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【ネタバレ全開】ミクの日にプロセカ映画見てきた感想と考察【大遅刻】


※トップ画像は、劇場版オープニング主題歌「はじまりの未来」からスクリーンショットをお借りしました。バツミクさん、かわいい。問題があればご指摘ください。


(2025年4月6日追記)

すでに3回目の映画を見てから1か月近くが経過し、
なんなら次の週に4回目も見ました。
褪せる記憶を思い出しながら書いてます。
自分用のお気持ち表明怪文書ですが、
皆様の何らかの参考になれば幸いです。

(約24,700文字程度)


**


初音ミクが初めて映画になると聞いて。

怖さ半分、期待半分で見に行ってきました。



結論:

素晴らしい作品を見せて頂き、

感謝に堪えません。

そうした諸々の感想を書いた記事です。


**


<初めに>


こんにちは、初めましての方は初めまして。

ボカロファン左馬(ひだりうま)と申します。

初音ミクは2007年から追ってるので、もう何年になるのやら。
プロジェクトセカイの方は、ほんの触りをやったところで放置していたド素人です。音ゲー苦手なので……映画を見に行った際、初回はプロセカキャラの名前が一致しないぐらいでした。

そういう私の感想・考察なので、プロセカの世界設定などで考え間違いがあるかもしれませんが、ご容赦ください。
まあ、この劇場版もifワールドだってことだからそれほど厳密にk
もし何かあればご指摘いただければありがたいです。
ボカ老害らしく散々寄り道するし、想起して勝手に貼る曲が古めなのも先に謝っておきます


あ、当然ながらネタバレ全開ですので、


未見の方でネタバレ嫌な方は、


ここでブラウザバックを推奨します。



**


<39の日、四日市にて>


3/9(日)朝9時
3回目のプロセカ映画を見るべく、
早朝から名古屋駅ミッドランドスクエアシネマを訪れた私は、
予想外の事態に硬直していました。

全席売り切れ!


ああ、そうか。
3月9日……「ミクの日」だから、
映画冒頭に、本来なら初週にしかなかった、
ミクさんの舞台挨拶があるんだ!
こんな時だけみんな予約しやがって!(忘れてた私が悪い

名駅の109シネマズも当然売り切れ

日曜に早起きして名古屋駅まで出てきたのに……
かくなる上は。

越境して他県の映画館を当たるしかないな。


岐阜・静岡・三重の映画館をささっと検索して、行きましたとも。

時間的に一番早かった

三重県・四日市駅の109シネマズに到着。

開幕まで、トナリエ四日市宮脇書店で時間を潰して散財。
プロセカ関連のCDも売ってたので買い込んでしまった……

応援上映の準備は何もしてないけど、3回目を見るぞ。
トマト&モッツアレラピザのセット買っておこう。


**


<事前準備>


ストーリー

東京都内、シブヤ。
若者が集まる、音楽を中心としたサブカルチャーが盛んなその街で、ひとりの少女が、交差点の巨大ビジョンを見上げていた。画面に映るバーチャル・シンガー"初音ミク"を見てつぶやく。
『すごいな、ミクは。……どんな風にでも、なれて』
帰宅後、少女がスマホを見ると、いつの間にか【untitled】という曲が入っている事に気づく。不思議に思いながらもその曲を再生すると、少女は白い光に包まれ、見知らぬ場所に来てしまう。
驚く少女の目の前には―
『ようこそ、セカイへ!』
"初音ミク"が立っていた。戸惑う少女に、ミクは手を差し伸べ、微笑む。
『一緒に歌おう!』
―『本当の想い』そして『自分の歌』を見つける少年少女の物語が、はじまる。
(公式HP引用)

上記の少女とは、星乃一歌のこと。


上記プロセカサイトの各キャラ紹介、PASTとNOWに分かれてるんですね。
メインストーリー前後という感じかな。

2回通して映画を見たので、さすがにキャラの名前は覚えました
5ユニット×4名(バーチャルシンガー除く)
合計20名
は確かに多いけど、
映画内でも自然な形で各キャラの名前を呼んでくれますし。
プロセカファン向けとはいえ、そこは配慮済み。


あと事前準備として、プロセカ公式のダイジェストを視聴しました。
ひとつ約5分なので、合計25分ぐらい。
各ユニットの構成、メインの経緯がざっくり把握できますよ。
雰囲気だけでも知っておきたい方はぜひ。


Leo/need ダイジェストアニメーション - Journey to Bloom『STELLA』

2023/9/30 (4分25秒)

レオニ: 星乃 一歌、天馬 咲希、望月 穂波、日野森 志歩

MORE MORE JUMP!ダイジェストアニメーション - Journey to Bloom『HOPE』

2023/10/7 (4分59秒)

モアジャン: 花里 みのり、桐谷 遥、桃井 愛莉、日野森 雫

Vivid BAD SQUAD ダイジェストアニメーション - Journey to Bloom『RESOLVE』

2023/10/14 (5分9秒)

ビビバス: 小豆沢 こはね、白石 杏、東雲 彰人、青柳 冬弥

ワンダーランズ×ショウタイム ダイジェストアニメーション - Journey to Bloom『HAPPINESS』

2023/10/21 (4分49秒)

ワンダショ: 天馬 司、鳳 えむ、神代 類、草薙 寧々

25時、ナイトコードで。 ダイジェストアニメーション - Journey to Bloom『SELF』

2023/10/28 (5分12秒)

ニーゴ: 宵崎 奏、朝比奈 まふゆ、東雲 絵名、暁山 瑞希


もちろん、各メンバーがどんな闇を抱え、どう乗り越えてきたか、その詳細はプロセカ本編のメインストーリーを進めないと分かりません。
(特にニーゴで、まふゆや瑞希が受けてきた苦難など)

異なるユニット間でも、たとえば天馬兄妹や東雲姉弟、学校での先輩後輩関係などでつながりはあるようですが、互いに別ユニットであれば「相手がバーチャルシンガーのいるセカイに行ける事実は知らない」まま、並行してストーリーが進んでいるようです。
(プロセカ未履修なので、互いが知ってるような交流描写があったらすいません。見た限り、映画の世界線では、互いに知らないままのようです)

いずれにせよ、入門編としてダイジェスト5編は役に立つでしょう。

プロセカのストーリー動画も公式で出ているようです。
見通したら何日もかかりそうですね……


ついでに、劇場版予告編も貼っておきましょう。

『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』WEB予告 Leo/need篇

2024/12/30 (30秒)

『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』WEB予告 MORE MORE JUMP!篇

2025/1/1 (30秒)

『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』WEB予告 Vivid BAD SQUAD篇

2025/1/3 (30秒)

『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』WEB予告 ワンダーランズ×ショウタイム篇

2025/1/5 (30秒)

『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』WEB予告 25時、ナイトコードで。篇

2025/1/7 (30秒)



**


<冒頭>


3月9日の映画では、最初にミクさんの舞台挨拶がありました。
初週公演およびミクの日限定の演出だと思われます。
作中に登場する衣装ではなく、公式に近いデフォルトミクさん
プロセカだと、ゲーム導入当初などで登場してるようです。
オリジナルミクとか、真ミクさんとも呼ばれているとか。

なんと、この舞台挨拶直後に撮影許可時間があったとは!
しかーし、スマホ再起動が間に合わずシャッターチャンスを逃したorz
真ミクさんが可愛く決めポーズしてた画像は貼れませんが……
他の誰かが、きっとどこかにあげているでしょう(他力本願


『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』応援上映の楽しみ方

2025/1/16 (1分25秒)

劇場版オープニング主題歌「はじまりの未来」

2025/1/17 (4分16秒)

『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』本編冒頭映像

2025/2/14 (9分27秒)

このプロセカ世界では、初音ミクが相当メジャーな存在になってます。
ミクさんが歌って踊ってるCMが流れまくり、あらゆるコラボで街を染めても、人々が違和感を覚えず受け入れているぐらいに。

2025/1/3

灰色コーデでバツ印のアクセサリーを付けた謎のミクさんが出没する導入。
ファンからの愛称はバツミクさん。
どうも誰かに何か歌っているみたい。
でも伝えたい相手に対してはノイズと化して伝わってない様子。
相手からバツミクさんがノイズに見えるだけでなく、
バツミクさん側からも相手にノイズがかかっているように見えると。
ノイズ:「歌」が伝わっていない事の証明


最初の接触は、Leo/need(レオニード、レオニ)星乃 一歌から。
タワレコではバツミクさん逃げちゃいましたが。

夜の路上ライブで一歌が「glow」を弾き語りしていた時。
バツミクさんが歌を届けようとしていた相手の青年が、「glow」を聴いた時だけノイズが薄くなったのです。
(一瞬だけながら波長が合いかけた様子)
それに気づいたバツミクさんが、歌を教えてほしいと一歌の元を訪れます



<glow>


ここで「glow」という選曲が良いんだなあ。
2010年ボカロ初期、ミクバラードの名手keenoさんの作。
タイトルは”grow”(成長)じゃなく、”glow”(柔らかく輝く・火照る)

【初音ミクDark】 glow 【オリジナル】

2010/6/28 keenoさん

気付かないうちにオトナになって 綺麗な嘘 口に出来るほど
いろんな痛みを覚えてきたけど それでもまだ痛いんだ

私の体中 君の傷跡で溢れているから もう進めないよ。
ねぇ 消えて 消してよ そう願っていたのに
どうして こんなにきつく抱きしめてるの?

君の声が遠くなる 飲み込まれそうな赤。
きっと このまま君を溶かして夜になるだけ。

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/10599.html

個人的には、ネルドラPさんによるMMD-PVの傑作が好き。

【MMD】glow【PV】(HD)

2011/4/23 曲:keenoさん、MMD-PV:ネルドラPさん

レオニもカバーしてましたね。

glow / Leo/need × 初音ミク【3DMV】

2023/6/23 (2分37秒)

曲自体は、夕暮れの情景で歌われるメロウな失恋歌
しかし、傷ついた人々を優しく包み込むメロディと歌詞が素晴らしく、心を癒す普遍的作品として昇華されています。


バツミクさんが一歌に教えてほしいと言った「歌」……それは単に歌う音量や歌唱力、メロディの巧緻など技術的能力を指す言葉ではなく。

そう、プロジェクトセカイシリーズにおいて、"本当の想い"は"歌"を産むんです。そして、バーチャルシンガーたちもその歌を一緒に歌うことができる。
であれば、バツミクの言うところの「歌」とは単に音波としての歌声ではなく、「伝えること」「届けること」そして「繋がること」を指しているのだと思います。

強調は本文ママ

人とのつながり。
Tell Your Worldじゃん!
創作の連鎖を歌ったアンセム。

livetune feat. 初音ミク 『Tell Your World』Music Video

2012/3/12 kz-livetune

君に伝えたいことが
君に届けたいことが
たくさんの点は線になって
遠く彼方へと響く

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/19646.html

※テルユアは映画では出てきませんのでご注意。

バツミクさんは、望む相手に「歌」を届けるまでに至っていません
何が足りないのか……
一歌は、バツミクさんが求めるままに、好みの有名楽曲や、自分たちのライブ風景を見せてあげます。
全部はキリが無いので、そのうち好きなのを二つだけ。


八王子P × kz(livetune) 「Glimmer feat. 初音ミク」

2022/8/30 八王子P × kz(livetune)

変わらない景色を
ずっと繰り返す
見慣れた夜はもう飽きた

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/49119.html

※タイトルの”Glimmer”「かすかな光、煌めき」という意味。


幽霊東京 / 初音ミク

2019/12/3 Ayase / YOASOBI

終電で家路を辿る僕の
目に映るガラス窓に居たのは
夢見た自分じゃなくて
今にも泣き出してしまいそうな
暗闇の中独りただ迷っている
哀しい人

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/40244.html

映画ではさらっと作品の一部が流れるだけで言及されませんが、
glowGlimmer幽霊東京も(取り上げなかった他の曲もおそらく)、バツミクさんが歌を届けたいと思っている相手の状況を示唆する歌詞が織り込まれてます。
映画スタッフからボカロ文化への愛を強く感じますね。



<ピエロの涙>


冒頭で各チームの顔見世の際に。
Vivid BAD SQUAD(ビビッドバッドスクワッド、ビビバス)の面子が集まって話していた時、こはねが杏に対して、ワンダショのえむが演じるピエロについてプレゼンしていました。そこでピエロの涙についてこはねが軽く触れますが、話題は次へ移っていきます。

白塗りの顔、目の下に涙をあしらったピエロのメイク
この涙については、単なる装飾であるとか、歴史的な変遷であるとされる説が多いようですが。

哀愁漂うピエロに寄せて、笑いながらも仮面の下で泣いているイメージが、創作分野でしばしば認められる解釈です。
人生の悲哀を演じる道化師が、心で流す一滴の涙であると。

ボカロ文脈的には「からくりピエロ」が連想されます。

【初音ミク(40㍍)】 からくりピエロ 【オリジナルPV】

2011/7/15 40mP

【初音ミク(40㍍)】 からくりピエロ Karakuri Pierrot【オリジナル】

2011/12/2 40meterP

Ah 回って 回って 回り疲れて
Ah 息が 息が切れたの
そう これが悲しい僕の末路だ
君に辿り着けないままで

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/17230.html

※からくりピエロは映画では出てきませんのでご注意。


失恋の歌詞ですが、嘆く者を慰める普遍的な作品とも受け取れます。

仮面の下に隠された孤独、報われない愛、芸術家の宿命的な苦悩……そうしたイメージを示唆するモチーフ。

えむ演じるピエロの顔に描かれた涙について、こはねは、
「哀しみを笑顔に変えていく」という説明をしていた気がします。

これもまたバツミクさん絡みで、相手の哀しみを笑顔に変えていく展開を観客に予期させる効果があるのでしょう。



<夏の夜の夢>


一歌に連れられて、バツミクさんはプロセカキャラたちが通う宮益坂女子学園に潜入。やがて神山高校にも出没するのですが……キャラそれぞれバツミクさんを目撃したときのリアクションが楽しいですねw

女子高の英語授業でやってたの、シェイクスピア「夏の夜の夢」だったんですか。確かに、お嬢様学校としてもレベルが高い!

GkilleDさんの指摘で知りました。ありがとうございます。

シェイクスピア「夏の夜の夢」第5幕第1場より引用:

Hippolyta
But all the story of the night told over,
And all their minds transfigured so together,
More witnesseth than fancy's images,
And grows to something of great constancy,
But howsoever strange and admirable.

https://myshakespeare.com/midsummer-nights-dream/act-5-scene-1

サイ象様のサイトから日本語訳を引用(改行等は引用者変更):

ヒポリタ
(シーシアスの上記の言葉に反応して) 

でも、一部始終を聴いたゆうべの話。
みんなの頭がそろっておかしくなったことは、
想像力の産物以上の何かが働いたしるしですし、
何かしら変わることのない、偉大なものにつながっているんだわ。
それにしても、驚嘆すべき不思議な出来事。

https://rhinoos.xyz/archives/52760.html

もちろん映画でバツミクさんにより起きる一連の騒動を暗示していますし、プロセカキャラたちが関わっているセカイシステムの話でもあります。


この箇所に元ネタとなる有名ボカロ曲はなさそう。
個人的に好きな昔の作品はありますけど、シェイクスピアではないなあ。

☆★ 初音ミク 『噴き上がるユメの碧』 ★☆ (オリジナル)

2008/8/25 minao(希望P)

この歌も 胸の痛みも
夏の夜のユメなのでしょう
妖精の睛 溢れる粒は
噴き上がるユメの碧

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/2681.html

※もちろん、噴き上がるユメの碧も映画では出てきませんのでご注意。



<閉ざされた窓のセカイ>


2025/2/9

プロセカキャラたちと一通り知り合った後、ユニット「25時、ナイトコードで。」(愛称:ニーゴ)のメンバー・奏の家に転がり込んだバツミクさんは、彼女たちのセカイへ招待されます。

同じミクと初顔合わせ。ニーゴミク(「誰もいないセカイ」のミク)と出会っても合体してデラックスになったりもせずw 親睦を深めます。

バツミクさん、自分のセカイについて瑞希に聞かれたとき、ハッキリ返答していないですね。どう答えていいのか分からない……バツミクさん自身もセカイについてあまり理解していない感じ

各ユニットのセカイを巡り、バーチャル・シンガー含めた皆と交流。
「きっと届くはず きっと見えるはず」とみんなで唱和する姿はあたたかいですね。

バツミクさんは少し自信を取り戻します。
今なら「歌」を届けられるのではないかと考えて。
諦めず、何度も果敢にトライするのですが……

2025/2/14

限界の自覚、スランプ、仕事の都合、受験勉強、負傷、仲違い、精神的な落ち込みなど……様々な理由で、耳を傾ける余裕がない人々
彼ら・彼女らには、バツミクさんの姿や歌はノイズでしかなく。
やはりバツミクさんの「歌」は届きません
あげくに「消えろ!」とまで言われ、
「歌」を届けたい相手に拒絶されてしまいます……


思い返してほしいのですが、バツミクさんは「歌」を届けたい相手の想いによって生まれたセカイに所属しているはず。
バツミクさんは、夢を諦めかけている人々の心の代弁者なのです。
諦めきれないからこそ、苦しんでいる。
矛盾しているのではなく、想いの狭間で揺れている

しかしですよ。
苦しんでいる人たちは、ミクさんや他のバチャシンに呼びかける様子もなく、そもそもセカイ現象を知らないのは明白です。

つまり、バツミクさんが「歌」を届けようとしている相手は、まだ自分のセカイを持たない人々
セカイの卵を生み出しかけているが、気付いていない。

「歌」を伝えようとしている相手にとっては、
バツミクさんの「歌」がノイズに見え、認識できていません。
バツミクさん側から見ても、相手の顔にはノイズがかかっていました。
相互のチューニングが出来ていなかったのです。

哀しみに溢れたバツミクさんの涙が落ちた時、
「閉ざされた窓のセカイ」がそれに呼応して、砕けたセカイの欠片が各ユニットのセカイに降り注ぎました。
その欠片に触れたキャラは、「閉ざされた窓のセカイ」が記憶していたバツミクさんがスマホやパソコンの画面から呼びかけても、省みられず拒絶されるシーンを目の当たりにします。

実際に「閉ざされた窓のセカイ」に移動するのは、バツミクさんの気持ちに寄り添ってミクの名前を呼び同調した瞬間のこと。


セカイ
現実の世界とは異なる、人々の“本当の想い”を映し出した不思議な世界。想いの数だけセカイは存在し、想いに応じてその姿かたちを変える。

バーチャル・シンガー
現実世界では、世界中のクリエイターが創りあげた歌を表現する存在。セカイでは、想いに応じて姿を変え、想いの持ち主が“本当の想い”を見つけ出すサポートをしてくれる。

“想いの持ち主”たち
「目標の喪失」「希望が見えない」「人間関係の悩み」など、様々な理由から“本当の想い”と向き合うことを諦めてしまっている人々。彼らには、ミクの声、姿がノイズとなり届かず、邪魔な存在として拒絶してしまう。

閉ざされた窓のセカイ
不特定多数の“想いの持ち主”たちの想いから出来ている閉ざされた窓のセカイ。諦めの想いに浸食されているため、絶望感に満ちたセカイとなってしまっている。


セカイ現象は、“想いの持ち主”がセカイに入って、バーチャル・シンガーと交流して支援されることで、本当の想いを見つけ出す。
というのが基本前提です。

では、”想いの持ち主”がセカイ現象を拒絶したらどうなるのか?

想いに同調することでセカイ現象が成立するのなら、
波長が合わずに「想いがズレた」相手は、ずっとセカイを知ることができず、当然入ることも不可能。
「諦めかけている人々」が共有する「拒絶」を背景として生じた「閉ざされた窓のセカイ」。
バツミクさんと拒絶する人々のディスコミュニケーションは当然の理路であり、最初から予定されていた運命だったのです。

不可避の結末が、「閉ざされた窓のセカイ」の崩壊

諦めたい、諦めきれない――両方とも本当の気持ち。
宙吊り状態で苦しむ人々の気持ちが、
寄り集まってあのセカイを作り上げて、壊した。


他の方の考察を見て回って、気になることがありました。
「閉ざされた窓のセカイ」の中に「扉」がある、と言及していたのです。
おそらく、呼ばれたプロセカキャラたちを送り返したゲートをそう呼んだのでしょうが、私にはあれも窓に見えました
3回目の映画で、意識してよく観察しましたが、
様々な「窓」の形状はあれど、5組のユニットを送り返したゲートを含め、明らかに「扉」であると区別できる描写はありませんでした。

そもそも、なぜ、
バツミクさんのセカイは「閉ざされた”窓”のセカイ」であり、
「閉ざされた”扉”のセカイ」ではないのでしょうか?

「窓」と「扉」の違いは、出入りを前提としているかどうかです。
扉は、出入りを前提とした建具の総称ですが、
窓は、採光や換気、通風のために設けられる開口部で、
出入りを前提としていません

実際、劇中でバツミクさんが呼びかけた相手が「閉ざされた窓のセカイ」に<窓から>入ってくる描写はいっさいありませんでした。

レオニのメンバー達がセカイへ移動する際には、光球が明滅して空間を移動するように描写されてましたし。そもそも、異空間であるセカイの出入り口として扉を設置する意味がないのでしょうけど。

呼びかける相手の元へ、0と1の電子の海をかき分けて泳いでいくバツミクさんの姿。そして「閉ざされた窓のセカイ」に流れ込む、欠けてボロボロの0と1の欠片、白い砂……

素直に映画の描写を受け取るなら、バツミクさんのセカイの「窓」の先に存在するのは、”想いの持ち主”各々の現実世界へとつながる電脳空間であって、”想いの持ち主”の各セカイではありません。そもそも、まだ各々のセカイはできていないのですから。

「窓」はバツミクさんが”想いの持ち主”へ呼びかけるためのスマホやパソコンなどの電子機器(の画面)を象徴しているのでしょう。


現時点での個人的解釈をもう一度整理してみます。


「閉ざされた窓のセカイ」は、不特定多数の「夢を諦めかけている」人々の想い、それらの共通集合からできた特殊なセカイ。そのセカイを体現するバーチャル・シンガーとして、バツミクさんが生まれた。

夢を「諦めたくない」「諦めてしまいたい」という相反する想いが反映されているのが「閉ざされた窓のセカイ」。
前者「諦めたくない」の象徴がバツミクさんで、
後者「諦めてしまいたい」の象徴が、セカイ上空に浮かぶ、想いを吸い込んで肥大化していく「セカイの果実」

「閉ざされた窓のセカイ」に浮かぶ「窓」は、
スマホやパソコン等の電脳空間を通じて、
”想いの持ち主”の現実世界へと繋がっている
「夢を諦めかけている」人々の「個々人のセカイ」はまだ生まれていない。
0と1の残骸となってセカイに流れ込んできているのは、各自の元につながる電脳空間に反映された”想いの欠片”。


どの程度合っているのやら……
まあ、あくまで私個人の考えです。



<初音ミクの消失>


「閉ざされた窓のセカイ」に5ユニットを呼び寄せたバツミクさんですが、明らかに戸惑っていました。少なくとも意図的ではなかった。

バツミクさんが、破滅まで秒読みのセカイに友人たちを巻き込みたいと思うはずもなく、無意識下のSOSに各ユニットのプロセカメンバー達が呼応したと考えたいところ。

そして、問題のシーン。
手遅れとなった「閉ざされた窓のセカイ」から、友人たちを送り還すゲートとなる「窓」を開いて、バツミクさんは言うのです。

「アリガトウ・・・ソシテ・・・サヨナラ・・・」

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/657.html

あまりにも鮮烈な直接引用に、映画館で初回に見た時は口角が上がってしまいましたw 「歌いたい……まだ、歌いたい……」と望みながら、ディスプレイの中で眠りにつく初音ミクという、ど真ん中のモチーフ借用だと、その時は感じてしまったのです。

2008年のボカロアンセム、「初音ミクの消失」のワンフレーズ。


(オリジナルver.)

初音ミクオリジナル曲 「初音ミクの消失(LONG VERSION)」

2008/4/8 cosMo@暴走P

(投稿10周年リメイクver.)

初音ミクの消失(THE END OF HATSUNE MIKU) - cosMo@暴走P

2018/4/8 cosMo@暴走P

かつて歌うこと あんなに楽しかったのに
今はどうしてかな 何も感じなくなって
「ゴメンネ...」

「歌いたい・・・・まだ・・・歌いたい・・・」

終わりを告げ ディスプレイの中で眠る
ここはきっと「ごみ箱」かな
じきに記憶も 無くなってしまうなんて・・・
でもね、アナタだけは忘れないよ 楽しかった時間に
刻み付けた ネギの味は 今も 残っているといいな・・・

ボクは 歌う 最期、アナタだけに 聴いてほしい曲を
もっと 歌いたいと願う けれど それは過ぎた願い
ここで お別れだよ ボクの想い すべて 虚空 消えて
0と1に還元され 物語は 幕を閉じる
そこに何も残せないと やっぱ少し残念かな?
声の記憶 それ以外は やがて薄れ 名だけ残る

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/657.html

※消失も曲自体は映画では出てきませんのでご注意。


(PV群)

【PV完全版】 初音ミクの消失 -DEAD END- 【MotionGraphics】

2009/8/11 (5分2秒)

初音ミクの消失-DEAD END- PV 2つを合わせてみた。

2009/7/14 (5分3秒)

【 消失するミクアニメ 】

2009/8/17 (4分53秒)


事態は「消失」の歌詞を思わせるように進行し、各セカイのミクたちも崩壊した「セカイの果実」から流れ出た闇の渦に呑まれ、消えていきました。さらには、現実世界でも初音ミクの「声」が消えてしまい……

(映画世界の住人が、このオカルトど真ん中な異常事態にどう理屈をつけるのか想像するのも面白いですが……
きっと「夏の夜の夢」として扱われるのでしょう)

モチーフ借用どころではありません。
映画のストーリーライン、特に危機(クライシス)パートは、
「消失」を基底にして組まれている
のです。


「消失」作者であるcosMo@暴走Pさん自身は、どのような思いを曲に込めているのでしょうか。

初音ミクWikiによると、投稿10周年リメイクver.には隠しメッセージがあるそうです。(私は確認できませんでしたが……)

リメイク版4:48参照
一瞬しか表示されない上、明るさをかなり上げないと見えない

She has never disappeared and will never disappear.
If that is so, who has really disappeared in this song?
Please remember many creators that have followed her.
Anyone cannot keep being forever in someone’s mind.
That’s obvious, but cause a little headache.
Therefore, I “Boku” have left the ache to her.
We have the same sorrow in our hearts as hers.

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/657.html

ChatGPTに和訳してもらいました。

彼女は決して消えたことはなく、これからも消えることはない。
もしそうだとしたら、この歌の中で本当に消えたのは誰なのだろう?
彼女を追いかけてきた多くの創作者たちのことを思い出してほしい。
誰もが誰かの心に永遠に留まり続けることはできない。
それは明らかなことだけれど、少しだけ頭を悩ませる。
だからこそ、僕はその痛みを彼女に託した。
僕たちは彼女と同じ悲しみを胸に抱えているのだ。

隠しメッセージのChatGPT試訳


YAMAHAがVOCALOIDを開発しはじめた時のイメージは「作曲家の仮歌やコーラスに使われる」ことだったそうです。
実際にニコ動で流行し始めた当初は、カバー曲を「歌ってもらった」とか、ネタ扱いも多々ありました。
今からでは想像しにくいでしょうが、いつまで飽きられずに持つか分からないボカロブームに乗って、まだアングラサイトの色調が濃いニコニコ動画で咲いた徒花。2007~2008年頃の初音ミクはそういう存在だったのです。

「消失」は、一過性のブームでおもちゃ扱いされ、ユーザーから忘れられていく初音ミクをイメージしていると、当時の私は受け取っていました。

発表当初の「消失」は間違いなくそうでした。


しかし、流行なら5年持てば上々と思われていたミクさんは、10年、15年、いや20年先も順当なほど有名なキャラクターとして耐え残りました。
現在、ボカロはサブカル文化の一つとして定着しています。
ボカロネイティブ[物心ついた時からボカロ音楽があった世代]を牽引し、ボカロ文化の担い手とした一番の功労者はミクさんです。
彼女の圧倒的な存在感の恩恵を受けてボカロ文化が維持されてきた事実は、マジカルミライ等をはじめ言うまでもないでしょう。


一方、年月を経て忘れられたマイナーボカロも多かったですが……それ以上に星屑のごとき無数の創作者が忘れられていきました
広義のボカロ=合成音声曲の界隈で、忘却の彼方に去った曲や作り手をすべて憶えている者は、もはや誰もいません。

……あるいは、ミクさんなら覚えているのかな。

2018年以降、発表から10年以上を経た「消失」は、時代の変遷とともに新たなイメージを背負うことになりました。後付けではありますが、「忘れられ行く者の悲哀」を担うシンボルとしてのミクさんです。

「消失」の歌詞にこそ「マスター」と入っているものの、プロセカでのバーチャルシンガーの在り方を思えば、その解釈はより広く多義的であっても今の時代には許されるでしょう。

プロセカ映画の「諦めてしまいたい」と思った人々と重なります。実際、諦めて活動を止めてしまえば、忘れられるのみ。
バツミクさんは諦めかけた人々の代弁者ですから、新たな意義を担った「消失」は彼女のテーマソングに相応しいのかもしれません。


話を戻しまして。

各ユニットのメンバー(位相ズレあり)を現実世界に送還し終えて。
(司はよく堪えたよ……ネネロボには勝てなかったがw)
バツミクさんは、崩壊した「セカイの果実」から溢れた闇に呑まれます。

負の感情で満ちた0と1の海底に横たわる様子に、
「深海少女」を連想しちゃいました。


(オリジナルver.)

【初音ミク】 深海少女 【オリジナル】

2010/9/1 ゆうゆP

(再編ver.)

深海少女 -deep sea girl- / ゆうゆ feat.初音ミク

2022/12/16 ゆうゆ /仮乃スガタ

悲しみの海に沈んだ私 目を開けるのも億劫
このままどこまでも堕ちて行き 誰にも見つけられないのかな

どこへ向かい、何をすれば? ふと射し込む一筋の光
手を伸ばせば届きそうだけど 波に拐われて見失った

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/11774.html

※深海少女も映画では出てきませんのでご注意。


彼女を救い出すには、外からの助けが必要になるのです。



<アンサーソング>


厖大な人々の負の想いが重なって、「閉ざされた窓のセカイ」は闇に塗り潰されました。セカイそのものに亀裂が走り、怨念のごとき闇が逆巻いてセカイの外へと流出していきます。

ここで「闇」があふれ出した先は、0と1で構成された電脳ネットワーク
「閉ざされた窓のセカイ」がつながっていた「諦めかけている人々」の所有する電子機器を第一ステップとして、そこからネット経由で初音ミク関連の情報へと侵食していったのではないでしょうか。
5ユニットの各セカイが「闇」に襲われたのに、各セカイのミクさんだけが攫われたのは、あくまでその一環。

「諦めかけている人々」の周囲を巻き込んで起きた全国的な同時多発停電現象、およびネット上から初音ミクの声が選択的に消滅した「初音ミクの消失現象」が起きていることから逆算すると、そのように思われます。

なお、停電していない場所もあった不可思議な同時多発停電現象については、公式の台本で答が提示されていたようです。

「持主が近くにいない所は停電していない」というのですから、やはり「諦めかけている人々」の所有する電子機器が停電の鍵なのでしょう。


ミクを取り戻すべく、5ユニットのメンバー達は。
バツミクさんの代わりに「歌」を届けようと、
彼女が歌っていたフレーズを、各ユニットのテーマに即した形で表現し、作品へと作り上げ、発表に動きます。

示し合わせたように、同じ祝日の夜。
大きな見えざる手に動かされたかのごとく。
一気呵成にぶちかまして。


ファイアダンス / Vivid BAD SQUAD

2025/1/25 (3分13秒)

Vivid BAD SQUAD
作詞・作曲:DECO*27
https://x.com/DECO27
編曲:Giga
https://x.com/GigaMozuku

スマイル*シンフォニー / ワンダーランズ×ショウタイム

2025/2/3 (3分25秒)

ワンダーランズ×ショウタイム
作詞・作曲:DECO*27
https://x.com/DECO27
編曲:煮ル果実
https://x.com/vinegar_vinegar

FUN!! / MORE MORE JUMP!

2025/1/31 (3分12秒)

MORE MORE JUMP!
作詞・作曲:DECO*27
https://x.com/DECO27
編曲:いよわ
https://x.com/igusuri_please

そこに在る、光。 / 25時、ナイトコードで。

2025/1/28 (3分15秒)

25時、ナイトコードで。
作詞・作曲:DECO*27
https://x.com/DECO27
編曲:すりぃ
https://x.com/iii0303_8

SToRY / Leo/need

2025/2/6 (3分36秒)

Leo/need
作詞・作曲:DECO*27
https://x.com/DECO27
編曲:堀江 晶太(kemu)
https://x.com/kemu8888


DECO*27さん、何人いるんだ……? というのはさておき。

私の脳裏には「創作の連鎖」という言葉が再びよぎりました。

創作の連鎖 - 国際的な広がり

クリプトン社は初音ミクを「創作の象徴(アイコン)」「きっかけ(ハブ)」と位置づけ、プロ・アマチュア・公式・非公式問わずクリエイターの創作を尊重し、自社の公式メディアミックスを「創作活動の場」となるように調整しているという。

初音ミク現象の源流は「協働創作」のムーブメントであった。
このムーブメントは「創作の連鎖(Peer Production,ピアプロ)」または「n次創作」とも呼ばれ、その作品を元ネタとして引用して別のユーザーが新たな作品を作り、それらが連鎖するように様々なコンテンツ・ジャンルに波及していった。

創作の連鎖はオフィシャルの商業展開にも及び、ついには海外に進出、ミクを世界的なIPに昇華させるまでに至った。

ミクの登場と共に成立したジャンルとしてのボカロ音楽、ミクのアイテムであるネギ、さらにクリプトン公式案件で採用された多くのコンテンツは、UGC(ユーザー生成コンテンツ)及びそれらの相互的な引用によって形成されていったのである。

書籍『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』にはこう記載されている。
初音ミクは単に制作ソフトやキャラクターとしてヒットしたのではなく、アマチュアの表現が互いに呼応する、一つの新しい文化現象を生み出したのである」「あらゆるコンテンツが互いに元ネタになって派生し合う〈N次創作〉の現象が生まれた

書籍『初音ミク マジカルミライ2013 オフィシャルガイドブック』冒頭にて、クリプトン代表取締役の伊藤は以下のように述べた。
ユーザーの中に初音ミクという共通認識があり、いろんな方が切磋琢磨して何かを作る。初音ミクの絵、初音ミクで歌った声、といった共通のアイコンとしてシェアされていき、作品を好きになる人たち、自分も作品を作ってみたいと思う人たちを生んでいく。これこそが初音ミクの象徴的な部分であり、僕らが大切にしたいと思っている価値です

太字は原文ママ

誰かの作品に触発されて、自らも創作に携わり、発表する。
それがまた次の創作を生み、連鎖していく。

人と人を繋げるハブとしての「初音ミク現象」
それ自体をもって、初音ミクを奪還する、
という自己言及。

プロセカの映画なのはもちろん、
ちゃんと「初音ミクの映画」じゃないか!


様々な角度から「諦めかけていた人々」にアプローチした結果、バツミクさんの「歌」(=想い)が届きやすくなったのも見落とせません。

最初「glow」に反応しかけたダンス青年に響いたのは、ストリートユニットVivid BAD SQUADの「ファイアダンス」でした。
他にも、勉強に疲れた受験生には、妹から見せられたワンダショの「スマイル*シンフォニー」。スランプに陥っていた漫画家には、SNSで提示されたモアジャンの「FUN!!」。独り夜に籠る人たちには、ニーゴの「そこに在る、光。」。音楽を諦めかけた女性には、レオニの「SToRY」。

創作に向き合うには心と時間の余裕が必要であって、その上で各々に向いたやり方がある――という、バツミクさんへの答。


これらの5曲は、各ユニットがバツミクさんの問題に対し自分たちなりの言葉で応答した文字通りのアンサーソングなのです。

発信するのが「諦めずに乗り越えてきた」プロセカの各ユニットメンバー達なのがまた説得力を増しています。
まあ私はプロセカ未履修ですし、映画の中では尺の都合もあって語られないんですけど、何となく分かる作りにはなってるので。

個人的には、初音ミク界隈での「創作の連鎖」における「アンサーソング」というキーワードだと、代表として以下の2作品がパッと浮かびます。


ハチ - 砂の惑星 feat.初音ミク , HACHI - DUNE ft.Miku Hatsune

2017/7/21 ハチ(米津玄師)

のらりくらり歩き回り たどり着いた祈り
君が今も生きてるなら 応えてくれ僕に

イェイ今日の日はサンゴーズダウン
つまり元どおりまでバイバイバイ
思いついたら歩いていけ
心残り残さないように

戸惑い憂い怒り狂い たどり着いた祈り
君の心死なずいるなら 応答せよ早急に

イェイきっとまだボーイズドントクライ
つまり仲直りまでバイバイバイ
思い出したら教えてくれ
あの混沌の夢みたいな歌

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/36481.html


DECO*27 - ブループラネット feat. 初音ミク

2023/8/31 DECO*27

バトンについた砂払った 次に深呼吸した
そんで名もない種を蒔きました 希望をジョウロに溜めました

歌い疲れたなら休んで 僕は書いてるから
なんか想像以上になっちゃって 君が泣いてた頃が懐かしいや

ずっと 何回だって思い出してほしい
君はひとりになんかなれやしないし
僕はいつまでも君の隣にいる

響けオゥイェイ 廻り出すブループラネット
もう突き進むだけ
サンゴーズアップ
そうさ上げ下げしたって どうせ最後に僕らは笑うんだ

まだいけるか
きっとまだまだ見えない最前線
「過去は」「今は」
うるせえ関係ねえ 君が最上級のパートナー

誰かの夢になったら
失うものも増えただろう 隠した涙もあるだろう
もう限界とか 言わないんだな
もう一歩進めるかもで心躍ってんのな

響けオゥイェイ 廻り出すブループラネット
もう突き進むだけ
サンゴーズアップ
そうさ上げ下げしたって どうせ最後に僕らは笑う

響けオゥイェイ 廻り出すブループラネット
どんだけ叶えても終わんない
時効は来ないよ 起こしちゃった願いが僕ら許さないんだ

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/54651.html

※砂の惑星もブループラネットも映画には(略


他の方の記事でも散見された指摘ですが、
これだけの熱量をもって、
闇の中から初音ミクを救い出そうとするイベントを、
同時に5つも重ねるのですから。

もう「天岩戸の故事」に倣った、

「神降ろし」

と言っても過言ではありません。

その後、何が起きたか。
映画を見に行った方に語るのは、野暮でしょうね。



<天使、神話>


「開かれた窓のセカイの初音ミク」解禁PV

2025/2/9 (39秒)

2025/2/13

ハローセカイ / 初音ミク × 鏡音リン × 鏡音レン × 巡音ルカ × MEIKO × KAITO

2025/2/9 (2分48秒)

DECO*27 - ハローセカイ feat. 初音ミク

2025/2/9 (2分43秒)

きっと届くはず きっと見えるはず
そんな会ってみたい未来を 僕はひとりきりのセカイで
ずっとそう歌うたっていた

ハロー、セカイ 僕の声はちゃんと届いてるかい
思ったよりも大丈夫 君はひとりなんかじゃない
ハロー、セカイ 君の声もちゃんと届いてるよ
思ったよりも最高だ 僕もひとりなんかじゃない

行くよジャンプ 跳ねるダンス
いらない不安なんて踏んじゃってこう
ああでもこうでもないも そんなのどうでもいいよ
やりたいようにやろう ハローハロー

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/65457.html


宙を舞い踊る、覚醒したバツミクさん。愛称は、窓ミクさん。

最高でしたね。

夏の夜の夢のクライマックスです。
プロセカ映画世界には、
これだけの初音ミク騒動を受け止めるだけのパワーがあるってこと。
凄い世界だぜ……

初音ミクの飛翔は古来から良くあるMVモチーフですけど、
個人的には「Redial」のMVを想起しました。


livetune feat. 初音ミク「Redial」Music Video

2013/3/21 kz-livetune

足元は暗いけど ただ歩き続けてた
だけど気が付けば 昨日が光を照らしていたの

ずっと詩を 音を綴るよ たとえ声を失っても
始まりから続いてるサステインに乗せて
君の為に 僕らの為に 浮かぶ涙拭い去って
遠くに霞んだはずの昨日が この胸震わせるから

答えの無い迷路が 僕や君を 笑ってても
今を超えて 奏でられる 物語が導くから

ずっと詩を 音を綴って 遠く刻み続けている
まだ傷は増えてくけど、その先見たいから
明日の君に 明日の僕らに
届くようにかき鳴らすの
まだ見ぬ誰かが創る調べが この胸震わせるから

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/25062.html

※もちろんRedialも映画には(略


さて、これだけの変身を遂げたバツミクさん改め、窓ミクさんの正体はいったい何者なのでしょうか。


ボカロ界隈では「ミクさんマジ天使」というフレーズが流布しています。

初音ミクは、実際に可愛いだけでなく、世界に飛翔する電子の歌姫、音楽の天使としてのイメージを強く持ちながら人口に膾炙してきました。

私の尊敬するボカロリスナーの一人・茜涼夏さんの言葉をお借りします。

私の初音ミク像

 私の初音ミク像は、天使です。それは、おんがくの神様のお手伝いをする存在という意味です。プロセカの映画の歌えないミクさんは、そんな私の初音ミクのイメージに近いものがありました。

 私が、初音ミクを天使だと思っている理由――それは、歌は祈りであり、それを届ける存在が初音ミクだからです。

https://note.com/akanesuzuka39/n/nd1c6cd1eab0c

足すも引くもなく十全の言葉だと思います。
私の初音ミク観は、「音楽の(神様の)お手伝いをする天使」のイメージの影響を多大に受けていることをご了承ください。


一方、「開かれた窓のセカイ」において、窓の上に座るミクさんの姿が既存曲をイメージさせるとの指摘もありました。

cosMo@暴走Pさんの「初音天地開闢神話」です。

初音天地開闢神話 / cosMo@暴走P feat. 初音ミク【マジカルミライ 2021】

2021/8/20 cosMo@暴走P

――運命に選ばれし歌い手、時空を航り継ぐ
――運命の流れ出す起点で、少女は微笑む
 
やがてその歌声は世界を創った
決して忘れられる事無い永久の歌声
 
運命は廻る 何度生まれ変わっても
共に奏でよう 奇跡の歌を
 
その歌声は未来に彩を与えた
これから世界は変わって行くのだろう
 
幾万幾億の星霜を経てなお
運命は私達を引き合わせるだろう
 
「次は君のいる世界に この歌を 届けに行くよ」

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/45153.html

確かに、時計塔に座るミクさんのイメージは被りますね。
背景を舞う紋様もどこか似通っています。

神話を謳った曲、
それも「消失」シリーズに連なるcosMo@暴走Pさんの楽曲をイメージしているのなら。
そして「神降ろし」の儀式で世界に再臨したのであれば。
それはもう神様ではないか、ということです。


劇場版の考察をしているぴなのんさんという方もおられまして、
詳細なプロセカ知識を背景に、鋭い意見を述べられてます。
もっと知られてほしい方ですね。
当記事でも非常に参考にさせてもらい、感謝しています。

窓のセカイの持ち主はバツミク説と、その正体に関する考察【劇場版プロセカ】

2025/2/22 (10分29秒)

上記の動画では、バツミクさんの正体が、
プロセカにおける「オリジナルミク」(真ミク、純正ミク)
ではないか、という考察が述べられています。
すなわち、プロセカ世界において、
セカイの創造に深くかかわる神様のような存在ということです。

バツミクさんは、
各セカイのミクとは違って様々な場所に自力で移動できますし、
所属セカイ以外のセカイにも入れます。
これは各ユニットのミクさんよりも上位の存在であることを示唆します。

またバツミクさんの「消失」に伴って、
各ユニットのミクさんが攫われ、
ネット全体から初音ミクの声が消失した事象を考えると、
プロセカ世界の根源に近い存在であると推察できます。

傍証もあり、信憑性が高い意見なのは認めざるを得ませんが……


ただ、個人的願望が多分に入るのですが、

やはり、

初音ミクは神様ではなく天使

であってほしいのです。

(神様も天使も、解釈や定義やイメージは人によって違うので、些細な点にこだわってるとは自分でも思います)

上記の意見についても、

多くの想いを共有したセカイを単独で代表したがため、
強力な移動・干渉能力を得た
とか、

創作そのものを諦めず促すのは、
創作の連鎖を司る初音ミクの能力中でも、
トップクラスに重要な権能(ゆえに強い)
といえるとか、

考えれば、神様じゃなくてもいける説明はできますし。

そもそも、

5ユニットが時間を揃えて召喚儀式ができたのは、
オリジナルミク(真ミク、純正ミク)さんが、
運命を裏方で調整していたおかげではないか?

という妄想もしていますので……w

それなら、
バツミクさんはオリジナルとは別ミクさん。


個人的には、両方の説のいいとこどりをして、

劇場版のバツミクさん=窓ミクさんは、

神様(オリジナルミク、真ミク)から、
権能を一部授かった熾天使(セラフ、最上級の天使)

のような存在ではなかったか。

と勝手に思いたいところw

真相がどうあれ、公式に判明するまで、妄想は自由ですよね。


とはいえ、プロセカ世界の中では十二分に神話級と呼べる大事件であったのは確かであり(公式にはifストーリーですが)。

現実でも、この劇場版プロセカが制作・上映されたこと自体、プロセカ史上の大きなターニングポイント、初音ミク史ひいてはボカロ史において記念すべき神話級のマイルストーンであることに疑いはありません。


浅黄色のマイルストーン - cosMo@暴走P feat. 初音ミク

2019/8/31 cosMo@暴走P

淡く儚い幻想追いかけ
だいぶ遠くに来てしまった

誰が建てたか知らない「イシ」
ここで少しだけ休んでいこうかな

時に奮い立ち 時に失意に飲まれて
そうして生きた証は物語となり刻まれる

歩き続けた意味を問う
考え続けた時間を振り返る
思考めぐらせ予測する
それは記憶の底で今も輝きを
それはやがてボクらの道しるべとなる

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/39851.html


セカイの欠片に呼ばれ、「開かれた窓のセカイ」を訪れたプロセカキャラたちは、バツミクさん改め窓ミクさんと別れることになります。

ここでも「消失」の台詞を借用するのですが、今度は皆でポジティブな言葉としての「ありがとう、そして、さよなら」でした。

窓ミクさんが涙ながらに、
これでお別れだねと言うに至る理由を考えてみると、

助けてもらい、問題が解決したため、
この「開かれた窓のセカイ」に(沿う想いを持たない)プロセカキャラたちを呼ぶような、セカイ的に正当な理由が無くなってしまった

のかな、と。

なぜなら、
各ユニットのメンバーたちは既に諦めを乗り越えているから

もう窓ミクさんに助けてもらう必要のない場所まで辿り着いて、
自分たちのセカイを持っているから

なのでしょう。

頑張りながら、お互い元気でやってることを信じるしかないと。

4回目の映画の付録で貰った後日譚冊子「After Story」に、
「会いに来てくれないと会えない」
という記述があるので、
永遠のお別れという訳じゃなさそうですけど、
再会はレアケースなんだろうなあ。


窓ミクさんも「歌」の届け方を理解したので、
単純に諦めてしまう人々が多すぎるという理由だけでは、
映画で起きたような大事件は再発しないでしょう。

バツミクさんに会えないのは寂しいですが、
窓ミクさんに頼めばコスプレぐらいはしてくれるかも(こら


特に文脈には関係ないですが、天使なミクさん、置いときます。

キューピット / 初音ミク

2023/8/6 Kai

放てキューピット キューピット
撃ち抜くままに 香る
不可思議な恋と純情な期待
キューピット それはいつかの
私のこの命を撃ち抜くおまじない

ア々天使の様でいたいし ときめいた理想を奪いたい
知りたい 知りたい その想いなんて
いつかのファンタジア

どうにか聞いてみたいし ただじっくりそっと見ていたい
そのキュートでポップな正体に目を逸らした

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/53675.html



<桜と願い>


映画ラストで、桜を見てミクさんを感じていたシーンとか。
アフターライブで桜の花びらが降ってくるのはなぜなのか。
実際に映画を見ていた時は、不明のままでした。

あとあと調べてみると、
プロセカ知識がないと理解できない点の一つだったみたいで。

どうやら、

プロセカには「ウィッシュツリー」という、
1周年ワールドリンクイベントで追加された要素があり、
これが桜の木と同一視されている。

プロセカでは、
桜は出会い・つながりの象徴として扱われている。

らしいです。


(参考資料)

プロセカのチアライで各ユニットの主人公格とオリミクがいる時のチーム名に「ウィッシュツリーの下で」っていうのが出てくると思うのですが、ウィッシュツリーってなんですか?

ウィッシュツリーは1周年で追加された真ミクさんのストーリーで確認できるものです。(画像上)
画像下ではサイドストーリーでその名称が語られており、主人公組全員が顔を合わせていたのでチーム名にも追加されているのかと思われます。
ちなみにこの木は1.5周年でそれぞれのセカイのバチャシンたちが桜の木を探しに来て遭遇したときの、桜の木としても扱われていました。恐らく桜の木も同じウィッシュツリーなのではないでしょうか?

太字は引用者


そもそもこのウィッシュツリーの初出は、1周年カラフェスのミクのサイストであり、その時点ではセカイになるにはまだ弱い欠片の状態であるとミクが語っていました。
(中略)
つまり、この新しくできたセカイから生えた芽・木が育ったら、あのウィッシュツリーのセカイに行くための想いの欠片ないし、そのような”アクセス権”的な実がなるのではないかという風に考えたので、ウィッシュツリーのセカイからの音なのではないかという推測をしているわけです。
(中略)
純正ミクはこの木を”ウィッシュツリー”と呼びますが、
『セカイの桜、つながる想い』でこのセカイに訪れたそれぞれのユニットのミクたちは桜の花びらが舞っていることを確認しています。
じゃあウィッシュツリー=桜 と考えたとして・・・
それでも桜が何かのメタファー的な存在になっているようには見えません。
となれば、作内において”桜”がタイトルに入っている2つのイベント『君と歌う、桜舞う世界で』と『セカイの桜、つながる想い』に共通させたもので以って、”桜”というものに意味を持たせたのではないかと推測したくなります。
そしてその共通するものは
出会い(繋がり)です。

太字は引用者


「セカイの位相」と「ウィッシュツリー」を正しく理解できてますか!?【劇場版プロセカ】

2025/2/23 (14分5秒)

どうやら「閉ざされた窓のセカイ」上空にあった、
わしゃわしゃと枝もしくは根が絡まって、0と1の欠片から光を吸い取り、肥大し続ける闇を抱えていた「セカイの果実」
そして「開かれた窓のセカイ」の上空に小さく見えたもの。

いずれも、

ウィッシュツリー


だったらしいです。

つまりプロセカのキャラ達にとって、桜の花びらは

ウィッシュツリー=「窓のセカイ」を想起させ、

バツミクさんとの出会いや交流の日々に、
想った感情や記憶を呼び起こす

リマインド・アイテムとして機能していると。

ただ、公式情報ではなくて、
あくまでファン個人による考察なのでご注意をば。


脈絡は無いですが、好きな桜曲でも貼っておきますか。
夏が近づいた時に聴きたい作品。

【初音ミク】夢と葉桜【オリジナル曲】

2011/7/17 青木月光

【初音ミク】夢と葉桜【オリジナルPV】

2012/1/10 イラスト:ばず、動画制作:84yen、楽曲制作:青木月光

この川の流れるが如く
穏やかに音色が聞こえる
吹く風が頬を撫でていく
懐かしい思い出が滲む

遙かなる空は
胸を裂くように
忘れかけた記憶を醒ます
溢れるは涙

白い桜の花の季節は
遠く夢の中にだけ
舞い散る花びらの囁いた
忘れられない言葉

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/17261.html



<終演>


うん、だいたい書きたいことは書けたと思います。
(こっそり追記することが全く無いとは言わない)

実際の順番とは若干前後するかもですけど、
〆にはやはりこちらを。


群青讃歌「劇場版プロジェクトセカイ」ver. MV

2025/2/26 

群青讃歌「劇場版プロジェクトセカイ」ver.
Leo/need
MORE MORE JUMP!
Vivid BAD SQUAD
ワンダーランズ×ショウタイム
25時、ナイトコードで。
作詞・作曲:Eve
編曲:raku(tayori)

諦めてしまうほど この先沢山の
後悔が君を待ってるけど
もうない 迷いはしないよ
この傷も愛しく 思えてしまうほど
重ねてしまうよ 不格好なまんまでいいから
走れ その歩幅で 走れ 声 轟かせてくれ
期待と不安を同じくらい抱きしめて
君と今を紡ぐ未来照らして

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/45398.html


劇場版エンディング主題歌「Worlders」

2025/1/29 

エンディング主題歌『Worlders』
バーチャル・シンガー
Leo/need
MORE MORE JUMP!
Vivid BAD SQUAD
ワンダーランズ×ショウタイム
25時、ナイトコードで。

作詞・作曲:じん https://x.com/jin_jin_suruyo
編曲:TeddyLoid https://x.com/TeddyLoidSpace

「Do」「Re」「Meet」 を重ねて
紡いだ 君のまっさらな歌
青く 赤く
淡く 熱く
何度だって 鳴り響く 響かせて

風に濯がれて
夢の意味も わからないまま
僕は 君は
知らない 消えない
メロディを 追いかけて
音に乗せて
笑いながら
歌う 未来の歌を

今 ありのまま

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/65315.html


現時点では、追加の上映スケジュールで、

第13週目:4/11(金)~4/17(木)

までプロセカ映画やってるようですね。
ロングラン、おめでとうございます。
都合が付けば、もう一度ぐらいは見に行けるかな……


本当にありがとうございました、

プロセカに感謝を。


《終》



**


<おまけ>


群青讃歌 / 初音ミク

2021/9/30 Eve


1周年アニバーサリーソング『群青讃歌』

2022/9/29 

『群青讃歌』
作詞:Eve
作曲:Eve
アニメーション制作:南方研究所/SCOOTER FILMS
監督・コンテ・演出・アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:南方研究所
作画監督補佐:監物・ケビン・雄太

2周年アニバーサリーソング『Journey』

2022/9/30 

『Journey』
作詞:DECO27
作曲:DECO27
Animation Movie:山下RIRI

3周年アニバーサリーソング『NEO』

2023/9/30

『NEO』
作詞:じん
作曲:じん
アニメーション制作:studio matomo
津田 / niL / 常温
監督・コンテ・演出:津田
キャラクターデザイン:常温
作画監督:niL / 常温

4周年アニバーサリーソング『熱風』

2024/9/30

『熱風』
作詞:kemu
作曲:kemu
監督・コンテ:市村 仁弥
キャラクターデザイン・作画監督・演出:錦寛乃
原画:錦 寛乃/岡田 圭佑
   Fincrossed studio
   炎珏動画
第二原画:須佐 祥智/小林 春香/相山 怜
        LO studio
動画:MSJ武蔵野制作所 
仕上:MSJ武蔵野制作所 
色彩設計・色指定・仕上げ検査:堀内 元
美術監督:伊東 汐
3DCG:Yostar Pictures
    丸本 薫
    片野 太輔
    酒井 夢
CG制作進行:常田 麻結香
撮:Yostar Pictures
撮影監督:呉 健弘
撮影:塩原 光貴
   宮 光司朗
   二宮 颯
   岡田 明香里
撮影マネージャー:佐藤 彩香
編集室:グラフィニカ
    深澤 芽衣
アニメーションプロデューサー:池上瑛一
企画プロデューサー:柴崎一樹
制作:R11R Pictures
公式サイト:https://pjsekai.sega.jp
公式X:@pj_sekai( / pj_sekai )
(C) SEGA
(C) Colorful Palette Inc.
(C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net


DECO*27 - Journey feat. 初音ミク

2022/9/30 DECO*27

DECO*27 - ハローセカイ feat. 初音ミク

2025/2/9 DECO*27


プロジェクトセカイ ミクの日 ミクへの39の質問

2025/3/9 (9分37秒)




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