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ドラゴンフライの止まる力

昨日、街で「ドラゴンフライ」という名前の施設を見つけた。英語は得意だけど、知らない言葉はやっぱり気になる。調べてみると、「dragonfly=とんぼ」だって。なるほど、dragonとflyがくっついた言葉なんだ。龍と蝿……面白い組み合わせだ。

昔、とんぼは「勝ち虫」と呼ばれた。前にしか進まないから戦で好まれ、甲冑にも使われたらしい。仮面ライダーのデザインにも、もしかしたらトンボが影響しているかも……いやバッタかな。でも戦うイメージなら、やっぱりトンボの方がしっくりくる。

僕が思うトンボの強さは、前に進む力よりも「止まっているとき」にこそある。止まり木に止まるのもいいけれど、空中で静止して飛んでいる瞬間には、ただただ感動してしまう。腕立てでもシンクロでもパントマイムでも、止まることの方が難しいし、エネルギーも必要だ。

僕自身も、いつでも飛び出せる準備はしている。でもそれは、ただ走るだけではなく、空中で静止して力を溜めるように、「止まること」「見つめること」「微笑むこと」にも価値を置いている。じっとしているからこそ、次に動く力がより強くなる。止まることで見える景色、感じるエネルギーがある。

昨日は一日中、ドラゴンフライを起点にそんなことをぼーっと考えていた。飛ぶ準備はできている。けれど、止まることもまた、強さの証なのだ。

ところで、トンボって空中で止まれるのに、僕はまだ空中で止まれない。腕立てしながら空中で静止……想像しただけで筋肉が泣く。でも、その想像こそ、次に飛ぶための準備なんだと思う。

みなさんは、最近じっと「止まる」瞬間を持っていますか?

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