見出し画像

特現対24時 第43話「特現対の事件簿〜ビル街に潜む特殊生物を駆除せよ〜」(1474文字)

とある街角、そこには規制線が張られていた。
地元の警官がそこから中に入らないように地元住民を誘導している。
そしてそこに一台の車が停まった。
中からかおる達特現対の面々が下りてきた。

かおるが現場を封鎖している警官に聞いた。


かおる「特現対の小沢です。特殊生物はこの奥ですね?」
警官「はい、周辺の封鎖は行いましたのであとは特現対の皆さんにお願いします」
そしてかおるは車の中のメンバーを呼んだ。
今回出動したのはかおるの他にルミア、レジーネ、ユクモだ。
かおる「各員準備は出来ているな?」
ルミア「大丈夫です!」
レジーネ「準備できたっす」
ユクモ「こちらも準備完了なのです」
かおる「なら、行くか」
ユクモとルミアはウィライズモードになっていた。
そして規制線の奥へと入っていく。

今回の特殊生物は口から酸を吐き、道路や建物を溶かすという生物だった。
便宜的にアシドロンと名付けられた。
かおる「確かに、道路があちこち足場が悪いな」
ルミア「気を付けていかないとですね」
そこに、本部ビルにいる莉奈から通信が入った。
莉奈『莉奈です。本部ビルからドローンで追跡しています。周辺をスキャンした結果そこから北西150mの位置にいることがわかりました。オーバー』
かおる「了解。周辺区域に追い込めそうなところはあるか?オーバー」
莉奈『袋小路になっているところがあります。オーバー』
かおる「わかった。そこに追い込む。アウト」
あまり離れていない位置に袋小路になっている箇所があるのでそこに対象を追い込むことにした。
かおる「レジーネとユクモは左から、私とルミアは右から追い込む。レジーネ、バズーカは持っているな?」
レジーネ「了解っす。バズーカはちゃんと持ってるっす」
こうして二方に分かれ、アシドロンを追い込んでいくことにした。
かおるは何発か拳銃をアシドロンに撃ってみたが、硬い甲殻に弾かれてしまった。
しかし、脅かすには十分だったようでアシドロンは目的の方向へ逃げていく。
しかし、アシドロンが道路を溶かしているため追うのも一苦労だった。
しかしなんとか袋小路に追い詰めた。
袋小路には植え込みが生えていた。
レジーネ「ユクモ、植物を操る魔法を使うっす」
ユクモ「了解なのです。草木に宿る精霊よ、ユクモに力を貸して…」


そうユクモが唱え錫杖を振ると植え込みの枝が伸び、アシドロンの足を絡めとった。
かおる「レジーネ、バズーカの発射準備だ」
レジーネ「了解っす!みんな離れててくださいっす」
そうしてレジーネはバズーカをアシドロンに向けて構えた。


アシドロンが道路を溶かしたため足場が悪いので狙いを定めるのが大変だったが、なんとか砲口をアシドロンに向けることができた。
レジーネ「砲発射!」
レジーネがバズーカの引鉄を引くと、弾がアシドロンに向かい飛んでいき、アシドロンの甲殻表面で炸裂した。
そして甲殻が割れ、弱点部位が露出した。
ルミア「とどめは私が行きます!」


ルミアが背中の翼でひとっ飛びし、弱点部位を剣で一突きすると、アシドロンは動かなくなった。
かおる「対象の行動不能を確認。ミッション完了だ。みんなお疲れ様」
かおるはねぎらいの言葉をかけた。
ルミア「すごい疲れました〜」
レジーネ「足場悪いから大変だったっすよ」
ユクモ「最近特殊生物の出現頻度が高いから大変なのです…」
かおる「そうだな。だが、私たちがやらなければ街の平和は脅かされたままだ。……各自撤収作業に入る。莉奈、聞こえるか? 駆除完了だ。オーバー」
莉奈『了解しました。作戦完了です。お疲れ様でした。アウト』

街の平和を守る特殊部隊、特現対の任務は明日もまた続くのだろう。

いいなと思ったら応援しよう!

しぐまずいぐる チップをいただけたら自分が喜びます!いただいたチップはより自分が成長するために使わせていただきます!

この記事が参加している募集