立秋、月を待ちながら ー残暑の日々と受け継がれる営み
八月に入って暑さ本番となりましたが、
不安定な天候が続きますね・・。
昨夜の地域の盆踊り大会、
前半の子供会の部は無事に終了。
後半の盆踊りの段で
自治会長が開始のあいさつをするや、
雷鳴のファンファーレ、
ゲリラ豪雨となってしまいました。
今日も朝から激しい豪雨に見舞われ、
自治会との連絡の行き違いや、
順延のやり取りで、朝から気をもんでいました。
着実に歩みを進める季節と、心待ちにする月夜
あわただしい日常や、
天気の変化に振り回されると
ドッと疲れてしまいますが、
ふと目を向ければ、季節は着実に歩みを進めています。
暦の上では、立秋から立冬の前日までが「秋」。
(8月7日~11月6日まで)
「収穫が飽き満ちる」と言われる秋の語源の通り、
草木が色づき、
空の色が次第に明らかになっていく季節。
そして、美しい月夜を心待ちにする頃でもあります。
移ろいゆく月に名前をつけた、昔の人々の情緒
昔の人々は、満月を心待ちにし、
移ろいゆく日々の月に
「居待月」「寝待月」「更待月」……と
美しい名前をつけて愛でてきました。
その名前の響きには、
夜の訪れとともにゆっくりと月を待つ、
豊かで情緒的な暮らしの感性が息づいています。

精霊馬を迎えて静かに手を合わせる、お盆の時間
まだまだ厳しい暑さが残り、
時候の挨拶も「残暑見舞い」へと変わるこの時季。
地域によっては、
ちょうどこの頃にお盆行事を行うところも多くあります。
きゅうりの「馬」と、
なすの「牛」の精霊馬を用意して
ご先祖様をお迎えし、
日々の慌ただしさのなかでも、
ふと心静かに手を合わせる時間です。

炎が教えてくれる、夏の終わりの切なさと温もり
そしてお盆の最終日には、
送り火を焚いて精霊を見送る「精霊送り」を行います。
夜の闇に「大」の字をはじめとする炎が浮かび上がる
京都の五山送り火のように、
厳かで幻想的な送り火の光景は、
夏の終わりの切なさを教えてくれます。
バタバタとした日々の合間に、
ふとこうした季節の言葉や伝統に目を向けることで、
心がすっと整っていくような気がしますね。

いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いいたします!