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【親友かっつんシリーズ①】名前を覚えない男。

こんばんは♪

今日も、僕の人生を20年以上かき乱し続けている親友。

かっつん。

兄のようで、弟のようで、時には子どものような存在。

でも、困った時には誰よりも先に助けてくれる。

絶対に裏切らない男です。

これは、そんな……

普通という言葉では説明できない男。

かっつんとの実話です。



かっつんは僕より年上ですが、職場では後輩でした。

初めて会った時の印象は、今でも覚えています。

「なんか、この人いい人そうやな。」

人懐っこい笑顔。

初対面でも壁を作らない。

誰とでも自然に仲良くなる。

言葉では説明しにくいんですが、なんというか……

暖かい色のオーラをまとっているような人でした。

そして、お互いに自己紹介をしました。

「しんさくです。よろしくお願いします!」

すると、かっつん。

満面の笑みで一言。

「よろしく!とおる!」

……

ん?

今、なんて言った?

まぁ、一回くらいなら間違えることもあります。

僕も笑いながら、

「しんさくです(笑)」

と伝えました。

その日は、それで終わりました。

……と思っていました。



翌日。

「おはよう!とおる!」

……

いやいや。

まだ覚えてないん?🤣

「しんさくです(笑)」

そして、その数時間後。

「なぁ、とおる!」

「いやいや、しんさく!!」

「あっ、ごめんごめん!しんさくやな!」

よし。

今度こそ覚えた。

そう思った僕が甘かった。

その約2時間後。

「とおる!」

「いや、しんさく!!」

「あ、ごめん!」

……

もう笑うしかありません(笑)。



そして翌日。

今度は名前を呼ばずに話しかけてきました。

(……あ、この人まだ自信ないな。)

そう思った僕は、かっつんの目をじっと見つめました。

そして一言。

「……しんさくです。」

すると、かっつん。

満面の笑みで、

「そやんな!もう大丈夫!ごめんごめん!」

……

いや、絶対まだ怪しい(笑)。



あとで理由を聞いて分かりました。

1か月前まで、

「とおる」という職員さんがいたのです。

しかも、かっつんはその人と仲良し。

どうやら頭の中では、

「仲良しのとおる」

がまだ残っていたみたいです。

……とはいえ。

1か月経っても名前のアップデートされへんことある?🤣



でも、不思議なんです。

普通なら、

「この人大丈夫かな?」

と思うところかもしれません。

でも、かっつんの場合は違いました。

なぜか憎めない。

むしろ、

「あぁ……これが、かっつんなんやな。」

と思ってしまう。

それくらい、裏表がなくて、人を笑わせる人でした。

これが、僕と親友・かっつんとの始まりです。

そして、この時の僕はまだ知りませんでした。

この人は……

名前を間違えるくらいでは終わらない男だったということを。

20年以上付き合った今でも、思います。

かっつんは、やっぱりかっつんでした。

また一つ、

かっつん伝説をお届けします。


かっつんシリーズは毎週水曜日公開予定です。どうぞよろしくお願いします🙇

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