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monam_333
鍼は痛いのか?
「鍼って痛くないですか?」
臨床の中で、よく聞かれる質問です。
結論から言うと、まったく痛くないわけではありません。
ただ、「強い痛みを我慢するものか」というと、それとも少し違います。
実際には、チクッとした感覚や、重だるさ、響くような刺激を感じることがあります。
そしてその刺激も含めて、体にどう作用させるかを考えていくのが、はりきゅうの治療です。
必要な場合には、あえてしっかり響かせることもありますし、
逆にほとんど何も感じないように調整することもあります。
大事なのは、「痛いかどうか」ではなく、
その人の状態に対して、どの程度の刺激が適切かを見極めることです。
はりきゅうは、「どこが悪いか」を当てにいく治療と思われがちですが、
実際にはそれだけではありません。
中医学では、症状そのものよりも、
その人の中で何が起きているか——体のバランスの崩れ方を見ていきます。
同じ「痛い」という感覚でも、
その背景によって、必要な刺激の入れ方は変わります。
日々の臨床では、
集めた情報をもとに体の状態を整理し、
どこに、どのくらいの刺激を入れるのが適切かを考えています。
やっていることは地味ですが、かなり論理的です。
このサイトでは、こうした考え方をベースに、
はりきゅうの実際や、体の見方について書いていきます。
「なんとなく不思議」で終わらせず、納得につながる形で伝えていきます。
