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「普通のアセスメント」と「機能的アセスメント」は何が違うのか
「普通のアセスメント」と「機能的アセスメント」は何が違うのか
認知症ケアの現場で
「アセスメントはしているはずなのに、BPSDが減らない」
そんな経験はないでしょうか。
その背景には、
“普通のアセスメント”と“機能的アセスメント”の視点の違いがあります。
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普通のアセスメントとは
私たちが日常的に行っているアセスメントは、
• なぜ起きたのか(原因・病態)
• どんな症状があるのか
• リスクは何か
といった、評価・判断を目的としたものが中心です。
これは医療としてとても重要ですが、
認知症ケアではこれだけでは行き詰まることがあります。
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機能的アセスメントとは
一方、機能的アセスメントは
「その行動が何を果たしているのか」に注目します。
たとえば、
入浴拒否、徘徊、大声、介助拒否…。
それらを
「困った行動」「問題行動」と捉えるのではなく、
• 不安を軽減している
• 自尊心を守っている
• 身体的・感覚的な不快から逃れている
その人なりに“機能している行動として理解しようとします。
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主語が変わると、ケアが変わる
普通のアセスメントでは
主語は「疾患」「症状」「問題」になりがちです。
機能的アセスメントでは
主語は一貫して「その人」。
すると視点は自然にこう変わります。
• できない理由探し → できる条件探し
• 行動の修正 → 環境と関わりの調整
ここから非薬物療法が具体化していきます。
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なぜ認知症ケアに必要なのか
機能的アセスメントは、
• BPSDを減らす
• ケアの再現性を高める
• スタッフ間の共通理解をつくる
• 本人の尊厳を守る
ための、チーム思考の土台になります。
「評価するため」ではなく
「その人の力を活かすため」のアセスメント。
それが、認知症ケアにおける
機能的アセスメントの価値だと感じています
