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sirasagijyousyu
ホツマツタヱ考(38)鬼門はウツロヰのすみか
最近は、日本に大災難が起きるという噂が流布されているためか、鬼門の話がよく出てくる様になってきています。
そもそも、ホツマツタヱでは鬼門はウツロヰという自然神が守っています。
1年は365日ですが、1月を30日とした時に12ヶ月で360日です。残りが5日ですが、この残りの5日に鬼(悪霊)がこの世に忍び込むと考えられていて、その鬼から世を守り封じる役目をウツロヰが担っているのです。(5日とは12月29・30日、1月6・14日、5月30日のことです)
ウツロヰは、もともとは地震や雷、嵐といった自然災害の神で、もともとはアメミオヤが地球を作った時に馬として乗り回していた神です。
ところが、天照神の孫のニニキネ様が即位される時の新しい宮の垣に、雷を落として壊してしまいました。
それを知った天照神は怒ってウツロヰを神の座から消そうとされました。(結構天照神様キレやすい・・・)
ニニキネ様はそれを執りなして、祠をつくり東北を守る様にと言われて、それ以来東北に封じられています。
『鳴神の 主 東北守 ウツロヰの 大将君 とぞ 年宣りに やしろ賜わる』21文
そのおかげで、ニニキネ様は当時野っ原だった京都の開拓がうまくいき、今の様に繁栄したのです。(ニニキネ様の讃え名がワケイカヅチというのはウツロヰの雷を火と水に分けて、京都に豊かな水を引いたことが由来です)
また、ときどき人間にちょっかいを出しにでてきたりする、なんとも雲のような自由な神様ですが、災害から日本を守っています。
『もしも 地搖り 鳴神の 騒る障りの あらん時 東北の一木を 居社に ヱトの六十日に 守り余る』22文
『ヤナヰカクロヒ 空 守る ウツロヰの神 現れば たとえ鳴神 地搖るも 厳技なして 鎮むべし』22文
