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【恥ずかしい】そんなとこ見ないで ~漢字の横画~

はい、見ます。
あんなとこ
こんなとこ
いろんなとこ見ます。

楷書体にうるさい永野です。

その楷書体の漢字の横画
それは字のクセ、手のクセ、そして
バランスを取ろうとしてしまう脳のクセです。

同じお手本を見て書いても
全員違う字ができあがる

だから「書く」っておもしろい

うん
そうそう

と言ってる場合でなく…

ここで
《問》
「楷書体の横画」として正しいのは
どれでしょう。

「別にどれでも良くない❓️」ですね…




楷書体の横画としての正解なのは
④、⑤、⑥です。
ただ④と⑥はクセがあるので
完全な習字の正しい字でいえば⑤です。


楷書体の横画というのは
非常に難しく
定規で書いたような完全な直線ではないものの、

膨らんだり
反ったり
うねったりしてはいけない直線「的」な線
が正しいです。

この正しい横画は
ぶれたり上がりすぎたりするため
本当に手が嫌がります。 

その時に手は行書体(くずした字・つなげた字)の線に逃げます。
そして脳は
「これはバランスをとるため」と正当化します。

もちろん
線は長くなればなるほど反るものなので
楷書体であっても
長い横画は反るのが正解です。

それでも手は
短い横画も苦手なため
行書体の横画に逃げます。

教室の学習者さん(大人でも子どもでも)も
行書体の教材をやった後の楷書体の字の横画が
丸くなってしまっていることは度々あることです。

なぜ手が行書体の線に逃げたくなるのか…
はい、お察しの通り、
行書体は楷書体の何倍も何倍も簡単だからです。
手も楽
書くのも楽
うまく見えるのも行書体…
そりゃ逃げたくなるのも当然です。

言葉を替えて言えば
行書体は字のうまさをごまかせる
ということです。

行書体を毛嫌いしているわけではなく
楷書は「楷書の字として」正しく書いてほしい
という思いだけです。

なんか秩序とか…
ルールとか…
基礎とか…
そういうものを守りたい性格のせいなのか…
なんか
ズルするとか…
誤魔化すとか…
見せかけとか…
多分そういうのが好きではない性格のせいなのか…

まぁ私の性格はどうでもいいとして




④のクセのについてです。
「折れ」の時に一度斜めの線を作って折れる
という
字のクセ(手のクセ)を持つ人もいます。

これは「毛筆の形を作ろうとしている」
という理論(言い訳)も通りますが
本当は
右上がりになりすぎていないか
気になり
脳がバランスを取ろうと
折れのところで下に下げようとしてしまう「クセ」の1つです。
(私が以前「折れ」をこう書いてしまっていたので
ものすごく気持ちが解ります。)

これも「字のクセ・手のクセ・脳のクセ」です。
(おぉ、なんかリズムがいい)

この折れのクセの直し方は
「次の縦画でちゃんとバランスがとれるから大丈夫」と思うことです。
この言葉は
私のそのクセを見つけ、
先生にかつて言っていただいた言葉です。

確かに
次の縦画でちゃんとバランスはとれ、
とても納得したため
すぐそのクセは直せました。

バランスは「折れ」でとる必要はない、
に気づきました。

・・・ん❓️

ということは
きれいな字を書くことは
性格の問題なのかもしれません。
誰かに言ってもらったことを
ただ素直に受け止め
ただ素直に実践してみる

頑固な字のクセを直すことは
性格の頑固さを取り除くことなのかもしれません。(おぉ私は素直なのか…)


この横画と折れのクセは
脳のクセでもあるので
非常に直すことが難しいです。

許容字体のところでも言いましたが
私は
許容された書き方があったとしても
あえて難しい方で
普段から書くようにしています。
難しい方で練習しておけば
簡単な方はいつでも書けるから。

(という立派な名目に隠して
ただのドMかって話です。)(いや… それは…)


なので私は
教室で毎月発行している
手書きの「教室だより」は99%楷書体で書きます。

字は楷書体が圧倒的に一番難しいです。
まったくごまかしが利きません。
行書体は
誰が書いてもなんとなくうまく見える…
草書体やその他の書体も
書に精通していない人から見たら
「わからない」ので
とりあえずうまく見えてしまう…
なんかすごいと思ってしまう…

だから「行書の方が早く書けるから」という
大義名分を掲げて逃げ出します。


がんばれ
私の手
がんばれ
私の手
と唱え
その横画が
膨らんだり反ったりうねったり、
に逃げないように
練習していきましょう。

「がんばれ」「がんばれ」って…
きれいな字はやっぱり気持ちの問題なのか❓️
ですね。

それも一理かもしれません。

ちなみに⑥の字のクセについては
こちらをご覧ください。


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