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忙しい時ほど、整えておかなければいけない

4月中旬、病院で「喘息ですね」と言われた。

少し意外だった。

3月下旬くらいから、なんとなく調子が悪かった。
なんとなく息苦しい。
呼吸が浅い感じがする。
集中しようとしても、どこか鈍い。

でも、寝込むほどじゃない。
熱があるわけでもない。

だから、「疲れが溜まってるだけかな」で済ませていた。

在宅勤務になってから、通勤で体力を使うことは減った。
その分、身体は以前より楽になっているはずだった。

でも実際は、そう単純でもなかった。

家で仕事をして、家で暮らす。
生活と仕事が近い距離にある分、オンとオフの境目が曖昧になる。

気づけば、常に何かを考えている。

仕事のこと。
家族のこと。
これからのこと。

父親になってからは特に、「自分がちゃんとしないと」という感覚が強くなった。

家族との時間も大切にしたい。
仕事も疎かにしたくない。

どちらも大事だからこそ、自然と自分のことは後回しになる。

今回の喘息も、たぶん急に始まったわけじゃない。

身体はずっと前から、小さなサインを出していたんだと思う。

でも人は、「まだ動けるうち」は無理を無理だと認識しにくい。

多少しんどくても動ける。
責任も果たせる。

だから、その状態が普通になっていく。

今回怖かったのは、倒れるほどではなかったことかもしれない。

本当に動けなくなる前って、意外と普通に生活できてしまう。

ただ、余裕が減る。

集中力が落ちる。
気持ちが尖りやすくなる。
疲れが抜けない。

それでも、「今は忙しいから」で済ませてしまう。

30代、40代って、気力だけで乗り切れた頃の感覚がまだ少し残っている。

でも身体は、確実に変わってきている。

若い頃みたいに、一晩寝れば完全回復とはいかない。
無理を重ねた分だけ、あとから静かに返ってくる。

それなのに、父親になると「頑張る理由」だけは増えていく。

だからこそ、最近は思う。

身体のメンテナンスって、自分のためだけじゃない。

ちゃんと休むこと。
違和感を放置しないこと。
早めに整えること。

それは家族との時間を長く守るためにも必要なんだと思う。

息子は今日も、床の上で楽しそうに寝返りを繰り返している。

昨日できなかった動きを、今日は当たり前みたいにやっている。

子どもの成長は、本当に早い。

だからこそ、この「今しかない時間」を、ちゃんとした状態で見ていたいと思う。

無理をすることが、頑張ることとは限らない。

父親になってから、その違いを少しずつ覚えている途中だ。

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