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〔講義001〕アドラー『人生に革命が起きる100の言葉』[シェッツェン大学|蹴球学部|心理学科]

本講義では、
アルフレッド・アドラーの言葉を
一つ取り上げ、
その本文の要約と
実生活への落とし込みを
考えてみます。
アドラーが本当に伝えたかったことを
サッカーでもたとえていきます。
それでは、講義をはじめましょう。

すべてあなたが決めたこと
ー自己決定性について
001/人生が困難なのではない。
あなたが人生を困難にしているのだ。
人生は、きわめてシンプルである。

『人生に革命が起きる100の言葉』


【要約】

現在の人生を決めているのは
「運命」や「過去」のトラウマではなく、
自分自身の考え方である。

【サッカー例え】

小野伸二といえば、
何をイメージするだろうか?
神トラップに柔らかいボールタッチ…
若手の頃に負った大怪我を
連想する人もいるだろう。
小野伸二は「あのときの怪我がなければ…」
と言われるのが嫌だと語っていた。
良いこと・悪いことすべてひっくるめて
自分の人生だということを
小野は理解しているのだろう。

《実生活での教訓》

人生で思い通りにならない出来事や、悔しかった過去、誰かからの批判や評価…。
私たちは、ついそれらを理由に行動を止めてしまいがちです。

しかし、アドラーの言葉が示す通り、
「人生が困難なのではなく、自分が困難にしてしまっている」
のだとすれば、
今日からできる最初の一歩はとてもシンプルです。

“過去”ではなく、“いまの自分の選択”に意識を向けること。

ミスした試合を悔やむより、
次のプレーで何をするかに集中する選手が成長するのと同じように、
私たちの日常でも、昨日できなかった自分よりも、
今日どう行動するかが未来を変えていきます。

完璧である必要も、特別である必要もありません。
小さくても、自分の力で選んだ行動を積み重ねる。
それが、人生を前に進める唯一の方法です。

■ おわりに

過去は変えられませんが、
未来はこれからの選択次第でいくらでも変えられます。

アドラーが言う「人生はシンプル」という言葉の意味は、
今日の一歩だけに集中すればいい
という優しさでもあるのだと思います。

明日をつくるのは、
いつだって“いまの自分”です。

【了】

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