して、アプリを閉じる。あの時間、通算したら何十時間になるか分かりません。

でもある日、当たり前のことに気づきました。

僕がやっていたのは「改善」じゃなくて「推測」だった。

正解を持っているのは僕じゃなくて、画面の向こうで僕のプロフを見て、右か左かを決めた人のほうです。

そこから僕は、実際に会えた人に直接聞くことにしました。

今日はその記録です。
ノウハウというより、聞き取りメモに近い記事になります。


1. 聞くと決めた日のこと

きっかけは、成功じゃなくて失敗のほうでした。

デートは盛り上がったはずなのに、翌日から既読がつかなくなった。 何が悪かったのか、いくら考えても分かりませんでした。

そのとき思ったんです。

このまま推測を続けても、来年も同じことをやっている。

僕はこれまでペアーズ・タップル・Tinderを使って、100人以上の方と実際にお会いしてきました。そのうち20人くらいに、デートの途中でこう聞いています。

「これ聞いていいのか分からないんですけど、僕のプロフ、どこ見てマッチしてくれたんですか?」


2. この質問、実はかなり喜ばれる

最初は本気で怖かったです。

自意識過剰だと思われそうだし、「特に理由はないです」と言われたら普通に凹むので。

でも、やってみて分かりました。

この質問、わりと喜ばれます。

相手にとっては「自分の選び方」を話す質問なので、答えやすいんですよね。しかも自分の判断に興味を持ってもらえた状態になるので、会話としてもちゃんと転がります。

僕が気をつけていたのは、この4つだけです。

① 1杯目では聞かない
乾杯した直後に聞くと、面接みたいになります。空気がほぐれた2杯目以降。

② 「参考にしたいので」と自虐まじりで前置きする
「僕、1年くらいプロフいじってて未だに正解が分からなくて」くらいの温度感。評価してくれ、という圧を消すのが目的です。

③ その場でメモを取らない
取材されている感じになると、本音じゃなく「気を遣った答え」が返ってきます。メモは帰りの電車で。

④ 返ってきた答えを否定しない・言い訳しない
これが一番大事でした。「いや、あの写真はですね」を一度でもやると、そこから先はお世辞しか出てきません。

逆に、これをやったら終わるなという聞き方も分かりました。

  • 「僕のプロフ、どうでしたか?」 → 漠然としすぎて「良かったですよ」で終わります

  • 「他の人と比べてどうでした?」 → 相手を審査員の席に座らせる質問。空気が重くなります

聞くなら、「どこ」を聞く。これだけです。


3. 返ってきた答えは、だいたい4種類しかなかった

20人分の答えを書き出して並べてみたら、種類はそんなに多くありませんでした。

① 「これ何だろう、って思った」タイプ

僕がプロフに書いていたのは、この一行です。

街歩きが好きで、東京の地図はだいたい頭に入っています

これについて「どういうことですか?」と聞かれたことが、何度もありました。

プロフの中に、意味が気になる一行・引っかかる一行があった。それが理由でマッチした、というパターンです。

これが僕の想像よりずっと多かった。 褒められたわけじゃなくて、ただ引っかかっただけ。でも、それでいいんだと分かりました。

② 「共通点があった」タイプ

これも一行の力でした。

最近ハマっている映画はインターステラーです

ここで重要なのは、共通点は具体的なときにしか発生していないということです。

「映画が好き」では、誰とも共通点になりません。 インターステラーまで細かくして初めて、「あ、私も観ました」が起きていました。

③ 「返信しやすそうだった」タイプ

渋谷の○○っていう居酒屋に行ってみたいので、興味ある方がいたら一緒に行きたいです!

きちんとした文章を書けば信頼される、と思っていた僕には、これが一番刺さりました。

「ちゃんとしてる人だな」と思われることと、「話しかけやすいな」と思われることは、別物です。

④ 「特に理由はない/なんとなく」タイプ

これも普通にありました。正直に書きます。全部が全部、言語化できる理由で選ばれているわけではないです。

ただ、この「なんとなく」で始まった人とは、その後あまり続きませんでした。


4. 1年間、一度も言われなかったこと

いちばんの収穫は、実は「言われた言葉」より「一度も言われなかった言葉」のほうでした。

書き出してみます。

  • 「文章がうまかった」 … 一度もなし。600字の自己紹介を推敲していた僕は何だったのか

  • 「趣味がたくさんあった」 … 多さを褒められたことはゼロ。刺さるのはいつも1個だけ

  • 「真面目そうだった」 … 真剣度をアピールする文を足していた時期があるけど、触れられたことは一度もなし

つまり僕がプロフに足していたものの大半は、相手の判断材料になっていなかったということです。

足りなかったんじゃなくて、要らないものが多すぎた
これに気づいたときは、けっこう痛かったです。


5. 逆に「引かれた」と教えてもらったこと

これは聞きにくかったんですが、何回か正直に言ってもらえました。

  • 「めっちゃチャラそうに見えた」

  • 「1枚だけ画質が明らかに違った」

  • 「またラーメンの写真か……と思った」

ここで分かったのは、プロフは加点より減点で見られているということです。

良い1枚を足すより先に、引っかかる1枚を消すほうが早い。
僕はずっと、順番を逆にやっていました。

「もっと良い写真を撮らなきゃ」と思って何ヶ月も動けずにいたけど、本当にやるべきだったのは、


6. 聞いた内容をもとに、僕が最初にやった3つ

聞き取りの結果から、すぐ実行できた範囲の話です。

① 引っかかる写真を1枚消した
足すのは後回し。まず減点要素を消す。

② 趣味の羅列をやめて、1つだけ具体的にした
「旅行が好き」を消して、「大学時代はバックパッカーで25か国まわりました」に変えました。

③ 自己紹介文を短くした
600字あった文章を削っただけです。読まれていない部分を捨てました。

結果として、月のマッチ数が10→20~30に変わりました。 数字以上に大きかったのは、マッチしたあと相手から質問が来る回数が増えたことです。


7. でも、いちばん効いたのは別のことでした

ここまでの6つは、正直に言えば全部「引き算」です。 やれば無駄は減りますが、会話が勝手に始まるところまではいきません。

数字がはっきり動いたのは、そのあとでした。

相手が「え、それ何ですか?」と聞きたくなる一行を、プロフに意図的に置くようになってから。

さっきの①のタイプ、覚えていますか。 「これ何だろう、って思った」で選ばれていたやつです。

あれ、偶然じゃなくて、狙って作れます。

マッチしたあとに会話が続くかどうかは、実はメッセージの1通目より前—プロフを書いた時点でほぼ決まっています。

相手はあなたのプロフを見ながら返信を考えるので、そこに聞きたいことが1個もなければ、会話は相手の頑張り任せになるからです。

その「置き方」については、有料記事のほうにまとめました。


最後に

この記事でいちばん伝えたかったのは、テクニックじゃなくて、推測をやめると疲れなくなるということです。

いいねが来ない日に「自分がダメなんだ」と思うのと、「この項目がまだ整ってないだけだ」と思うのとでは、続けられる期間がまるで違います。

頑張っているのに報われないと感じるとき、原因は努力の量じゃなくて、どこを直せばいいのか分からないまま走っていることのほうにあります。少なくとも僕はそうでした。

もし今日、誰かと会う予定があるなら、2杯目のタイミングでこう聞いてみてください。

「僕のプロフ、どこ見てマッチしてくれたんですか?」

たぶん、思っているより優しい答えが返ってきます。

レオ🔥
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