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字の効率的な練習法⑧ ~この世で一番怖い字の話~


脳か手か
どちらが先に覚えるか…

ここでいう「脳で覚える」とは
「字のルールを覚える」を指します。

正しい字を先に覚えるのは
脳か、
それとも手か、
どちらだと思いますか❓️

そうです。
答えは
圧倒的に「脳」が先に覚えます。
「手」はまったくついてこれません。
これは
反復練習の重要性を表しているのと同時に、
「字はルールで論理的に
覚えた方が効率的である」ことを示しています。


教室で子どもたちを見ていると
「ルールは説明できる、でもその字が書けない」
が度々起こります。
自分の口で説明でき、
クイズも論理的に解き、
頭では完全に理解していることが判ります。
「解る=できる」ではないことを
まざまざと見せてくれます。

覚える早さは
圧倒的に脳ミソが先で、
その後の反復練習によって
やっと、やっと、やっと、…手が追いつきます。

ということは…
「字のルールを同時に覚えていくのが効率的」と
そんな悠長な
カッコつけたことを言っている場合ではなく、
ルールを知らずに練習だけしたら
・・・
怖いことが起こります。
ルールを知らずに間違った字をせっせと練習する…

・・・お分かりですよね。

その間違った字を手が覚えることになります。

クセ字がなかなか直らない怖さを知っていれば
どれだけ怖い話か分かります。


「ルール」「ルール」言われると
難しいイメージを抱いてしまいそうですが、
実は
そちらの方が簡単で、
そちらの方が効率的に
正しくきれいな字を習得できます。

原理原則を知ることと
実践する(書き続ける)ことは
常に同時並行です。

「体がそれを知っている」
手がその字を覚え
手がその字しか書けなくなるようにしてしまえば
それに敵うものはありません。
「無意識でその字が書けている」に勝てるものはありません。



教室で子どもたちに
「なんでこの字、こんなにうまいと思う❓️」
では収まらず
「この部分のルールなんだっけ❓️」
「これとこれの共通するルール
ちょっと説明してみて」
「この字の中のルール、何でもいいよ、何個でもいいよ、教えて」

鬼のような質問をしています。
(口調は優しいです。 余計怖いか…)
鬼のような、というか鬼です。
その質問に答えている子どもたちがすごいと思います。

鬼に出会う道を行くか、
鬼はいないけど
「怖い話」を実地で行う道を行くか、です。

話が脱線していないようで
脱線してきたので戻します。

まとめ
・字のルールを覚えることと練習は常に同時並行
・先に脳にルールを覚えさせてしまえばいい
・そのルールを持った状態で
 繰り返し訓練を行えば
 手が無意識にその字を書くようになる
です。


ルールを覚える気がない
ルールを覚えることが無理
なら
まだいい方で

そんなレベルでなく
そもそも
そのルールを「知らない」…「知らない」…





怖い…

これ以上怖い話はありません。

この世で一番怖い話
そのノンフィクション…
この世には溢れています。


本当は
「知る」って楽しい
「学ぶ」って楽しい
子どもが目を輝かせて
新しいことを知っていくように
大人でも
今まで知らなかったことを「知る」って
楽しいことだと思います。

みんなみんな…
「初めて知る」があんなにも楽しかった
そんな時代が絶対にあったはずです。

また
あの頃のように
目を輝かせて
字のルールを「知って」いきましょう。

鬼より


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