Photo by
dorobouneco
告りびと【毎週ショートショートnote】
「俺」はいわゆるオタクである。
しかし、今付き合ってるY音にはずっと隠している。
正直俺にはもったいないくらい可愛い彼女だ。
部屋には一度も上げたことがない。
部屋にはフィギュアを始めとしたオタクグッズがいっぱい置いてあるからだ。
ブログサイトで創作もやっているのだがそれも隠している。
しかし、関係が進展するにつれ隠すのも辛くなってきた。
オタクだと告白してしまおう。
そう思い、都内のカフェにY音を呼び出した。
オタクだと打ち明けて嫌われたならそこまでだ。
「Y音・・・、ずっと隠してたことがあるんだけど・・・」
俺はおずおずと切り出した。
「なぁに?俺くん」
Y音はいつもの笑顔で聞き返してきた。
それがなんか怖い。
「実は俺、オタクなんだ。部屋にはフィギュアとかいろいろあるんだ。アニメと漫画が好きなオタクなんだよ!」
後半は早口で言い切った。
するとY音は突然目を輝かせて身を乗り出してきた。
「えっ、俺くんオタクなの!?実は私もオタクなの!時折会えないことあったでしょ?あれ実はコス作ってたんだ!ねぇねぇ!今度の即売会でコス併せようよ!」
まさかY音がオタクだとは。
そして自分よりレベルの高いことをしてるとは。
これから内心「Y音師匠」と呼ぶことにした。
(513文字)
オタクの彼女、欲しいですねぇ・・・。
色々アニメとかのこと話したいです。
いいなと思ったら応援しよう!
チップをいただけたら自分が喜びます!いただいたチップはより自分が成長するために使わせていただきます!